2009年12月14日

プラズマTV のノイズ

エコポイントのおかげでバカ売れしているテレビ、その多くは液晶テレビ。

まもなくプラズマテレビも姿を消すだろうが、今も市場では引っ張りだこである。これからはプラズマを追放して、液晶テレビを買うべきでしょう。

しかし中には、大画面は圧倒的にプラズマテレビのほうが画質が鮮明で、ということから売れているのも事実。この省エネが叫ばれているのに、CRT時代の大画面並みの大消費電力(42型で500W未満)のテレビが存在すること自体、おかしなことだ。

ところが問題はそれから発生するノイズ、PLCが発売された当初、テレビのネット接続にPLCが簡単最適とうたったパナソニックが、テレビの出すノイズでインターネット接続が出来ず、LANケーブルを推奨する始末だ。

プラズマテレビは文字通りプラズマを発生させているわけだから、ノイズが出て当たり前。回路的に見ても、スイッチング電源のノイズ対策は十分されており、電源からのノイズはまず短波帯には影響ない。一部がラインを伝って出ているが、これはフィルターなどである程度は軽減が出来る。

ノイズはテレビ本体から直接、電波として出ているわけで、テレビの電源を切らない限りノイズは消えない。実に厄介なプラズマテレビだ。

CRTテレビも結構ノイズは出しているが、これはフライバックトランス(高圧発生回路)からのノイズのみ。一方プラズマテレビの場合、映像処理から最後のプラズマディスプレイ部までデジタル処理回路とデジタルダイレクト駆動の為、この部分の電流の変化が大きく、これがノイズとなって直接空間に発射されている。

解決策は唯一つ、ノイズを出すために余分な電気を食うプラズマテレビを使わないこと。買って間もない人は、液晶テレビに交換しましょう!。  
Posted by Hiroshi at 22:53Comments(3)受信機

2009年12月14日

RFA tx site

公式には公開されないのがRFAの送信所。
しかし実際には、ウェブ上でいくらでも明らかになっている。一つは、一般公開されているHFCCリストに登録されていることである。

これを元に周波数リストにもその送信所を載せている。しかしIBB管轄でない、モンゴルや台湾送信はHFCCには載らない。
逆に載らないから台湾送信と分かることもある。このB09で西蔵語が7530kHzで1500-1600に出ている。今までも幾度か書いてきたが、これにはジャミングがいまだにかけられていない。監視所では7550kHzだと信じて当初からここにCNR1を出している。

1500-1600の7530kHzの送信サイトは、HFCCではERVとなっている。しかしIBBのモニタースクリプトを見るとDBとある。まあ、どちらでもかまわないが、1500台ジャミングなしで聞こえる唯一の周波数だ。

IBBのモニタリングの様子を書いたテキストファイルの一部。四川省成都にある受信所のモニター。

  
Posted by Hiroshi at 20:39Comments(0)Asia/Oceania

2009年12月14日

SOH on 14800kHz

連日チェックをしている中国からのジャミング、30年前の手法をいまだにやっている国へ何百人も引き連れていく前に、こうした違法行為を止めよと一言言ってほしい。

14日も0230台には、同時に12波もの火竜ジャミングを、SOHにだけ出している。実際にSOHと思われる放送が出ているのは最大に見ても10波以内と思われる。

最近はこのバンド外のジャミングが以前よりも強力になっているようにさえ感じる。入感状況から見ても大半は海南島に出来た新送信所から出ているのではないか。

12.7MHzに出ている周波数などその典型と見ている。この火竜ジャミングは、通常では、毎週月曜日の1700-1955にはRFAに対して、CNR1に替わって出している。

月曜日1735-1955、北京時間では火曜日のこの時間だけ24時間放送のCNR1が放送を休止するため、1700から一部の周波数から火竜ジャミングに置き換えている。
CNR1を3波かけているが、火竜ジャミングが何波出ているかは、周波数精度が上がり容易に確認できない。

また、VOAやBBCなどの中国語以外の言語に対しては、同時にかけているジャミング3波のうち少なくとも一波は、火竜ジャミングが出ている。CNR1が強くよく聞こえないことが多い。

12月14日、0200台には僅か400kHzの間に4波も火竜ジャミングを出している。まさに異常としか言いようがない。


0230に聞こえた火竜ジャミングの周波数は:
8400、9000、11300、12740、13970、14780、14800、15140、17470、17970
10970、14970

12.7MHz対の使用状況は:
0205-0331 12740
0341-0415 12770
0431-0435 12700
0437-0617 12710
0618-0725 12730

Daily special
December 14 SOH
1530-1600 7485kHz
2200-2230 7555kHz (2218-firedrake)
2300-2330 7520kHz (2317-firedrake)
  
Posted by Hiroshi at 15:18Comments(0)Taiwan/China

2009年12月14日

Burmese on 7595kHz

またまたこんな上のほうで強力な放送が聞こえだした。

何語かネ、という問い合わせで早速聞いてみた。紛れも無くビルマ語である。1358に尻切れで停波したが、RFAのビルマ語と判明。
1330からの9670kHzが聞こえなかったことから、これの変更ではないか。

その録音ファイルをチェックしたところ、1230からも出ていることが分かった。7595kHzは12月12日から使われている模様。

RFA Burmese; as of December 12, 2009
0030-0130 12115, 13710, 15700
1230-1330 7595TIN, 11795TIN, 12105IRA
1330-1400 7595TIN, 11795IRA
1330-1430 13855IRA
1400-1430 11795KWT
1630-1730 7570TIN
  
Posted by Hiroshi at 00:41Comments(0)Asia/Oceania

2009年12月14日

12月13日「しおかぜ」

13日日曜日のしおかぜは日本語番組。

11月20日に収録され、12月6日に放送された、川勝平太静岡県知事のメッセージが聞こえている。続いて、原田英之袋井市長のメッセージなどが。後半は小浜市長、川口市長のメッセージも放送された。

この時間も、ジャミングが完全にスキップしており、かなり良好な受信が出来ている。

1430の「ふるさとの風」9880kHzは強力に聞こえている。日本の歌「もみじ」、続いてふるさとの頼りは、石岡亨さん、有本恵子さんへのメッセージ。
拉致問題の解決を願って歌われる歌は、桜井純恵さんの「母恋し」、沖縄民謡で「沖縄音楽の父」と言われる作曲家・宮良長包が83年前に作曲した「母恋し」を新しくアレンジしたもの。この録音は11月30日の9780kHz。
横田夫妻を応援しようと、川崎市在住で沖縄県出身の主婦、上原紀江さんが呼びかけ、同じく川崎市在住のソプラノ歌手・桜井純恵さんが自主製作し、2007年5月にCDが発売されている。

この歌も、冬スケジュールに入ってからも毎週放送されている。10月31日、11月6日、12日、18日、24日に聞くことができた。
12月7日にも放送されたはずだが、この日9880kHzは電波が出ていなかった。12月に入って、9880kHzでは、はじめて聞くことになる。通算127週目、最後の放送になる。

1500の9690kHz、朝鮮語も強力に聞こえている。
2030の「しおかぜ」は6045kHzで聞こえている。ジャミングはスキップ気味で弱い。1400と同じ番組である。知事、市長、失踪者家族のメッセージ部分の放送を録音した。

  
Posted by Hiroshi at 00:13Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze