1300の「しおかぜ」は混信で聞こえない。冬至の21日は大陸からの電波が強い。7280kHzは上下5kHzの中国局が強くガザついており聞きづらい。7335kHzは同波のCNR2につぶされている。
土曜日ということで機能と同じ番組が出ていることだけはわかる。後半1330は同じく朝鮮語放送である。
1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。12045kHzも強力であるが、後半は若干衰退気味。7295kHzのジャミングも確認できない。「ふるさとの風ニュース」は11月23日、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、出席した横田早紀江さんの発言が出ている。
続いて「ふるさとの唱歌コーナー」は日本語放送のみで「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語放送はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1405の5935と6070kHzも受信状態は悪い。かろうじて聞き取りができる程度。番組は「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の7290と9685kHz、タシケント送信の7520kHzの3波すべて強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日、17日、28日、10月8日、19日、29日、11月9日、29日、12月11日と同じ内容である。