2009年01月31日

VOR on 4895kHz

この周波数はモンゴルの国内向け放送。
ここで毎日「ロシアの声」モンゴル語が出ている。1230-1300の30分間ロシアの声の番組が聞こえる。31日は長波の209kHzもよく聞こえている。

4830kHzもパラだが、中国語の混信が強い。この時間モンゴルの7260kHzはCRI日本語のため殆んどつぶされているが、この周波数はロシアの声は出ていない。

以前出ていた7260kHzの英語とロシア語のニュースは中止されている。この時間に放送されていたロシア語番組は「ロシアの声」のロシア語番組の中で放送されている。毎週水曜日DX番組の中で10分弱出ている。  
Posted by Hiroshi at 21:49Comments(0)Asia/Oceania

2009年01月31日

ジャミングのかけ方

台湾は中国の一部だと言いながら、その台湾の放送にはことごとくジャミングをかけ潰しにかかっている。
通常ではまずジャミングのCNR1が聞こえるだけである。

今年から台湾の放送が大幅に縮小されてジャミングをかけるにも送信機に余裕ができたと思えるのだが実際はそうでもなさそう。
放送時間が変更されて今までなかった時間については別の送信機を以ってジャミングをかけるという手の込んだやり方。

その中で15290kHzのジャミングがどうもおかしいと気付きチェックしていたら、2波かけているうちの一つの周波数がかなりずれていることが判明。微妙に周波数も変動している。この送信機は0500に終わりこの後別の送信機が出てきた。

0400-0600に出ている台湾局を妨害している様子はこんな具合である。いづれもジャミングはCNR1が2波出ていることがわかる。
ジャミングの周波数は0500まで、15290.000kHzと15289.947kHz、これが0558に15290.003kHzにCNR1が出てきた。RTIの周波数は15289.987kHzで変動はない。
普通はこんな聞き方はしないが、SDR受信機ならではの機能を活用して周波数測定をしてみた。

  
Posted by Hiroshi at 16:39Comments(0)Taiwan/China

2009年01月31日

ITUモニタリングファイル

世界各地で短波周波数をモニターした結果がITUから公開されている

もちろん日本も三浦受信所でのモニターがいくつか載っている。最新版では昨年末までのモニター結果を見ることができる。

一部の周波数ではどこから発射されているか、その方位角や位置が示されている。バンド外に出ている火龍ジャミングの周波数も一部ありその電波の出所が推定できる。特に目新しいものはなく今までのデータを踏襲している。

14410kHzの位置については、10月6日は北緯25度14分、東経118度45分だが、10月27日のデータは北緯19度11分、東経109度0分とかなりリーズナブルである。実際、同じ周波数でも日によって送信地が違っている。

北朝鮮の周波数についても多くの周波数の発信地点が記載されている。最も今は衛星からの精密な写真等で鉄塔などもわかっており後はどの周波数がどのアンテナから出ているかを突き止めることだ。

30日のしおかぜ5985kHzは強力に入感している。ジャミングの出ていることは確認できるが影響は少ない。この周波数のR.Manmerが今日はズレることなく正確に出ている。しおかぜ終了後もジャミングは垂れ流しになっており重油の無駄遣いをしている。

これに先立つ1333からのふるさとの風9965kHz、台湾送信も良好に聞こえていた。一方で1430の9880kHz、オーストラリア送信はその9965kHzと同じかそれ以下のレベルで受信状態は悪い。

反面中東方面がよくTRTトルコ放送はカザフ語9785kHzやキルギス語9665kHzなどがローカル局並みに入感している。  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(2)受信機

2009年01月30日

CNR10放送開始

中央人民广播電台は10番目の番組として「老年之声」CNR10 "lao nian zhi sheng"を開始している。

同局のサイトによれば1月1日から中波1053kHzで1955-1735UTCの間放送している。1053kHzではとても聞こえる周波数ではないが、当然ストリーミング放送もやっており同時に聞くことはできる。

CNR10「老年之声」 "lao nian zhi sheng"
1053MW 1955-1735 UTC

  
Posted by Hiroshi at 18:00Comments(1)Taiwan/China

2009年01月30日

RFI 24時間ストライキ


RFIがストライキをやるのは珍しいことではない。

今回も1月29日に海外向け放送の番組が全てキャンセルされた。6言語廃止と、25%リストラに反対するストライキを行った。約10~15分おきに中国語、フランス語、ロシア語などによるIDが一言語で一言出るだけ、後は音楽だけで24時間を過ごした。放送電波が止まることはなかった。

台湾やロシア中継されている中国語なども同様で、2300までの放送は音楽だけ。しかし2300からの台湾中継からは正常に戻り中国語番組が出てきた。  
Posted by Hiroshi at 08:45Comments(0)Europe

2009年01月30日

R.Madagasikara健在?


最近のマダガスカルの暴動で、テレビ局が襲撃され建物が破壊されたと伝えられている。

当然首都のテレビ放送は出来なくなっているが、ラジオ放送は生きているようだ。実際に短波放送では5010と3289kHzがパラレルで聞こえている。29日は1730過ぎから信号も上昇気味、IDの確認が出来ないが、この2波が同じことから多分マダガスカル放送に間違いないだろう。

1800からのアフリカンビートが両波ともよく聞こえだした。Perseusでの周波数表示は5009.93と3289.2kHz。3290kHzに強力なキャリアーが出ている。29日はUSBではなくAMモードで出ている。1815から3分間ニュースも聞こえた。

Radio Madagasikaraのウェブサイトは昨年9月から半ば閉鎖状態が続いている。アクセスは可能だが全く更新されていない。

26日ワシントンポストの記事から
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/01/26/AR2009012600499.html  
Posted by Hiroshi at 03:32Comments(0)Africa/ME

2009年01月29日

7260kHzのキャリアー

どうも毎日は出てないようだが、0700前から気になるキャリアーがある。

29日は0630あたりから無変調キャリアーが出ている。0654にモンゴルが出てきてフェージングを起こしている。バヌアツだとする証拠はないが、時間帯から見て可能性はある。

と思っていたら0710にキャリアーは止まってしまった。モンゴル語だけが聞こえている。そのときのキャリアーの様子である。

  
Posted by Hiroshi at 16:23Comments(0)Asia/Oceania

2009年01月29日

Radio Solh放送中止

9.11をきっかけにアメリカ国防省がアフガン向けに行っていた心理作戦放送Radio Solh(Peace)が放送を中止した。

IBBモニタリングによれば、この1月23日1800に終了した。この放送DariとPashtoで時々IDは出していたが、毎日同じCDを回し続けているという曰く付きの音楽垂れ流し放送だった。11675kHzなどが結構よく聞こえていた。

ニュースを流すわけではなくただアフガン音楽を垂れ流すだけの税金無駄遣い放送ということから、オバマ政権では不要なもの、即中止となったようだ。

アフガン国内から出ているとされる6700kHz(出力1kW以下)の放送については承知しない。  
Posted by Hiroshi at 09:35Comments(0)Americas

2009年01月28日

ビルマ放送5985.8kHz

Myanma Radioが昨日今日とずれた周波数で聞こえている。ドンピシャに出ていたが、800Hzも上にシフトしている。

受信状態はきわめて悪い、ビルマ語であることは分かる、このところ10kHz上のFamily Radioが強すぎる。1359には「しおかぜ」のキャリアーに潰されてしまうが、それ以前から北朝鮮のジャミングにかき消されている。1430からはまた回復するが今一、1600に終了している。
「しおかぜ」は28日は中国語番組。ジャミングを抑えて強力に入感している。  
Posted by Hiroshi at 23:05Comments(0)Asia/Oceania

2009年01月28日

アイルランド短波テスト放送

DXLDなどによれば、アイルランド公共放送が、アフリカなどに向け短波でテスト放送を実施する。

放送は28日1930-2030の一時間、6220kHzで行われる。この周波数パイレーツでは知られたところだが、まさかこんなローパワーということはないだろう。

アフリカ方面からの受信報告を求めていることから日本でも聞こえそう。番組は英語でRTE1などの番組が流される予定。
  
Posted by Hiroshi at 22:53Comments(2)Europe