エコポイントのおかげでバカ売れしているテレビ、その多くは液晶テレビ。
まもなくプラズマテレビも姿を消すだろうが、今も市場では引っ張りだこである。これからはプラズマを追放して、液晶テレビを買うべきでしょう。
しかし中には、大画面は圧倒的にプラズマテレビのほうが画質が鮮明で、ということから売れているのも事実。この省エネが叫ばれているのに、CRT時代の大画面並みの大消費電力(42型で500W未満)のテレビが存在すること自体、おかしなことだ。
ところが問題はそれから発生するノイズ、PLCが発売された当初、テレビのネット接続にPLCが簡単最適とうたったパナソニックが、テレビの出すノイズでインターネット接続が出来ず、LANケーブルを推奨する始末だ。
プラズマテレビは文字通りプラズマを発生させているわけだから、ノイズが出て当たり前。回路的に見ても、スイッチング電源のノイズ対策は十分されており、電源からのノイズはまず短波帯には影響ない。一部がラインを伝って出ているが、これはフィルターなどである程度は軽減が出来る。
ノイズはテレビ本体から直接、電波として出ているわけで、テレビの電源を切らない限りノイズは消えない。実に厄介なプラズマテレビだ。
CRTテレビも結構ノイズは出しているが、これはフライバックトランス(高圧発生回路)からのノイズのみ。一方プラズマテレビの場合、映像処理から最後のプラズマディスプレイ部までデジタル処理回路とデジタルダイレクト駆動の為、この部分の電流の変化が大きく、これがノイズとなって直接空間に発射されている。
解決策は唯一つ、ノイズを出すために余分な電気を食うプラズマテレビを使わないこと。買って間もない人は、液晶テレビに交換しましょう!。
Posted by Hiroshi at 22:53│
Comments(3)
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受信機
はい、そうします。
2回オリンピックを見たからもう5年か。故障して買い換えるときは、そうします。
でも、当家ではそんなに気にならないのですが・・・・
ぼそっと、南のベランダにALAを立てたら「ノイズ」拾うだろうなあ
で、当家のは「小さい方のP社」です。
冬は暖房機の一部に、夏は「クーラー」が必要です。
PDPのノイズに関するコメントがあちこちのBBSやblogで見受けられますが、Hiroshiさんの書かれているとおりPDP-TVそのものが原理的にノイズ発生器なのですから買い替え以外にはノイズから逃げることはできないでしょうね。
最近の高輝度、HDになればなるほどノイズは増えると思います。
欧米のFCC,CE規格での規制も、日本ではVCCIというメーカー自主規制しかないわけですから無理な話です。
あるblogでは300m程離れても影響があるとのことですが、ディスプレーでは無数の小さな雷のようなものが発生しており正面からノイズが放射されているのですから屋内の壁内配線やアンテナの同軸に乗り屋外まで輻射されるのは明らかです。
うちの場合も数10m離れたご近所の103型の大型ディスプレーが稼動すると見事にノイズフロアーが上がります。また数m離れたお隣も複数台のプラズマTVがありこちらはアンテナまで直線で10数mということもあり自宅で稼動しているのとほとんど変わらない状況です。
これを止めてくださいとは言えませんので、アンテナゲインを分配器と外付けATTでギリギリまで下げて、SSB受信とナローフィルターで聴感上のS/Nを上げています。
これで聞こえないものはしょうがないとあきらめています。
Sメーターを景気良く振らせるような無駄なゲインは現在の高感度で内部ノイズの少ない受信機には必要ないと思います。
いかにノイズから逃れられるかはこれからのBCLの腕の見せ所でしょう。
ノイズフロアーがS-5であればS-5以上の局を受信すれば聞こえますのでそういった局を中心にDXの姿勢を変化させるのもこれからは必要になってくるでしょう。
先日は私のブログにコメントを戴きましてありがとうございます。
私もプラズマにやられています。
液晶に買い替えていただくのが可能ならお金出してやってみたいぐらいです。なにせマンションのすぐ上なんで、ノイズが凄いので。
しかしプラズマは本当に見栄えが綺麗なので難しいですね。
このテレビが壊れるか陳腐化するにはあと、6-7年、下手をすると10年以上かかるでしょう。私はそれまでこのノイズと付き合わなくてはならないと思います。そうすると、やはりノイズに対しての対策としてノイズキャンセラー等の技術を導入せざるをえないと思っています。ただ回路図などが見当たらず、困っています。来年はこの開発の年になりそうです。またよろしくお願いします。