2009年12月10日

Perseusv21h

ペルセウスの新しいソフトがリリースされた。

早速Wndows7に入れて、あれこれいたずらをしている最中だ。いろいろ機能が増えるのはいいことだが、それだけビギナーには使い勝手が悪くなることも。

今回のバージョンアップでは、一台のパソコンで、複数のPERSEUSが使えるようになったことから、ドライバーが全く新しくなっている。したがってソフトの更新だけでなく、ドライバいも新たに入れないとファイルの再生機になってしまう。

まだ十分使っていないので分からない点もあるが、スペクトラムの表示にいくつかボタンが追加され、これは便利だ。

ダウンコンバーターが使えるようになったのもうれしい。今迄だって40MHz以下は使えたが、これはあまり意味が無かった。今回はV・UHF帯のコンバーターが使えるようになった。というよりも40MHz以上の周波数表示が可能になったことだろう。
これについてはまた改めて。

最大の変更点は、おそらく同時に複数のPERSEUSが動かせることではないか。今までは本体の数だけPCも必要だが、この21hバージョンでは、何台でも同時使用が可能だ。

これまでパラレルチェックに2台使っていたPCが一台で済むことになる。それと処理能力の差から、音声の遅れに差が生じていたが、同じPCで処理することから、理論的に差がなくなるのではないか。

そこで実際に、同時受信をしてみたが、今までのように微妙なずれもまったく感じない。しかも複数台数の同時録音も試したが、全く問題なく出来た。保存先を違うフォルダーにすることは勿論、同じ場所でも問題なく出来る。

複数台数使えるということは、一台で受信、後は録音したファイルを同時再生も出来、今回の新バージョンはまことに結構。まだタイマー録音は試していないが、2台同時で、さてどうなるか。

3台まで同時につないだが、ここまで来ると、CPUの稼働率がぐんと増え、受信帯域幅を低くしないと何となくぎこちない。

2台同時使用と同時録音で周波数チェックがより楽になった。


  
Posted by Hiroshi at 17:42Comments(0)受信機

2009年12月10日

SOH on 7490kHz

12月9日の日替わりSOH、受信状態も悪く、1230と1400の放送は相変わらず確認できない。

1530の放送も、何回か聞きなおし7490kHzで放送しているのが分かった。しかし2300はこれまたどこへ出てきたのかつかめない。

December 9 SOH
1530-1600 7490kHz
2200-2230 7525kHz
2300-2330

XYZさんの情報で、チベット放送の終了後、4920kHzで火竜ジャミングが時々出ていたとのことだ。
4845kHzのDRMも留守録をしていないので聞いていないが、丁度、送信機のメンテナンスが終わった日でもある。
たまたま、4920kHzがテスト電波を出していたのではないか。音源が無くいつも利用できる火竜ジャミングをつい出してしまったとも思える。  
Posted by Hiroshi at 13:40Comments(0)Taiwan/China

2009年12月10日

CRI Jinhua 831 tx. site

CRI日本語放送を始め、多くの周波数が長期間止まっているJinhua 831台の送信機、予定では9日まで止まると予告している。

すでに11月下旬からは、無変調キャリアーだけの出ている時間がある。もともと停波予告の無い周波数で、1600の7435kHzや、2200の7430kHzなど連日音声が出ていない周波数が散見される。

12月8日2200UTC現在、停波している周波数は:
7220 1500-1557 Japanese
7305 2200-2257 Chinese
7325 1100-1357 Japanese
7410 1400-1457 Japanese
7435 1800-1857 Italian
15160 0100-0457 Chinese/Cantonese
15170 0500-0657 Cantonese/Chinese

そして9日は、1500の7220kHz、1800の7435kHz、2200の7305kHzにも強力なキャリアーだけが出てきた。送信機は順調よく稼動しているが、音声が出ていない。
しかし2300の9695kHzにも別送信機からキャリアーだけを出しており、CRI日本語放送が、浮き沈みしている。日本語の9695kHzは2357に停波、強力なキャリアーだけはその後も出続けている。0003'48"に停波した。

メンテナンスが終わった送信機のテストをしているようだ。12月10日0100になってもまだ15160kHzは止まったままである。  more
Posted by Hiroshi at 10:34Comments(0)Taiwan/China

2009年12月10日

12月9日「しおかぜ」

9日は台湾送信波どれも弱いようだ。RTIの日本語9735kHzさえ何となく弱弱しい。

1300の9655kHz「日本の風」は全く音にならない、それだけ信号が弱い。31mb全体が既に落ち込んでいる。当然この後の9950kHzも聞こえるのはジャミングだけ。

1400の5985kHz「しおかぜ」は英語番組だ、しかしジャミングに押しつぶされている。6003kHzのVOHが完全に消されていることを思えばまだましかも。

1430は、日本政府の放送だ、この放送の必要性は言うまでもない、今も囚われている日本人を取り戻すために、その手助けをしているわけだ。それにしても国会議員の一部が、事件解決に消極的な態度でいるのが許せん。
水曜日の放送は拉致問題インフォメーションで始まった。横浜での写真展の話題、10日からの人権週間にちなんだ話題など。ニュース解説、拉致問題解説、そして今週の一曲は沢田研二「時の過ぎ行くままに」。
この番組は1333からと同じで、短縮バージョンのため1454に終了した、後はキャリアーのみが1455まで。





  
Posted by Hiroshi at 00:34Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年12月09日

AMラジオが聞こえない

9日の朝日新聞の記事に、マンションでAMラジオが聞きにくいという記事が載っていた。

こんなこと以前から分かりきったことを何故今頃という気がする。それこそ一昔前頃までは、共聴アンテナにAMアンテナも混合するのが当たり前という時代もあった。

しかしFM放送のエアーチェックという言葉が消えたように、中波放送は鉄筋の建物では聞こえないのが当たり前ということになってしまった。

いまさらTVアンテナと混合したところで、外部アンテナで聴くラジオなんてごく限られてしまうから、設計段階で、既にAMアンテナは全く考慮されなくなった。

そこでまた一世を風靡した、電子ループでも登場させたい気持ちだ。住環境はますますノイズに埋もれていく時代、クリーンな環境といいながら、直接目に触れないことは悪化するばかりだ。
12月9日の朝日コムから参考のため引用。

ラジオ聞こえにくいマンション、高さより構造が原因?
 AMラジオが聞こえにくいという声が住民から出た大阪市中央区の超高層マンション(54階建て、高さ209メートル)で8日、原因を探る調査があった。「高さが影響しているのでは」との見立てははずれ、階層に関係なく聞こえにくいことがわかり、最近主流の建物の構造が影響している可能性が浮かんだ。

 防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さん(58)が「大地震などの災害時に情報源となるラジオが聞こえないのは問題」として調査した。各階のエレベーターホールと、29階と48階の共有スペースで電波の強さと受信感度を調べた結果、屋上では全局はっきりと聞こえたが、エレベーターホールでは各階とも在阪民放は聞き取れなかった。共有スペースではベランダで受信できても室内では雑音しか聞こえなかった。NHKはどこでも受信できた。

 鉄筋コンクリートはAMの電波を通しにくいという。住民の苦情を受け、このマンションを訪れたことのある民放局の技術担当者は「柱がベランダに張り出した最近主流のアウトフレーム構造の影響で、電波がより手前で遮られてしまうのかもしれない」と話す。NHKより周波数が高い民放の電波は、障害物による影響を受けやすいという。

 また、日本民間放送連盟ラジオ受信環境ワーキンググループの主査で、ニッポン放送の三浦洋技術局長は「都心では様々なノイズが集積している。ハイテク家電など室内にもノイズが増え、電波に影響している」という。

 渡辺さんは「阪神大震災では、聞き慣れたパーソナリティーの声で励まされた被災者も多かった。共聴アンテナなどの対策が必要だ」と指摘。東京での本格的な調査も検討している。
  
Posted by Hiroshi at 21:33Comments(0)受信機

2009年12月09日

WJHR SSB

WJHR局にFCCがSSB免許を許可したというニュースは既に、この6月に出ていた。
DXLDなどによれば、8日にこのSSB放送が受信された。周波数は15550kHzとのこと。

1430頃から聞こえたようだが、時間的に日本では無理だろうな。しかしAMではなくSSBということから可能性はあるだろう。これ、短波放送の新局という事なのだろう。

終段4K50R3Aの50kW出力、16.24dBのクワッドアンテナ、送信ビーム5度、送信幅64度、打上角11度と発表されている。http://www.fcc.gov/ib/sand/neg/hf_web/WJHR.txt

The U.S. Federal Communications Commission has granted a Construction Permit
(CP) for a new HF International Broadcast Station in the state of Florida.

This station requested authority to broadcast exclusively in SSB, not AM. FCC
rules permit such stations to use AM, SSB or DRM, but this appears to be the
first to actually propose SSB operation.

A CP is required to build the station. After it is constructed and demonstrated
that it can operate in compliance with FCC rules, the station may apply for a
regular license to replace the CP.

The permittee is Mr. George Mock of Milton, FL, doing business as Hill Radio
International. The station is expected to be named WJHR and will broadcast
religious programming.
  
Posted by Hiroshi at 10:23Comments(0)Americas

2009年12月09日

SOH on 7530kHz

日替わり周波数のSOHを連日チェックしている。
やはり1230の13.8MHzと1400の11.5MHz付近の周波数は、この時期厳しいものがある。全く聞こえない。

7.5MHzの周波数は何とか聞こえるようだ。
これ以外の12.7MHzも相変わらず、周波数の切り替え訓練をさせられているようだ。8400、9000、11300kHzはひょっとして本当に24時間出ているのではないか。2200を過ぎると、これらの周波数で中国語と火竜ジャミングの競演が聞こえ出す。

December 8, 12.7MHz firedrake
0105-0116 12720kHz
0117-0200 12720
0205-0300 12720
0305-0411 12720
0413-0500 12700
0505-0511 12700
0511-0600 12710
0605-0613 12710
0613-0700 12770 0647-0700 12690
0705-0712 12770 0705-0717 12690
0720-0800 12770
0805-0900 12790
0905-0935 12790

December 8 SOH
1530-1600 7495kHz (Deewa R.co ch)
2200-2230 7530kHz (2216-firedrake)
2300-2330 7520kHz  
Posted by Hiroshi at 08:23Comments(0)Taiwan/China

2009年12月09日

12月8日ふるさとの風

7日から放送時間と周波数が変更された朝鮮語番組「日本の風」、今日8日はかなり良好である。まだジャミングのない分より聞きやすい。

それに引き換え、1333の「ふるさとの風」9950kHzは今一状態が悪い。7日よりは内容が聞き取れるだけまし。同じ台湾送信でも、9735kHzのRTI日本語は強力である。また9960kHzのFamily Radioも強い。送信ビームの違いがはっきり出ているのがよく分かる。

1400の「しおかぜ」、5985kHzは中国語番組だ。ジャミングは僅かに出ているが、いつに無く強力に聞こえている。6003kHzのジャミングよりも、この5985kHzに出ているジャミングの影響を強く受けている。

1430の「ふるさとの風」は、昨日7日はなしのつぶてだったが、8日は忘れずに出てきた。日本の歌「七つの子」で始まった。
ふるさとの声は拉致被害者松木薫さんへのメッセージ、家族、親友からの呼びかけが放送された。歌は1968年のヒット曲ザ・タイガースの「花の首飾り」。11月8日、14日、20日、26日、12月2日と同じ内容である。

1500の9690kHz、9880kHz同様強い、ジャミングの影響は全く無い。拉致問題解説、ニュース解説、今週の一曲は北島三郎の「与作」、この時間はフルバージョンで、1300の放送と同じ内容である。朝鮮語番組は一週間同じ番組。

1530の9965kHzもそれなりに、ジャミングが弱く聞きやすい。この時間、7590kHzの「北朝鮮改革放送」朝鮮語放送も強力に聞こえている。

1700の9780kHzも良好な受信が出来ている。ジャミングは全く感じない。

花咲く 娘たちは 花咲く 野辺で
ひな菊の 花の首飾り
やさしく編んでいた
おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけておくれよ
あなたの腕が からみつくように
花つむ 娘たちは
日暮れの 森の 湖に浮かぶ
白鳥に 姿をかえていた

おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけて下さい
はかない声で 白鳥は云った
涙の白鳥に
花の首飾り かけた時
嘆く白鳥は 娘になりました
おお 愛のしるし 花の首飾り
おお 愛のしるし 花の首飾り


  
Posted by Hiroshi at 01:03Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年12月08日

ノイズ対策の薀蓄

ラジオ受信にノイズはつきもの、それでは困るわけで何とかノイズを減らそうと試行錯誤している人は多いようだ。

幸い当方は、そのためにわざわざノイズのない場所へ移り住んだほどで、一筋縄ではいかないようだ。大げさに言えば、生活を取るかラジオを取るかの二者択一になる。

最近では地デジの実態調査のため、高齢者宅へお邪魔する機会もあるが、ラジオも持参してその話題も時にはする。よくマンション住まいの人から、最近PLCと思われるノイズが出ているというのを見たりする。

PLCについては過去何回も書いてきたように、それなりのノイズは出しているが、まだ仕事などで伺った場所で、このノイズに遭遇したことは無い。PLC機器の出荷台数から見て、これと出会う機会はきわめて低い。宝くじの特賞に当たる確立かも。

一番多いのは、やはり電気器具から出るノイズが圧倒的だ。ダントツはCRTのテレビなど、そしてプラズマテレビ。そして今は少なくなったと思われるVHSビデオデッキ、時計表示だけでも激しいノイズを出している。

更に問題なのは、携帯電話の充電器、コンセントに差しているだけでも立派な雑音発生器になっている。またガス給湯器も、使っていなくてもノイズ発生器である。

ノイズ対策はまず自宅の何から出ているかをチェックすることから始まる。これにはまず、配電盤のブレーカーを、各回路ごとに、一つずつ落とすことが第一。最後には全部落とし、停電状態にすること。

よく、コンセントから、コードを抜いて調べるということもするが、これでは十分ではない、複数の機器が干渉して出ていることもあるからだ。

これでノイズがなくなるか、少しでも変化があれば、どれから出ているかの特定が出来る。ある特定の周波数帯に出るノイズの殆んどはこうした電気機器から。PLCのノイズが、本当に短波放送受信の障害になるのなら、ほぼ短波帯全域に一定間隔のパルスノイズが出ている。

しかしこれをやって自宅からは出てないことが判明したらどうするか。一番可能性が高いのは、マンションの構造にもよるが、上下階よりも、両隣のケースが多い。いずれにしてもどこの何から出ているのか特定することが重要だ。

街頭の切れかかった蛍光灯から出ているなんて言うのはしょっちゅうである。日常、近隣との人付き合いがノイズを減らす最大の特効薬である。

パソコンからのノイズは、今ではノートに関してはまず問題ない。しいて言えば、ACアダプターからのノイズだ。これとて、屋外のアンテナから受信するのであれば影響は無視できる。多いのはディスクトップの電源からのパルスノイズ、これには、バイパスコンデンサーとフィルターを電源ユニット内に追加、退治した。

PERSEUSのACアダプターは確かに低い周波数帯でノイズが出ているが、全く影響は無い。これをトランス式にするくらいなら、むしろパソコンの電源をそれにしたほうが、はるかに得策である。  
Posted by Hiroshi at 18:58Comments(0)受信機

2009年12月08日

Malaysia 9750kHz

昔からこの9750kHzには、マレーシアが出ていることになっている。

ところが実際に聞いてみても他局などの混信でよく分からない。そこでマレーシアだけが出ている時間を狙うしかない。そんな時間があるのか、よく調べてみると、毎週火曜日の0600からは内蒙古が停波している。そして0655に「海外安全情報」が始まるまでの僅か55分間だけは、聞こえる可能性がある。

PERSEUSに任せるのもいいが、パラレルのチェックをするにはやはりリアルタイムで無いとできない。そこでまず受信を優先して、8日の0600から9750kHzをチェック。

15295kHzは英語放送が良好に聞こえている。これなら9750kHzも聞こえるだろうと思いきや、さにあらず。キャリアーは出ているが今一弱い、それでも0630頃から完全には同期が取れてないが、15295kHzよりもコンマ5秒ほど早く同じ英語番組の出ていることが確認できた。

週一回、しかも55分間しか受信のチャンスがないというのも、まさに珍局の部類になる。0655にRadio Japanが突然始まり、完全にブロックされてしまう。
  
Posted by Hiroshi at 17:04Comments(2)Asia/Oceania