10月中旬から、13560kHzで強力な電波が出ているのが確認できる。
季節的にスキップして他は何も聞こえなくても、この周波数だけは24時間変なキャリアーが出ている。一体どこからだろうと調べたところ、極めて近いところから出ていることが確認できた。
最近出来たある医療機器関連の会社事務所の、入り口に設置してある入退室を管理するシステムなのだろう、その装置から出ていることが確認できた。
分かってしまえば何のことは無い。いくら微弱電波といえども、その装置と、ALA1530との距離が20メートルほどしか離れていない。これでは届くわけだ、どんな伝播状態にも関係ない。この電波の影響で何も受信障害があるわけでは無いので問題は無い。
既に事務所の明かりも消え、人影は見られないが、入り口の赤いLEDランプだけが輝いている。先ほどICF2010を持って、その前まで行くと、R.ANTをたたんだままでもSメーターが振り切っている。
PERSEUSでスペクトラムを見るときれいな両側波帯の信号である。波形を更に拡大してみると、デジタル信号と思われる搬送波が出ている。ということで電波形式はA2Dになるのか。
こういったシステムにはUHFかSHF帯が使われていると思っていたが、以外にも短波帯も使われているようだ。そこであの分厚い周波数帳を見たところ、13560kHzが、電子タグなどにも使われていることが分かった。
拡大するとデジタル信号が搬送波に乗っている。
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