2009年12月25日

SOHは2010年も継続

台湾の中央广播電台との放送契約が、2010年1月11日に切れるのを前に、CBSとの更新継続が出来たようで、従来どおり放送が続けられる見通しだ。

改めてこうしたニュースを聞くと、台湾から放送しているとは一言もSOHは言わないが、厳然とした事実として台湾海峡の激しい電波戦の実態を見ることが出来る。
力ずくで言論を封じようとしている実態を多くの日本人は知らない。どこまでも自国の主張を通す中国のしたたかさは、今回のデンマークでもよく現れていた。
一般の人が放送を聞いても中国語の大半がジャミング放送とは気付かない。こうした卑劣な工作活動を行っている国とどう付き合うのか、まず政治家に知ってほしいな。

正規に放送しているのはともかく、バンド外で10波は出ていると思われる放送は誰のために行っているのか。一般の人がこんな周波数で、スケジュールも分からないような放送を聞くわけないと思うのだが。

24日もRFA0100-0300の西蔵語に対しては、3波のジャミングのうち、一波が火竜ジャミング、あと2波がCNR1が出ている。火竜ジャミングに置き換えられたのは北京近郊から出ていると思われるCNR1である。
この時間のウイグル語には、CNR1のみで、火竜ジャミングは確認できなかった。

24日0600、0700台に聞こえた火竜ジャミングの周波数は:
8400、9000、10970、11300、11350、14430、14780、14970、17470、17970
12760



Daily special
December 25 SOH
1530-1600
2200-2230 7545kHz
2300-2330 7485kHz (2315-firedrake)

1530の周波数は確認できなかった。
2200はジャミングが出なかった。  more
Posted by Hiroshi at 16:48Comments(0)Taiwan/China

2009年12月25日

バチカンラジオ特別放送

24日はあちこちの放送からクリスマス音楽が流れている。

その中で、普段は、放送のない時間帯に、Vatican Radio中国語の放送が出ていた。ローマ法王ベネディクト16世の聖ペトロ大聖堂での降誕祭を祝う荘厳ミサの模様が、1600から中継放送されていた。

聞こえた周波数は5910と7490kHzの2波が確認できた。完全にパラレルで聞こえたことなどから本国送信と思われる。
放送は1652まで行われた。

1557からISが流れ特別放送は始まった。通常この種の放送はウェブサイトで予告されるが、見たところそれらしき案内は見当たらない。

December 24
Vatican Radio Chinese
1600-1652 5910, 7490kHz

このあと2030からは、ISもなく、7395kHzで音楽が始まった。2036にイタリア語、2038英語、2040スペイン語で、放送時間と周波数がアナウンスされていた。パラで5900kHzも聞こえていた。
2046から再び3言語によるスケジュールのアナウンスがあり、2052から中国語のアナウンスで放送が始まった。

7395kHzはこのまま続けられ、定時の2200の放送に続いた。この特別放送は2300まで行われた。

その後、イタリア語のサイトを見たところ、2050UTCからの特別放送のスケジュールが載っていた。25日は正午から、(1100UTC)恒例、聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーから、ローマと全世界に向けての祝福とメッセージ、「ウルビ・エト・オルビ」が中継されることになる。
ウルビ・エト・オルビ"Urbi et Orbi"とは、「ローマと全世界へ」の意味で、 ローマ教皇が毎年、降誕祭と復活祭に発表するメッセージのこと。

Trasmissioni Speciali
Giovedì 24 Dicembre 2009
Celebrazione Eucaristica ore 22.00

Dalla Basilica di San Pietro, Celebrazione Eucaristica presieduta dal Santo Padre Benedetto XVI in occasione del Santo Natale.
La radiocronaca avrà inizio alle ore 21.50

- in Italiano per l'Italia su kHz 5.885 OC e su kHz 1.530 OM, per la Zona di Roma su kHz 585 OM, MHz 105,0 FM e via Internet sul Canale 1

- Europa collegamento RAI

- in Francese per l'Africa occidentale su kHz 7.235 e 9.760 OC, per la zona di Roma, su MHz 93,3 FM e via Internet sul Canale 2

- in Tedesco per l'Europa centro-occid. su kHz 4.005 OC, per la zona di Roma su kHz 1.611 OM e via Internet sul Canale 3

- in Cinese per l'Asia su kHz 5.900 e 7.395 OC, per la zona di Roma, su MHz 103,8 FM e via Internet sul Canale 4

- in Spagnolo per l'America centrale su kHz 7.305 OC e per la zona di Roma su kHz 1.260 OM e via Internet sul Canale 5

- in Portoghese per l'Africa su kHz 9.530 OC

Venerdì 25 Dicembre 2009
Messaggio natalizio del Santo Padre e Benedizione "Urbi et Orbi" ore 12.00

Dalla Loggia Centrale della Basilica di San Pietro, Messaggio natalizio del Santo Padre e Benedizione "Urbi et Orbi".
La radiocronaca avrà inizio alle ore 11.50

- in Italiano per l'Italia su kHz 5.965 OC e su kHz 1.530 OM, per la Zona di Roma su kHz 585 OM, MHz 105,0 FM e via Internet sul Canale 1

- in Inglese per l'Europa occidentale su kHz 9.645 e 11.740 OC, per la zona di Roma su MHz 93,3 FM e via Internet sul Canale 2

- in Tedesco per l'Europa centro-occid. su kHz 7.250 OC, per la zona di Roma su kHz 1.611 OM e via Internet sul Canale 3

- in Francese per l'Africa occidentale su kHz 15.275 e 17.675 OC, per la zona di Roma su MHz 103,8 FM e via Internet sul Canale 4

- in Spagnolo per l'America centrale su kHz 17.600 OC e per la zona di Roma su kHz 1.260 OM e via Internet sul Canale 5

- in Portoghese per l'Africa su kHz 17.715 OC

Mercoledì 30 Dicembre 2009
Udienza Generale ore 10.30

Dall'Aula Paolo VI, Udienza Generale del Santo Padre con i pellegrini convenuti.
La radiocronaca avrà inizio alle ore 10.20

- in Italiano su kHz 5.965 OC e per la Zona di Roma su kHz 585 OM, MHz 93,3 e 105,0 FM e via Internet sul Canale 1 e Canale 2

- Modulazione Generale senza radiocronaca sempre via Internet sul Canale 3


  
Posted by Hiroshi at 02:46Comments(1)Europe

2009年12月25日

England football 26 Dec.

WRNによれば、この週末のプレミアリーグ戦の短波中継は、26日土曜日にも行われる。
当初の発表では中継の予定がなかったはず。しかし27日は、2試合が予定されていたが、1330の放送がない。さて実際には聞いてみないと分からない。

短波中継は、5800kHzがウクライナ送信の英語、6230kHzがウズベキスタン送信の中国語で、同じ試合が生中継される予定だ。

Saturday 26th December
1240-1445 Birmingham City v Chelsea
1725-1930 Liverpool v Wolverhampton Wanderers

Sunday 27th December
1325-1530 Arsenal vs Aston Villa ??
1555-1800 Hull vs Manchester United

12月24日の西蔵之声、いつものように7505kHzで火竜ジャミングと戦っている。スペクトラムを見ると、20Hzだけ火竜ジャミングが低く出ているのが分かる。
1330に突然火竜ジャミングが停波、VOTのISが流れて西蔵語に切り替わるところが確認できた。しかし2'30"後に出てきた。

Daily special
December 24 SOH
1530-1600 7485kHz (1540-firedrake)
2200-2230 7555kHz
2300-2330 7495kHz (2325-firedrake)

2200の7555kHzにはジャミングはでなかった、しかし放送も終わりクリアーチャンネルに2245から火竜ジャミングが出てきた。2300に無変調になったが、5分後に再開、2320まで続いた。
2300からの7495kHzは2325からジャミングが出てきた。  more
Posted by Hiroshi at 00:38Comments(0)Europe

2009年12月25日

しおかぜ周波数変更

23日あれほどよかった31mb、今日24日は全くの不調。

RTIとIRIBの日本語放送だけは強い。1300の9655kHzと1333の9950kHzは全く聞こえず。
そして1400からの「しおかぜ」は5985kHzではなく、5910kHzへお出ましとなった。当然ジャミングはなくクリアーに聞こえている。24日木曜日は日本語番組、特定失踪者家族からの手紙が読み上げられている。

5910kHzは一応クリアーチャンネルだが、1430開始のIRIBが早くから電波を出すことから多少の混信がある。初日の24日も既に1421'30"にIRIBが放送を始めている。

1430の「ふるさとの風」9880kHzは良好に入感してきた。懐かしい日本の歌「汽車」からスタート。続いて拉致被害者、市川修一さんと増元ルミ子さんへのメッセージ。
この後の歌は、1961年の大ヒット曲、坂本九の「上を向いて歩こう」。この放送は、10月18日、24日、30日、11月5日、11日、17日、23日、12月6日、12日、18日と同じ番組である。

1500の9690kHz朝鮮語も良好である。1530はパラオ送信の9965kHz、どうもこの時間は中身が少し違うのかもしれない、最後にかかる歌が、日替わりだ。23日は「国境の街」、残り時間が2分ほどしかなく、尻切れで、T8WHのアナウンスで終了だ。

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Posted by Hiroshi at 00:05Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze