2024年12月21日

12月20日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが何とか聞こえている。当地では今日もスキップ状態。混信で受信状態は悪い。金曜日は日本語放送から、12月14日、政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、拉致被害者等御家族の方々の声を直接お聞きするとともに、有識者による北朝鮮を巡る情勢等についての講演や、若い世代の取組の紹介を通じ、多くの方々に拉致問題に対する理解を深めて、一日も早い拉致被害者の帰国実現への後押しとすることを目的として開催された。
当日参加された特定失踪者家族会幹事、山本美保さんの妹、森本美砂さんの「生の声」の訴えが出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2023年作文コンクール中学生部門特別賞の朗読である。

「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟横田拓哉さんから、2021年12月開催された日本政府主催国際シンポジウムでのメッセージである。

1300代の日本政府制作番組は7295と9705kHzが良好である。7295kHzにはジャミングが確認できるが弱く全く影響はない。12045kHzは弱く時々音になるレベルである。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7290kHzが強い、7520kHzもクリアーに聞こえている。7290kHzには同波のCNR1が混信しているが台湾送信が概ね優勢である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日、13日、24日、6月3日、14日、24日、7月4日、16日、26日、8月5日、15日、26日、9月6日、16日、26日、10月7日、18日、28日、11月8日、28日、12月10日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5955と6095kHzが聞こえている。6095kHzは6100kHzの朝鮮中央放送がLSBで出ておりかなり聞きづらい。
1300と同じ番組で日本語放送から。12月14日開催の政府主催「拉致問題に関するシンポジウム」第3部拉致被害者等御家族からの訴え・有識者講演から林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶からその一部が出ている。
内閣官房長官・拉致問題担当大臣の林芳正でございます。
本日は、この「北朝鮮 人権侵害問題 啓発週間 政府主催 拉致問題に関するシンポジウム」への御来場、また、インターネット配信でも御視聴いただいている方々も大勢いらっしゃるかと思います。誠にありがとうございます。
このシンポジウムには、御家族の皆様、そして国会議員の皆様、有識者の皆様、そして第一部・第二部に御登壇された若い世代の皆様をはじめとして全国からたくさんの皆様にお出でいただいております。改めて主催者として厚く御礼申し上げます。
昨年12月、政府主催シンポジウムの直前、今日、実は私は1年目でございますが、官房長官兼拉致問題担当大臣を拝命いたしました。御家族の皆様からそれ以来、お一人お一人の切実な思い、痛切な声を直接伺ってまいりました。この後、御家族から皆様に対しましても「生の声」を発信していただくことになっております。2002年に5人の被害者が御帰国されて以来、一人の拉致被害者の帰国も実現できていないということ、痛恨の極みであり、誠に申し訳なく思っておるところでございます。
日本政府の北朝鮮に対する基本方針、これは、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を実現すると、変わらずにこういう姿勢で来ております。とりわけその中でも拉致問題、これは、拉致被害者やその御家族の皆様が御高齢となる中で、時間的制約のある、ひとときもゆるがせにできない人道問題であるとともに、本質は国家主権の侵害であります。石破政権の最重要課題であります。
石破総理は、国会の所信表明演説等、多くの機会に、国家として、そして、自身の断固たる決意の下、拉致問題の解決に取り組んでいくと度々申されております。私自身も、その総理の下で全身全霊でこの問題の解決に向けて取り組んでまいります。

続いて、特定失踪者家族会幹事、山本美保さんの妹、森本美砂さんの訴えが出ている。救出への道コーナーは増元輝明さんから、2023年作文コンクール中学生部門特別賞の朗読である。

1630の6155kHzは強力である。1700の「ふるさとの風」は1430と同じ番組である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい