ペルセウスの新しいソフトがリリースされた。
早速Wndows7に入れて、あれこれいたずらをしている最中だ。いろいろ機能が増えるのはいいことだが、それだけビギナーには使い勝手が悪くなることも。
今回のバージョンアップでは、一台のパソコンで、複数のPERSEUSが使えるようになったことから、ドライバーが全く新しくなっている。したがってソフトの更新だけでなく、ドライバいも新たに入れないとファイルの再生機になってしまう。
まだ十分使っていないので分からない点もあるが、スペクトラムの表示にいくつかボタンが追加され、これは便利だ。
ダウンコンバーターが使えるようになったのもうれしい。今迄だって40MHz以下は使えたが、これはあまり意味が無かった。今回はV・UHF帯のコンバーターが使えるようになった。というよりも40MHz以上の周波数表示が可能になったことだろう。
これについてはまた改めて。
最大の変更点は、おそらく同時に複数のPERSEUSが動かせることではないか。今までは本体の数だけPCも必要だが、この21hバージョンでは、何台でも同時使用が可能だ。
これまでパラレルチェックに2台使っていたPCが一台で済むことになる。それと処理能力の差から、音声の遅れに差が生じていたが、同じPCで処理することから、理論的に差がなくなるのではないか。
そこで実際に、同時受信をしてみたが、今までのように微妙なずれもまったく感じない。しかも複数台数の同時録音も試したが、全く問題なく出来た。保存先を違うフォルダーにすることは勿論、同じ場所でも問題なく出来る。
複数台数使えるということは、一台で受信、後は録音したファイルを同時再生も出来、今回の新バージョンはまことに結構。まだタイマー録音は試していないが、2台同時で、さてどうなるか。
3台まで同時につないだが、ここまで来ると、CPUの稼働率がぐんと増え、受信帯域幅を低くしないと何となくぎこちない。
2台同時使用と同時録音で周波数チェックがより楽になった。