2009年11月02日

微弱電波13560kHz

10月中旬から、13560kHzで強力な電波が出ているのが確認できる。

季節的にスキップして他は何も聞こえなくても、この周波数だけは24時間変なキャリアーが出ている。一体どこからだろうと調べたところ、極めて近いところから出ていることが確認できた。

最近出来たある医療機器関連の会社事務所の、入り口に設置してある入退室を管理するシステムなのだろう、その装置から出ていることが確認できた。

分かってしまえば何のことは無い。いくら微弱電波といえども、その装置と、ALA1530との距離が20メートルほどしか離れていない。これでは届くわけだ、どんな伝播状態にも関係ない。この電波の影響で何も受信障害があるわけでは無いので問題は無い。

既に事務所の明かりも消え、人影は見られないが、入り口の赤いLEDランプだけが輝いている。先ほどICF2010を持って、その前まで行くと、R.ANTをたたんだままでもSメーターが振り切っている。

PERSEUSでスペクトラムを見るときれいな両側波帯の信号である。波形を更に拡大してみると、デジタル信号と思われる搬送波が出ている。ということで電波形式はA2Dになるのか。

こういったシステムにはUHFかSHF帯が使われていると思っていたが、以外にも短波帯も使われているようだ。そこであの分厚い周波数帳を見たところ、13560kHzが、電子タグなどにも使われていることが分かった。



拡大するとデジタル信号が搬送波に乗っている。
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Posted by Hiroshi at 23:43Comments(0)Japan

2009年11月02日

SOH B09 Schedule

この一週間の録音ファイルを検証して、また新たな発見を。
一般にはどうでもいい放送だが、中国にとってはジャミング対象になる重要な放送かも。

日替わり周波数で、一日5回放送している「希望之声国際广播電台」は、放送時間の変更は無く、引き続き毎日放送されていることが確認できた。

これまでも2200と2300の放送は都度チェックしていたが、後3回の周波数がハッキリしなかった。そこで録りだめしたファイルを調べたところ、
1230-1300は138xxkHz
1400-1430は115xxkHz
1530-1600、2200-2230、2300-2330は75xxkHz
付近で出ていることが確認できた。

周波数変更初日、10月25日の周波数は:
1230-1300 13855kHz
1400-1430 11515kHz
1530-1600 7560kHz
2200-2230 7525kHz
2300-2330 7415kHz

2200の放送は、番組終了後2230から火竜ジャミングが出てきた。
日替わり周波数以外の放送は、今までと同じ周波数で放送されている。  
Posted by Hiroshi at 17:17Comments(0)Taiwan/China

2009年11月02日

Chinese on 9855kHz

この9855kHzで一番強いのはやはりCRI、その少し前0900-1100にはVOAの中国語が出ている。

勿論CNR1ジャミング放送が出ている。現在一部送信機が止まっているようで、CRI日本語も7325kHzが聞こえない。よく聞いてみると、送信機自体のメンテナンスというよりも送信所の設備そのものを改修している様に思える。一台の500kW送信機のメンテナンスに一ヶ月半もかかるのか疑問な点もあるからだ。

その一つが、ジャミングの周波数が、同一周波数に3波出ていたのが、2波しか出てない周波数があることだ。伝播状態の変化もあると思われるが、VOA、RTIなどが比較的良好に聞こえる周波数が多い。

10月30日、1000-1100に9790kHzでFamily Radioの中国語が出ていた。しかし翌日からは聞こえない。先日のWWDXCにそのスケジュールが載っていた。
かなり漏れもあるが、一つ発見、9855kHzに台湾からの中国語がリストされている。何でVOAの出ている周波数へと思うが、念のためチェック。さっぱり分からない。

そこでPERSEUSに登場願い、9855kHzにズームイン、VOAへのジャミングは2波、そこにもう一つ弱いキャリアーが出ている。VOAは0900-1100の放送、その弱いキャリアーは0955に出てくる、そして1100に切れる。これが台湾のキャリアーということになる。1000からFamily Radioが、時々浮かんでくる、勿論パラレルの周波数と同時に聞かないと全く分からない。

Family Radioも0900-1100となっているが、実際には1000から一時間しか出てないようだ。したがって1000-1100は9545、9920kHzと共に3波が全て台湾送信となる。

台湾送信波は、台南はかなり周波数がずれているが、これ以外は正確に出ている。この9855kHzは雲林Yunlinとリストされており、周波数精度も高い。




  
Posted by Hiroshi at 11:38Comments(0)Taiwan/China

2009年11月02日

Korean on 6240kHz

31日はキャリアーのみで終わってしまった6240kHz、さて1日はどうなるのか、

その前に、1400-1600の9980kHzが1日は出てこない。やはりこれは放送時間が増えたのではなく、既に25日から出ている1300-1500の7490kHzにシフトしたと見ていいだろう。

6240kHzは1600まで台湾送信のFamily Radioが出ている。既にこれに重なる形で弱いキャリアーが出ている。1600'20"に強力なキャリアーが出てきたが、かすかに何かが聞こえる、VOFのアナウンスが出ていることから放送がはじまったことは分かる。

やはり強いキャリアーがVOF本体の放送ということなのか、それにしてはいわゆる変調が浅いという表現になってしまう。10kHz上の北朝鮮ががさがさとうるさい、このぐらい音量を上げて送信して欲しい。
1630の放送、何か以前にも聞いたことのあるような女声・・、周波数アナウンスがあったようだ。

Voice of Freedom
1600-1700 6240kHz Korean、November 1-


  
Posted by Hiroshi at 01:41Comments(0)S.N.Korea