この夏大幅な削減が行われたVOA放送、一日わずか2時間の放送では少なすぎたのか、現在では一時間追加されている。記録を調べたところ、11月28日以降0000-0100にチベット語放送が出ているのが確認できた。
追加された時間はまだジャミングが出ていない。クリアーな受信が可能である。
VOA Tibetan, November 28 2024 ~
0000-0100 17575, 15215, 11830 add.
1400-1500 17585, 13655, 12105, 11760
1600-1700 11670, 9720, 7470
1300の「しおかぜ」は7280、7335kHzいずれも弱く全く聞き取りできない。金曜日ということで日本語放送から始まっているのは確認できた。
1430の「ふるさとの風」は9560と7520、7290kHzが良好である。7290kHzはCNR1の混信が確認できるが弱く影響はない。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日、23日、9月4日、14日、24日、10月4日、16日、26日、11月5日、16日、23日と同じ内容である。