2009年12月09日

AMラジオが聞こえない

9日の朝日新聞の記事に、マンションでAMラジオが聞きにくいという記事が載っていた。

こんなこと以前から分かりきったことを何故今頃という気がする。それこそ一昔前頃までは、共聴アンテナにAMアンテナも混合するのが当たり前という時代もあった。

しかしFM放送のエアーチェックという言葉が消えたように、中波放送は鉄筋の建物では聞こえないのが当たり前ということになってしまった。

いまさらTVアンテナと混合したところで、外部アンテナで聴くラジオなんてごく限られてしまうから、設計段階で、既にAMアンテナは全く考慮されなくなった。

そこでまた一世を風靡した、電子ループでも登場させたい気持ちだ。住環境はますますノイズに埋もれていく時代、クリーンな環境といいながら、直接目に触れないことは悪化するばかりだ。
12月9日の朝日コムから参考のため引用。

ラジオ聞こえにくいマンション、高さより構造が原因?
 AMラジオが聞こえにくいという声が住民から出た大阪市中央区の超高層マンション(54階建て、高さ209メートル)で8日、原因を探る調査があった。「高さが影響しているのでは」との見立てははずれ、階層に関係なく聞こえにくいことがわかり、最近主流の建物の構造が影響している可能性が浮かんだ。

 防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さん(58)が「大地震などの災害時に情報源となるラジオが聞こえないのは問題」として調査した。各階のエレベーターホールと、29階と48階の共有スペースで電波の強さと受信感度を調べた結果、屋上では全局はっきりと聞こえたが、エレベーターホールでは各階とも在阪民放は聞き取れなかった。共有スペースではベランダで受信できても室内では雑音しか聞こえなかった。NHKはどこでも受信できた。

 鉄筋コンクリートはAMの電波を通しにくいという。住民の苦情を受け、このマンションを訪れたことのある民放局の技術担当者は「柱がベランダに張り出した最近主流のアウトフレーム構造の影響で、電波がより手前で遮られてしまうのかもしれない」と話す。NHKより周波数が高い民放の電波は、障害物による影響を受けやすいという。

 また、日本民間放送連盟ラジオ受信環境ワーキンググループの主査で、ニッポン放送の三浦洋技術局長は「都心では様々なノイズが集積している。ハイテク家電など室内にもノイズが増え、電波に影響している」という。

 渡辺さんは「阪神大震災では、聞き慣れたパーソナリティーの声で励まされた被災者も多かった。共聴アンテナなどの対策が必要だ」と指摘。東京での本格的な調査も検討している。
  
Posted by Hiroshi at 21:33Comments(0)受信機

2009年12月09日

WJHR SSB

WJHR局にFCCがSSB免許を許可したというニュースは既に、この6月に出ていた。
DXLDなどによれば、8日にこのSSB放送が受信された。周波数は15550kHzとのこと。

1430頃から聞こえたようだが、時間的に日本では無理だろうな。しかしAMではなくSSBということから可能性はあるだろう。これ、短波放送の新局という事なのだろう。

終段4K50R3Aの50kW出力、16.24dBのクワッドアンテナ、送信ビーム5度、送信幅64度、打上角11度と発表されている。http://www.fcc.gov/ib/sand/neg/hf_web/WJHR.txt

The U.S. Federal Communications Commission has granted a Construction Permit
(CP) for a new HF International Broadcast Station in the state of Florida.

This station requested authority to broadcast exclusively in SSB, not AM. FCC
rules permit such stations to use AM, SSB or DRM, but this appears to be the
first to actually propose SSB operation.

A CP is required to build the station. After it is constructed and demonstrated
that it can operate in compliance with FCC rules, the station may apply for a
regular license to replace the CP.

The permittee is Mr. George Mock of Milton, FL, doing business as Hill Radio
International. The station is expected to be named WJHR and will broadcast
religious programming.
  
Posted by Hiroshi at 10:23Comments(0)Americas

2009年12月09日

SOH on 7530kHz

日替わり周波数のSOHを連日チェックしている。
やはり1230の13.8MHzと1400の11.5MHz付近の周波数は、この時期厳しいものがある。全く聞こえない。

7.5MHzの周波数は何とか聞こえるようだ。
これ以外の12.7MHzも相変わらず、周波数の切り替え訓練をさせられているようだ。8400、9000、11300kHzはひょっとして本当に24時間出ているのではないか。2200を過ぎると、これらの周波数で中国語と火竜ジャミングの競演が聞こえ出す。

December 8, 12.7MHz firedrake
0105-0116 12720kHz
0117-0200 12720
0205-0300 12720
0305-0411 12720
0413-0500 12700
0505-0511 12700
0511-0600 12710
0605-0613 12710
0613-0700 12770 0647-0700 12690
0705-0712 12770 0705-0717 12690
0720-0800 12770
0805-0900 12790
0905-0935 12790

December 8 SOH
1530-1600 7495kHz (Deewa R.co ch)
2200-2230 7530kHz (2216-firedrake)
2300-2330 7520kHz  
Posted by Hiroshi at 08:23Comments(0)Taiwan/China

2009年12月09日

12月8日ふるさとの風

7日から放送時間と周波数が変更された朝鮮語番組「日本の風」、今日8日はかなり良好である。まだジャミングのない分より聞きやすい。

それに引き換え、1333の「ふるさとの風」9950kHzは今一状態が悪い。7日よりは内容が聞き取れるだけまし。同じ台湾送信でも、9735kHzのRTI日本語は強力である。また9960kHzのFamily Radioも強い。送信ビームの違いがはっきり出ているのがよく分かる。

1400の「しおかぜ」、5985kHzは中国語番組だ。ジャミングは僅かに出ているが、いつに無く強力に聞こえている。6003kHzのジャミングよりも、この5985kHzに出ているジャミングの影響を強く受けている。

1430の「ふるさとの風」は、昨日7日はなしのつぶてだったが、8日は忘れずに出てきた。日本の歌「七つの子」で始まった。
ふるさとの声は拉致被害者松木薫さんへのメッセージ、家族、親友からの呼びかけが放送された。歌は1968年のヒット曲ザ・タイガースの「花の首飾り」。11月8日、14日、20日、26日、12月2日と同じ内容である。

1500の9690kHz、9880kHz同様強い、ジャミングの影響は全く無い。拉致問題解説、ニュース解説、今週の一曲は北島三郎の「与作」、この時間はフルバージョンで、1300の放送と同じ内容である。朝鮮語番組は一週間同じ番組。

1530の9965kHzもそれなりに、ジャミングが弱く聞きやすい。この時間、7590kHzの「北朝鮮改革放送」朝鮮語放送も強力に聞こえている。

1700の9780kHzも良好な受信が出来ている。ジャミングは全く感じない。

花咲く 娘たちは 花咲く 野辺で
ひな菊の 花の首飾り
やさしく編んでいた
おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけておくれよ
あなたの腕が からみつくように
花つむ 娘たちは
日暮れの 森の 湖に浮かぶ
白鳥に 姿をかえていた

おお 愛のしるし 花の首飾り
私の首に かけて下さい
はかない声で 白鳥は云った
涙の白鳥に
花の首飾り かけた時
嘆く白鳥は 娘になりました
おお 愛のしるし 花の首飾り
おお 愛のしるし 花の首飾り


  
Posted by Hiroshi at 01:03Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze