この9855kHzで一番強いのはやはりCRI、その少し前0900-1100にはVOAの中国語が出ている。
勿論CNR1ジャミング放送が出ている。現在一部送信機が止まっているようで、CRI日本語も7325kHzが聞こえない。よく聞いてみると、送信機自体のメンテナンスというよりも送信所の設備そのものを改修している様に思える。一台の500kW送信機のメンテナンスに一ヶ月半もかかるのか疑問な点もあるからだ。
その一つが、ジャミングの周波数が、同一周波数に3波出ていたのが、2波しか出てない周波数があることだ。伝播状態の変化もあると思われるが、VOA、RTIなどが比較的良好に聞こえる周波数が多い。
10月30日、1000-1100に9790kHzでFamily Radioの中国語が出ていた。しかし翌日からは聞こえない。先日のWWDXCにそのスケジュールが載っていた。
かなり漏れもあるが、一つ発見、9855kHzに台湾からの中国語がリストされている。何でVOAの出ている周波数へと思うが、念のためチェック。さっぱり分からない。
そこでPERSEUSに登場願い、9855kHzにズームイン、VOAへのジャミングは2波、そこにもう一つ弱いキャリアーが出ている。VOAは0900-1100の放送、その弱いキャリアーは0955に出てくる、そして1100に切れる。これが台湾のキャリアーということになる。1000からFamily Radioが、時々浮かんでくる、勿論パラレルの周波数と同時に聞かないと全く分からない。
Family Radioも0900-1100となっているが、実際には1000から一時間しか出てないようだ。したがって1000-1100は9545、9920kHzと共に3波が全て台湾送信となる。
台湾送信波は、台南はかなり周波数がずれているが、これ以外は正確に出ている。この9855kHzは雲林Yunlinとリストされており、周波数精度も高い。