台湾の中央广播電台との放送契約が、2010年1月11日に切れるのを前に、CBSとの更新継続が出来たようで、従来どおり放送が続けられる見通しだ。
改めてこうしたニュースを聞くと、台湾から放送しているとは一言もSOHは言わないが、厳然とした事実として台湾海峡の激しい電波戦の実態を見ることが出来る。
力ずくで言論を封じようとしている実態を多くの日本人は知らない。どこまでも自国の主張を通す中国のしたたかさは、今回のデンマークでもよく現れていた。
一般の人が放送を聞いても中国語の大半がジャミング放送とは気付かない。こうした卑劣な工作活動を行っている国とどう付き合うのか、まず政治家に知ってほしいな。
正規に放送しているのはともかく、バンド外で10波は出ていると思われる放送は誰のために行っているのか。一般の人がこんな周波数で、スケジュールも分からないような放送を聞くわけないと思うのだが。
24日もRFA0100-0300の西蔵語に対しては、3波のジャミングのうち、一波が火竜ジャミング、あと2波がCNR1が出ている。火竜ジャミングに置き換えられたのは北京近郊から出ていると思われるCNR1である。
この時間のウイグル語には、CNR1のみで、火竜ジャミングは確認できなかった。
24日0600、0700台に聞こえた火竜ジャミングの周波数は:
8400、9000、10970、11300、11350、14430、14780、14970、17470、17970
12760
Daily special
December 25 SOH
1530-1600
2200-2230 7545kHz
2300-2330 7485kHz (2315-firedrake)
1530の周波数は確認できなかった。
2200はジャミングが出なかった。