2009年01月28日

SOHとジャミング

旧正月の特番でにぎやかな中国、その中国が目の敵にしているのが米国の大陸向け放送。

衛星テレビや衛星ラジオ放送はフランスを脅して放送中止させたが、短波放送だけはどうしようもないと言う事からジャミング攻勢で潰しにかかっている。
勿論インターネット放送やウェブサイトは完全にブロック、こんな中国に今尚日中友好などとオメデタイことを、言っている。こうした中国の実態を全く知らないからだろう。
知らぬが仏というが、あまりにも情けない。こういった人たちは、これからも子々孫々まで中国に金をつぎ込むつもりなんだろう。

そんな中国に業を煮やした台湾の活動家たちが、正規の放送以外にもバンドはずれで大陸向けに「希望之声国際广播電台」SOHを中継している。乱数放送の「星星广播電台」とは違い、少なくとも6波は同時に出ており微妙に周波数が変動している。ジャミングから逃れるため頻繁に周波数を変えている。

送出している番組は二種類で、正規の放送が出ている時間はそれとパラレルで聞こえることもある。このバンド外のSOHにはいわゆる「火竜ジャミング」が一波だけかけられて折、通常はそのジャミングしか聞こえない。毎正時に4分30秒ほどジャミングを止めており、この間に中国語番組が聞こえることもある。ジャミングは全て正確な周波数に出ている。

1月28日0205現在確認できる周波数は:
Jamming SOH
8400kHz 8400.009 kHz
9000kHz 8999.972
14410kHz 14409.971
17300kHz 17299.950
18000kHz 18000.017
18320kHz 18319.925  
Posted by Hiroshi at 11:48Comments(0)Taiwan/China

2009年01月27日

「しおかぜ」5985kHz

27日火曜日の受信状態はきわめて良好。

1333からの「ふるさとの風」9965kHzが番組の最後までよく聞こえていた。24分間の短縮バージョンで、列島便りの「ふるさと」はカットされていたが、今週の一曲は組み込まれていた。ジャミングがしっかりとかけられている。

そして1400からの5985kHz、これも9965kHzと同じタイプのジャミングが出ている。皮肉なもので、受信状態が良くなれば、その分ジャミングみょく目立つようになって来る。
火曜日は拉致被害者の名前の読み上げが日本語で行われている。10kHz上のFamily Radioが強すぎる、上からの混信がガサガサとうるさい。

1430の「ふるさとの風」9880kHzはジャミングは全く分からない、出ていないわけではないが、それだけDarwinからの電波が強いということだ。  
Posted by Hiroshi at 23:34Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年01月27日

くたばれ!朝青龍

こんな文言があちこちで見かけるようになった。

それなりの努力もあり優勝したのだが、面白くなかったのが、引退報道ばかり伝えていたマスコミだ。オメデトウではなくいつまで続けるのか後何年やるのかと、メディアの予定原稿が何も使えなくなったことから失礼なインタビューばかりである。

そのくせ、優勝パレードではモンゴル国旗だけを振りかざしていたことには何も言わない。日本の相撲で優勝したんだから片手に日の丸くらい持ったらいいものを。

マスコミが日の丸をどうして持たなかったなんて聞けるわけがないからだ。朝青龍の無礼な相撲は日本には向かないようだ。相撲が日本の国技だと言う人がいるみたいだが、だったらせめて横綱くらいは日本国籍の人だけにしたらどうか、そうは出来ないよナ。  
Posted by Hiroshi at 18:43Comments(3)番外編

2009年01月27日

星星広播電台送信機更新?

1月18日にも書いたが、台湾から出ているとされる乱数放送。

今のところ0200-0830の送信が確認されている。しかし1月8日の時点では極僅かながらずれていた周波数が、18日以降の受信では1kHz未満の精度が良くなり、変動が全くない。

さらに調べたところ、電波形式が通常のAM電波A3Eではなく、AM単側波帯H3Eで出ていることが判明。この電波は通常のAMとUSBモードで聞こえるが、LSBでは復調されない

スペクトラムを見ると中心周波数の右側だけに音声が乗っているのがわかる。送信出力は、バンド外に出ているSOH同様ローパワーと思われる。これらのことから最近になって送信機の更新がされた可能性が高いと思われる。

27日までに確認できた星星広播電台のスケジュールは:
7925.000 kHz 0200、0300
9570.000 kHz 0400
13750.000 kHz 0500、0600
10182.000 kHz 0700、0800

これ以外に出ていてもおかしくないが、誰か探して~。
  
Posted by Hiroshi at 12:55Comments(0)Taiwan/China

2009年01月27日

ふるさとの風82週

26日は珍しく1300からの「北朝鮮改革放送」台湾送信の9965kHzが入感している。したがってこの後1333からの「ふるさとの風」もそれなりに、しかし信号は極めて弱い。開始直後から了解困難に。

1400の5985kHz、しおかぜは26日は日本語番組だ。ジャミングは全く分からない。しつこく聞いている1430の9880kHzは今日も強力である。
列島便りでは、曽我ひとみさんが、まだ帰国を果せない横田めぐみさんとよく歌った「ふるさと」の話題、各種集会や「しおかぜ」のテーマ曲にもなっている。ファイル転送が悪いのかいまだに音とびが生じている。
今週の一曲は1975年のヒット曲中島みゆきの「時代」
今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうもないけど

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ

旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ

まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年01月26日

9660kHzはDRM放送に

昨日25日、9660kHzでRadio Australiaが出ていたが、今日26日はAM放送ではなくDRM放送が出てきた。
ビットレートが高く局名表示のみで、1000現在も復調は程遠い。



1200過ぎからぼちぼち音が出てきました。SN比15dBほどで音声が出ている。  
Posted by Hiroshi at 19:22Comments(0)Asia/Oceania

2009年01月26日

BBCアゼリ語2.5倍に

BBCのアゼリ語放送については以前にも書いてきた。最近また放送時間を追加して、一挙に2.5倍になっている。

それだけ注目されている地域ということでもある。その国の体制変化が如実にこうした放送にも現れてくる。BBCのウェブサイトにも早速放送時間追加が掲載されている。
それによれば現在のアゼルバイジャン語の放送スケジュールは:
BBC Azeri
0300-0315 M-F. 5915, 6085, 7105
1600-1630 daily 6010, 9450, 11690
1700-1730 daily 6055, 7215, 9750

  
Posted by Hiroshi at 15:16Comments(0)Europe

2009年01月26日

Chinese on 7270kHz

どの周波数も中国ばかり、おまけに26日は新年とあって特別番組もいろいろ盛りだくさんのようだ。

7270kHzは2300-2400の間は台湾からの地下放送「中国の声」が出ている。当然これに対してはCNR1が2波かけられている。さらにここでは内蒙古人民广播電台(NMRB)蒙古語番組も出ている(7210と9750kHzがパラ)。

いつもはあまりビートも気にならないが、今日は何となく唸り声が聞こえる。ここはPerseusの出番だ、周波数を調べてみるといくつものピークが見て取れる。当然0000を過ぎればジャミングも止まるわけだが、どうしたことかまだCNR1が一波だけ出ている。しかも約40Hzほどずれている。

内蒙古とほぼ同じ強さだが、0100を過ぎてからは若干CNR1のほうが弱い。スプリアスではないかと調べたが、もうこの時間では7230kHzしか聞こえない。
この7270kHzのCNR1がいつから出てきたのか、マ多分春節で一杯入っていることからジャミングを止め忘れているのだろうと勝手に解釈しておこう。
やはりこのCNR1、消し忘れていたようで、0200に低波した。これ以降内蒙古だけが良好に入感している。

周波数の分布状態はこんな具合。
  
Posted by Hiroshi at 11:19Comments(0)Taiwan/China

2009年01月26日

とどけ、海を越えて!「しおかぜ」

25日、日曜日の「しおかぜ」は結構良好に聞こえていた。

1400からの5985kHzは日本語番組、先週18日と同じ番組、先日収録が行われた「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」を代表して、泉田新潟県知事は金正日を名指しして拉致被害者の救出を訴えた。

新潟県知事泉田裕彦氏と平井伸治鳥取県知事の声明も放送、一日も早い救出を訴えている。ジャミングは分からない。

同じく1430からの「ふるさとの風」9880kHzはいつものように強力に受信。やはり25日は南からの電波は、この時間もまだ強い。  
Posted by Hiroshi at 00:16Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年01月25日

Pidgin on 9660kHz

いつも0800に終了の9660kHzで強力な局が、よく聞けば変わりばえのないRadio Australiaだった。0800以降もQSYすることなく9660kHzに出ている。9710kHzとパラレルの放送、0900からはPidgin語番組。

当然5995kHzは聞こえない、それにしても強い。予定の1200まで出ているのか。
昨日今日と、赤道越えの電波がやたら強い、土日は混信で押されっぱなしの9541.5kHz、SIBCも強力である。9540kHzをノッチで切ればもう何も混信はない。

しかし1100からは9540kHzのCRIがあまりにも強くSIBCはかき消されてしまった。。

PerseusのUserlistで局名表示の場合、こういった半端な周波数はkHz単位しか認識しないため、元のエクセルデータが、9541.5kHz(表示は9542となる)となっていても、ディスプレー上では9541にしないと局名は出ない。

11885のマレーシアも11884.7kHzとしていることから11884でないと表示をしない。このあたりは今後の検討課題としたい。100Hzの位を無視すればすむことなのだが・・・。  
Posted by Hiroshi at 20:11Comments(0)Asia/Oceania