受信記録は毎日取り続けているが、大きな変化はないようである。「しおかぜ」には引き続きジャミングは出ていない。
7日1300の「しおかぜ」は7280kHzが概ね良好である。7305kHzは同波の混信が強くほとんど聞き取りできない。今日から新しい内容である。2月19日特定失踪者問題調査会と特定失踪者家族会では「拉致問題に関する研究会」を開催した。
特定失踪者問題調査会と特定失踪者家族会では昨日2月19日、衆議院代一議員会館の多目的ホールで「拉致問題に関する研究会」を開催しました。国会議員・秘書・政党関係者を対象としたもので、全国会議員に呼びかけ、国会開会中にもかかわらず各党の現・元国会議員30人を含め秘書・政党関係者・報道関係者など約80人が参加、日程の都合で参加できず資料のみ持ち帰った人もおり100部用意した資料がほぼなくなりました。ご参加・ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
当日はまず15日に亡くなられた有本恵子さんの父有本明弘さんに黙祷を捧げた後、一昨年都庁前で開催された「『お帰り』と言うために」の集会へのビデオメッセージを放映、さらに短編映画「あなたの知らない拉致問題〜拉致問題の真相を暴き出す」を上映し、その後主催者挨拶に引き続き以下の報告が行われました。
①北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」について(幹事長村尾)
②拉致認定と特定失踪者の問題について(特定失踪者家族会竹下事務局長)
③拉致問題に関する新たな立法について(代表荒木)
④田中実さん・金田龍光さんについて(代表荒木)
その後増元照明副代表・生島馨子特定失踪者家族会幹事が訴えを行い、続いて熱心な質疑が行われました。今後さらに国会への働きかけを行っていきたいと考えています。
有本明弘さんと寺越友枝さんについて、二人の異なる対応などについての解説があった。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2024年作文コンクール入賞作品について。
北朝鮮による拉致問題は、単なる誘拐事件であるにとどまらず、その本質は国家主権の侵害です。拉致被害者やその御家族が御高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人道問題です。
日本政府は、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、政府一体となって、総力を挙げて取り組んでおります。
拉致問題の解決のためには、日本国民が心を一つにして、全ての拉致被害者 の一日も早い帰国実現への強い意思を示していくことが重要です。政府としては、拉致問題に関する啓発活動にも力を入れて取り組んでおります。
特に、これまで拉致問題に触れる機会の少なかった若い世代への啓発が重要な課題となっております。
かかる観点から、政府拉致問題対策本部では全国の中高生を対象に、拉致問題関連の映像作品や舞台劇の視聴、拉致問題関連書籍の読書等を通じて拉致問題を知ってもらい、拉致被害者やその御家族の心情を理解するとともに、拉致問題解決のために自分に何ができるのか、何をすべきかについて深く考える機会としていただくことを目的として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール2024を実施いたしました。
本作文コンクールでは、全国から応募のあった3251作品の中から、厳正なる審査の結果、最優秀賞及び優秀賞並びに特別賞を選定するとともに、本作文コンクールに積極的に参加している学校を団体賞として選定いたしました。
最優秀賞及び優秀賞の入賞者には横田めぐみさんの拉致現場を視察いただき、令和6年12月14日に行われた表彰式では最優秀賞入賞者から視察時の感想を発表していただきました。
この度、入賞作品を文集にしましたので、是非、御一読いただけますと幸甚です。
令和7年2月 政府拉致問題対策本部
「日本政府からご家族の声」は曽我よしみさんへ、娘ひとみさんからのメッセージである。2021年10月、川崎市民の集いで収録されたものである。