2024年12月13日

12月12日ふるさとの風

「西蔵之声」は引き続き毎日放送を行っているが、夜の放送だけで、朝の放送はB24では出ていない。
1300-1400の一時間9885kHz付近で日々周波数を変えながら放送している。すべてチベット語のようだ。後半30分は2波同じ番組が出ている。2波ともタシケント送信と推定できる。
12月12日は以下のように受信できた。

Voice of Tibet in Tibetan
1300-1304 9864
1304-1313 9874
1313-1330 9887
1330-1336 9873
1336-1400 9893

1330-1336 9864
1336-1342 9883
1342-1400 9873

1300の「しおかぜ」は相変わらず受信状態は悪い。7280と7335kHzは混信が強くほとんど聞き取りできない時もある。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045kHz以外は強力に聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、7520kHzが聞こえている。7290kHzは若干CNR1の混信が確認できるが弱く全く影響はない。7520kHzは弱くややノイジーな感じである。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに二才と一才の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日、7月6日、18日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、29日、10月9日、20日、31日、11月10日、30日と同じ内容である。

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