1300の「しおかぜ」は5935と6085kHzが良好である。5935kHzの混信も今日は弱いようだ。6085kHzにはジャミングと思われるノイズが確認できるが、これも弱く影響はない。金曜日は日本語放送から、「日本海にかける橋」である。先週と同じ番組である。
最初に韓国の大統領逮捕について、尹大統領を逮捕、拘束延長 支持者らソウル裁判所に乱入と目まぐるしく沿道している韓国の情勢などのニュース。続いて、アメリカのトランプ大統領就任について。
北朝鮮の統一問題に関して。2023年12月末、北朝鮮「平和統一」の前提放棄、金正恩朝鮮労働党総書記は、対韓国政策の根本的転換を明言し、同じ民族同士が平和的に南北統一するという金日成主席以来、半世紀にわたって掲げてきた大前提を捨てる立場を示した。韓国当局は、北朝鮮が2024年に軍事的行動やテロの形で対韓強硬策を行動に移す事態を警戒している。
現在、朝鮮半島に最も敵対的な2つの国家が併存していることは誰も否定できない。金正恩氏は12月26~30日の党中央委員会拡大総会でこう述べ、韓国は政権交代しても「自由民主主義体制下の統一」基調は変わらなかった批判した。北朝鮮はもともと統一するなどという意思はなかったのではないか。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2023年度作文コンクールから特別賞「悲劇で終わらせてはならない」宇都宮短期大学附属高等学校2年北辰奏子さんの作品が読み上げられている。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。あとはいつもと同じで、日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
1300代の日本語と朝鮮語放送は9705と7295kHzが強力である。12045kHzは弱く全く聞こえない。地域差はあるようで、北米や、北欧では強力に受信できている。更にジャミングも確認できる。
ジャミングといえば、中国が最大の規模でかけているが、結構目こぼしもある。RFAのチベット語は頻繁に周波数を変更しているが、追い付いていない。4週間たっても垂れ流しが続いている。
1430の「ふるさとの風」は7520、7290、9560kHzが良好である。この時間7520kHzのタシケント送信も良好である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2024年12月の収録に更新されている。そして2023年12月の収録である。次に2020年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は先回放送の1月20日と同じ内容である。