2009年11月30日

SOH on 12700/9445kHz

どうも様子のおかしい12.7MHzをワッチしているが、ハッキリしない。

29日2300、北京時間では30日0700時、12700kHzで中国語をを発見、間違いなくSOH[希望之声国際广播電台]である。そして30日、0015過ぎに突然火竜ジャミングが覆いかぶさった。

こうしてまた12.7MHz帯での周波数切り替え訓練が始まった。一つの周波数に短いときで3分ほどしか出ておらず、過去の例から見てもSOHがこれほど頻繁に周波数を変えていたことは無い。

しかも変更される範囲が、12700から12790kHzで10kHzステップである。限られた周波数範囲で何やってんだ。録音ファイルを詳しく検証したところ、火竜ジャミングのかかる1~2分前にSOHが周波数を変えていることが判明した。

しかし実際に出ては見たものの、また他の周波数へと動くためこうした騒動になっているようだ。30日の0040頃からは12720kHzにSOHが動いたが、ジャミングは3分出ただけでストップ、0050に出たものの、これまた6分後、12780kHzへと、必ずしもSOHの出ている周波数へ出るとは限らない醜態振りであることが分かった。

検証の結果一部の時間は出ていると思われるが、殆んどSOHは出ていないか、確認が取れない。やはり周波数切り替えの訓練みたいだ。毎正時はキャリアーのみになり、5分後に火竜が出てくる。0300台は12740kHzが、0500台は12730kHzが一時間以上も連続して出ていた。
0708に12710kHzが終了した後は静かになった。この後9445kHzが、0800まで出ていた。当然この間バンド内外のいたるところでも出ているわけで、SOHは同時に10波ほど出していることになる。

0015 12700kHz
0040-0043 12720
0050 12720
0056 12780
0112 12710
0119 12740
0124 12760
0127 12700
0133 12750
0212 12720
0243 12740
0412 12770
0421 12750
0429 12730
0613-0708 12710

もう一つの意味不明放送、9730と9740kHzは0000-0200は出ていたが、0700-0900は9730kHzのみが聞こえていた。

November 30 SOH
2200-2230 7545kHz (2217-firedrake)
2300-2330   
Posted by Hiroshi at 19:08Comments(0)Taiwan/China

2009年11月30日

11月29日「しおかぜ」

よく分からないのが電波伝播だ、あれほど強かった、オーストラリアからの9880kHzが、29日はジャミングに埋もれてしまった。

このジャミングよく見ると上側波帯に集中しており、LSBモードで聞くとあまり気にならない。番組は「富士のやま」で始まった。

これに先立つ1333の9950kHzは例によって入感なし。
1400の5985kHz「しおかぜ」はまあまあ聞こえている、29日土曜日は日本語番組である。

1600からの台湾送信9780kHzを期待したが、こちらも弱く芳しくない。しかしジャミングは聞こえない、これでは実用にはならない。

29日の放送は、2030の6045kHzが一番受信状態が良かったようだ、ジャミングも見当たらず、快適に日本語番組が聞こえていた。  
Posted by Hiroshi at 01:04Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年11月30日

アーセナルvsチェルシー6230kHz

29日、日曜日はアーセナル vs チェルシーの試合が中国語で短波中継される。
毎回試合が中継されるたびに書いているが、果たしてこの放送、中国でどれだけ聞かれているのか気になるところ。

日本での受信状態から推測してもかなり強力に聞こえているものと思われる。29日は1600キックオフ、6230kHzで中継される予定だ。

1555から6230kHzでライブ中継が出てきた。ノイズが全くなく、チョッと音量が低いかな、快適に聞こえている。
で、プレミアリーグ第14節の結果はオウンゴールを含め0-3、チェルシーがいわば敵地でアーセナルを粉砕した。

次回放送は12月になる。今年一杯の放送予定は:
Saturday 5th December
1500-1700 West Ham vs Manchester United
Sunday 6th December
1600-1800 Everton vs Spurs
Saturday 12th December
1730-1930 Manchester United vs Aston Villa
Sunday 13th December
1600-1800 Liverpool vs Arsenal
Saturday 19th December
1500-1700 Fulham vs Manchester United
Sunday 20th December
1600-1800 West Ham vs Chelsea
Sunday 27th December
1330-1530 Arsenal vs Aston Villa
1600-1800 Hull vs Manchester United
  
Posted by Hiroshi at 00:03Comments(0)Europe

2009年11月29日

Mongolian on 4830kHz

11月下旬から4830kHzの放送開始が一時間早く2200になっている。
他の4895と7260kHzは、29日現在も2300開始が確認できている。そして4830kHzだけが別番組で、4895と7260kHzが同じ番組を出している。
放送終了は全て1500で変化は無い。そして毎日1230-1300に放送されているVORのモンゴル語は、短波では4830kHzだけが聞こえる。4895kHzは別番組、これ以外は長波3波でVORが出ている。
ニュースなど一部番組は3波ともパラで出ている時間があることは今までと同じ。ラジオ番組の編成替えがあったのかもしれない。ということで、4895kHzは7260と同じ番組が出ていることに、すなわち4830kHzだけVORの番組を出しているということになる。

7260kHzは2006年から大相撲中継を始めている、NHKBS放送を見ながらの実況中継をやっている。2007年には3場所が中継されないこともあったが、その年の大相撲秋場所(九州場所)14日目から再開されている。
相撲中継が始まったころは、Voice of Mongoliaの海外向けアナウンスで始まる英語、ロシア語のニュースもあったが、モンゴルのロシア語が、今のようにVORから出るようになって、7260kHzで出ていたニュースはなくなった。

28日に続き、29日も大相撲九州場所千秋楽は、全ての周波数で生中継された。

Mongol Radio
4830 2200-1500 MR1
4895 2300-1500 MR2
7260 2300-0500, 0655-1500 MR2
LW: 164, 209, 227 2200-1500 MR1  
Posted by Hiroshi at 23:04Comments(0)Asia/Oceania

2009年11月29日

Voice of Tibet

ノルウェーに本部を置く西蔵亡命政府の代弁放送局「西蔵之声」、これもジャミング攻勢から逃れるために、1~2kHzずらして放送している。

ところがジャミングは5kHzステップでしか出ないため、結構よく聞こえている。しかしこの時期高い周波数は殆んど聞こえないが、7460と7510kHz付近に出没する中国語と西蔵語放送が短時間ではあるが確実に聞こえている。

半端な周波数で聞こえるのは多分DushanbeかTashkent送信と思われる。UAEとマダガスカル送信は放送中に周波数を変えることは無い。

時間別の周波数を調べてみた。
Voice of Tibet
1100-1230 Tibetan 15420 (15407-15438)
1230-1245 Chinese 15420 (15407-15438)
1230-1245 Chinese 13700 (13692-13708)
1245-1300 Tibetan 13700 (13692-13708)
1300-1315 Chinese 13700 (13692-13708)
1300-1330 Chinese 7460 (7462-7468)
1315-1330 Chinese 7510 (7503-7517)
1330-1400 Tibetan 13695uae, 17550mdg
1400-1430 Tibetan 17550mdg  
Posted by Hiroshi at 17:37Comments(0)Taiwan/China

2009年11月29日

Firedrake 12.7MHz

29日は、また12.7MHz帯が騒々しい。

頻繁に周波数の切り替え訓練をしている。27日と同じように、12700から12790kHzの間をうろちょろ、10kHz間隔で動いている。毎正時の5分間のブレーキングタイムもない、連続して出ている。9730kHzに出ているのと同じ種類になる。ということで、この12.7MHz帯にSOHの出ている兆候は見当たらない。

まるで、SARFT(the State Administration of Radio, Film, and Television)のジャミング送信所に配属された新人実地訓練みたいだ。

12MHZ以外で聞こえる火竜ジャミングには、全てSOHが出ていることが確認できている。引き続き9730と9740kHzでは火竜ジャミングとCNR1が出ている、今のところ何を妨害しているのか、目的不明である。

SOHといえば、土日は放送時間が追加されている。0900-1100には9540と11760kHzでも放送されている。当然これにもCNR1ジャミング放送が出ており、通常はこれしか聞こえないが、29日は、時々SOHのニューステーマ曲などが聞こえていた。

29日の12.7MHzの火竜ジャミングの変化を調べた。
0220 12790
0340 12700
0352 12720
0417 12760
0436 12710
0457 12790
0511 12700
0536 12750
0612 12780
0627 12740
0710 12700
0727 12710
0744 12760
0755 12740
0820 12760
0841 12790
0853 12760
0946-1038'40" 12790
これは一体何の目的でしょう、送信機のエージング?、ジャミングの出し方の実地訓練?

Daily special SOH
November 29
1530-1600 7560kHz
2200-2230 7530kHz (2208-firedrake)
2300-2330 7510kHz  
Posted by Hiroshi at 14:59Comments(0)Taiwan/China

2009年11月29日

11月28日ふるさとの風

毎週土曜日には、拉致対策本部の朝鮮語番組{日本の風」がFNK「自由北朝鮮放送」からも放送されている。
「自由北朝鮮放送」は毎日3回放送されており、いつも強力に聞くことができる。
このうち、第二部の放送1400台(7490kHz)と2000台(7530kHz)にその番組の一部が流されている。

28日1330の9950kHzは入感せず。
1400の「しおかぜ」5985kHzはジャミングの影響は無いものの信号が弱く聞き取りが困難である、土曜日は朝鮮語番組。尚報告が遅れたが、日本時間朝、2030UTCの放送は11月17日から6045kHzに変更されている。混信もなくかなりよく聞こえている。

1430の「ふるさとの風」9880kHzは感度良好、混信も全くない。番組はいつものように、日本の歌「ふるさと」から、続いて田口八重子さんへのメッセージ、拉致問題を解決するために歌われている歌は、藤井ひでりょうさんの「翼」、10月10、16、22、28日、11月3日、9日、15日、22日の放送と同じ内容である。

もしも・・・ もしも悲願(ねがい)が叶うなら
この腕を 翼に変えて
力の限り飛んでいきたい あの子のもとへ
幾年も 季節は巡り
咲く花も 川の流れも変わらねど
父も母も 老いて小さくなりました

だけど 瞼に焼き付く幼いあなたは
あの日のままで 微笑んでいる
寂しかろう辛かろう 北の彼の地は
戻れ戻れこの胸に 母の胸に

もしも・・・ もしも思慕(おもい)が届くなら
この魂(こころ)カモメに託し
絆の糸を届けて欲しい あの子のもとへ
今日もまた 星空仰ぎ
いつの日か 会えるその日を祈りつつ
合わす両手 皺もいつしか増えました

けれど 健気に生きているあなたを思えば
どんな苦労も 厭いはしない
ひもじかろう寒かろう 北の彼の地は
帰れ帰れこの腕に 父の腕に

いつか 戻る日信じて耐え抜いてるあなたを
片時だって 忘れはしない
泣きたかろう切なかろう 北の彼の地は
帰れ戻れ故郷に 家族のもとに
帰れ戻れ故郷に 家族のもとに


この曲は2007年に作られた。CDのジャケットにはこう書かれている。
  1986年4月、私は北朝鮮平壌の地を踏んだ。
 
   演奏会を終えてホテルに戻る車中からデパートが目に飛び込んできた。通訳に言った。 
 『貴国の楽器を見たいので案内して欲しい』と。帰ってきた言葉は『先生、二時間待ってください』だった。
 私は彼が忙しくて時間がとれないのであろうと思っていたが、それは大きな間違いであった。
 実はその間“お客様集め、人集め”をしていたのである。
 車中から見たデパートは確かに明かりがなく、人影もなかったはずだが、二時間後訪れた時は人の波!
 そしていつの間にか電気がついて照明が煌々と光っていた。
 何か違和感を感じた一瞬である。
 帰国後10年、発覚したのは非人道的な行為、拉致であった。
 多くの拉致被害者家族の悲痛な叫びを、私は直接この耳で聞いた。
 私は動く決心をした!その家族の方々の思いを歌に乗せて、北の地まで必ずや届けと!
 北の行為は、百万言説明しようが、弁明しようが、ゆるせない!
 許してはいけない!
 断じて許さない!
 
  北からの1日も早い帰国の実現を願って 
          藤井ひでりょう



  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年11月28日

Chinese on 6230kHz

土曜日のお楽しみ、かどうかは知らないが、28日もEngland footballが中国語で生中継される予定。

先週は6230kHzではなく、6275kHzで中継された。さて今日はどこへ出てくるか、これを探すのも短波放送を聞く楽しみの一つかも。1500キックオフ。
Saturday 28th November
1500-1700 Portsmouth vs Manchester United

予定通り6230kHzで中継が始まった。先週よりは若干いい状態、結構フェージングが強い。


29日はこの試合が中継される予定。
Sunday 29th November
1600-1800 Arsenal vs Chelsea  
Posted by Hiroshi at 21:01Comments(0)Russia/CIS

2009年11月28日

Firedrake on 9730kHz

引き続き目的不明放送が出ている。

昨日27日は12.7MHzのあちこちで暴れまくっていた火竜ジャミングが、28日は至っておとなしい。どうしたのだろう、もう周波数切り替えの工作員向けの訓練が済んだのかもしれない。

28日は0430から12700kHzにジャミングが出てきたが、4時間以上たっても止まることなく送信機のエージングを続けているようだ。5分間のブレーキングタイムもない。

9730はいつものように、0000-0200と0700-0900に火竜ジャミングとCNR1を2波出している。9740kHzはCNR1のみが出ている。
9730kHzは音質も悪い、そして12分シフトの火竜とミックスしているようにも聞こえる。ことによったら、これら3波が出ているかもしれない。さてはジャミングの出し方の実地訓練か。

火竜ジャミングはVOAの西蔵語にもCNR1の2波と共にかけられている。
15300kHzは、28日はR.Japanが出てきてもジャミングが止まらず、中国語を妨害していた。

0730現在聞こえる火竜ジャミングは:
8400、9000、10210、11300、12700、17470

12分シフトの火竜ジャミングは:
9730、17970

Radio Japanが出ていても、中国ジャミングのおでましだ~い。


Daily special SOH
November 28
1530-1600 7485kHz
2200-2230 7540kHz (2216-firedrake)
2300-2330 7520kHz (2315-firedrake)

2300の放送は7520kHzへ殴りこみをかけてきた。Radio Fardaと喧嘩をしようというわけか。クリアーチャンネルへ出るとほぼ同じ周波数になるので、出る周波数を阿弥陀くじで、エイ今日はここだ!、てな訳ないよな。
  
Posted by Hiroshi at 16:55Comments(0)Taiwan/China

2009年11月28日

HWCR on 15680kHz

毎週土曜日の放送、この冬スケジュールから0000-0030の放送となっている。

以前からT8WHパラオからの中継で出ているHWCRの宗教番組、日本語では「希望の声」放送。信号は強力だが、10kHz下のCNR8が更に強くガサガサとうるさい。
この他パラオからはHoa Mai Radioベトナム語が、12130kHzで聞こえる。放送は週2回、木・土の1200-1230であろ。

以前はもっと多くのベトナム向け放送が出ていたが、今はこの2局だけが短波でも聞くことができる、あとは台湾中継で、Moj Them Radioが週3日、15260kHzで、Suab Xaa Moo Zooが毎日7510kHzで放送されている。

ベトナムも中国、北朝鮮と同じで、これらのベトナム語、モン語などの放送にもジャミングをかけている。15680kHzと7510kHzにはかかってないみたい。RFAのベトナム語にもかけていることは周知の通り。

HWCR-Voice of Hope
0000-0030 Sa. 15680 via T8WH Palau
Hoa-Mai Radio
1200-1230 Th.Sa. 12130 via T8WH Palau

Moj Them Radio
0130-0200 M.W.F. 15260 via TWN
Suab Xaa Moo Zoo-Voice of.Hope
2230-2300 daily 7510 via TWN

Que Huong Radio
1200-1300 W.Th.F. 15670 via TJK
  
Posted by Hiroshi at 10:09Comments(0)Hmongモン語放送