2008年12月05日

無線共聴

パソコンでの無線LANは当たり前になっている。そのおかげで、都会などでは勝手に他人のLANにつながってインターネットが出来てしまう。

きのうテレビを設置した先で、あるチャンネルだけが映り難いという話が出て、無線共聴(ギャップフィラー)の話が出た。
名古屋駅前の高層ビル群の影響で地デジにも電波障害が出ているからだ。しかしこの話し名古屋では予定がないらしいという。

名古屋市内の一部でテレビ愛知だけ映りが悪いのは反射波などの影響が大きく、マルチパスがあり受信の障害になっていることが挙げられる。アナログとデジタルのチャンネルが隣同士と言うこともあり障害に拍車をかけている。したがって今のアナログの電波が止まれば、これらの障害が減りほとんどは受信できるのではないかと言うこと。

それはそれでいいわけだが、現実問題としてあと900余日はアナログ・デジタルどちらも見られるようにしなければならないと言う複雑な工事が必要となる。そこでデジタルアンテナだけにして費用を減らし、家中のテレビ全てをデジタルにする方法だ。なかなか話どおりには行かないが。

今まで映りの悪いと言う事例を幾つか見てきたが、ほとんどはブースターに問題があり、相互変調と混変調妨害を起こしている。ALA1530Sで聞くと場所によって中波が短波帯でも聞こえる現象と同じである。

これがデジタルテレビになるとアナログテレビのように画質が悪いと言うことにはならず、ブロックノイズが出たり、画面がフリ-ズしたりする。デジタルテレビはキーボードのないパソコンと思えばよい。

ギャップフィラーは50mW以下の出力で技術基準適合機器で共聴組合など民間団体でも導入が出来る。マスプロ電工のサイトに導入事例が掲載されている。  
Posted by Hiroshi at 11:19Comments(0)受信機

2008年12月04日

Qing Hai Tibetan Station

12月1・2日の日没後、西の低い空に、金星、木星そして三日月と美しい光景が見えた。明るい星がこれだけ一点に見られることはめったにない。

日没が早くなり低いバンドがよく聞こえている。1200過ぎあたりから4220kHzでチベット語が聞こえるようになった。6200kHzで聞くチベット語とはなんとなく違う雰囲気だ。

これは青海人民广播電台の西蔵語放送(QHTB)、安多方言(Amdo dialect)が使われているようだ。0830ごろまでは9850kHzで聞こえることがある。この後5990kHzへ動いているはずだが、確認できない。

一方、青海人民广播電台の中国語放送(QHBS)は4750kHzで出ていることになっているが、今のところCNR1しか確認できない。ということで中国語は行方知れず?、あるいはただ単に聞こえないだけかも。  
Posted by Hiroshi at 23:48Comments(0)Taiwan/China

2008年12月04日

4930kHzVOA

ボツワナ送信のVOAがよく聞こえている。
12月3日、1830-1930のVOA Africaの英語番組が良好だ。4940kHzも1900からパラで聞こえる、こちらは サントメ・プリンシペ送信。

水曜日の番組はこの時間6165kHzのザンビア放送でも中継されているはずだが、今日は全く聞こえない。冬場はこの周波数はトルコに押されっぱなしである。

6070kHzでは1857に北京放送終了後から英語が聞こえるが弱すぎて中身が分からない。  
Posted by Hiroshi at 04:22Comments(0)Africa/ME

2008年12月04日

Russian on 7180kHz

以前この7180kHzで白ロシア語が聞こえることは書いた。この放送が1800に終わった後ロシア語が聞こえるようになった。

いつから出ているのか調べたら11月25日とある。1800-1900にFamily Radioが出てきた。

とまあこんな風に書くと、かの著名な方から情報源が書いてないとお小言を頂戴しそうである。実際に受信して局名・言語が判明したらその情報源はどう書くのか、そんなのは受信によればということだが、個人の趣味でブログにしているだけのこと、いちいち書かない。

何を調べたら11月25日だったのか、それはDTK(Media Broadcast)のスケジュールによればということになる。しかしこれは二次的な補強情報。周波数リストに情報を載せるためにどこから出ているのかを調べるためである。

ドイツ送信の全スケジュールはMediaBroadcaastのサイトに載っている。頻繁に更新されており、今は11月25日現在のスケジュールだ。ただこれは送信スケジュールのため使用言語は記載がない。

そこで実際に受信してそれを確認する。その結果Amharicの放送が受信できた。このときは情報源をどうするのか、すでにウェブ上で公開された時間と周波数である。使用言語は受信して分かった情報だ。

過去幾度も北朝鮮向け放送のスケジュールを載せている。情報源が書いてない。そこで他人の情報を書いているだけとなる。一度この他人の情報がどこにあるのか知りたい。

  
Posted by Hiroshi at 02:05Comments(0)Europe

2008年12月04日

しおかぜ5910kHz

12月3日、1400からのしおかぜ5910kHzは中国語番組。

結構強く入感している。ジャミングは分からない。
これより早く1333のふるさとの風は全く入感なし。台湾からの電波は今日も不調である。同時刻の9365kHz北朝鮮改革放送は強力である。ただしこれはタジキスタン送信だ。

1300の11955kHzにリストされている朝鮮語は多分出てないように思われる。しかしBVBCNのサイトには掲載されている。
1500の9690kHz朝鮮語番組「日本の風」はオーストラリア送信のためよく聞こえている。日本語番組と内容は同じだが、今週の一曲は違う。
朝鮮語番組のほうは、NHKみんなの歌から「北風小僧の寒太郎」

北風小僧の寒太郎
今年も町までやってきた
ヒューン ヒューン
ヒュルルンルンルンルン
冬でござんす
ヒュルルルルルルン

北風小僧の寒太郎
口笛吹き吹き一人旅
ヒューン ヒューン
ヒュルルンルンルンルン
寒(さむ)うござんす
ヒュルルルルルルン

北風小僧の寒太郎
電信柱も泣いている
ヒューン ヒューン
ヒュルルンルンルンルン
雪でござんす
ヒュルルルルルルン  
Posted by Hiroshi at 00:43Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2008年12月03日

地デジでアナログ放送

12月に入りなんとなくシーンとした感じのするいつもとは違う師走の街。
デジタルテレビもそれなりに見ている人も増えている。しかしまだアナログテレビのほうが圧倒的に多い。ホントに見えないのと疑心暗鬼の様子である。
そんなときは本当に見えなくなりますよ、と言うのだが、まだ先でしょうと言うことになってしまう。

お年寄りの世帯でもデジタルテレビが増えつつあるが、ここで問題なのが、今までの習慣で、アナログ放送を見ていると言う実態。当方で設置したものについては原則アナログは映らない様にしているが、一般にはそんなことはやっていない。せっかくきれいに映るテレビなのに。

今はまだアナログでもいいがこれが本当にデジタル化された時に映らないという苦情が殺到しかねない。12月1日は「デジタル放送の日」2011年に向けて、一層の地デジ普及に取り組むため「デジタル放送推進のための行動計画(第9次)」が発表された。中身の主なものは:
・周知広報の徹底
・中継局の整備
・共聴施設のデジタル化
・高齢者等へのサポート体制
・BSを使った難視聴対策

など、2011年に向けて、国・放送事業者・メーカー・地方公共団体・販売店・消費者団体等がどんなことに取り組んでいくかが書かれている。
世界各国のデジタル化の様子も少しは書かれているが、予定通りアナログ放送が終了できたことは触れられていない。その世界でも類のない予定通りにアナログ波を止めるために躍起になっている。

いろいろなことが書かれているが一度は目を通してみては。
  
Posted by Hiroshi at 11:26Comments(0)日本語放送

2008年12月03日

しおかぜ6045kHz

毎日めまぐるしく変化する世界の情勢は的確に見極めることが必要だが、このときその情報をどこから得たのかは重要な要素である。少なくとも放送を聞いている限りはその放送局が情報源であり、その情報を伝えた局の情報源は放送を聞いた人の情報源とはならない。

主に海外放送を仕事ではなく一個人の趣味として聞いている限り、無数にあるインターネット上からの情報は貴重な存在だ。今やこの情報も金で売るというサイトがこれまたいくつも存在する。誰でも入手できる情報を形を変えビジネスにしているわけだ。

こんな局がこんな周波数で聞こえだした。おぉこれは受信報告を出さなければ・・、たったこれだけのことである。ところが世の中は広い、その局はオレが最初に情報を出したのだからちゃんと情報源を書けという大ベテランがお見えになる。何を以って最初に情報を出したの言えるのか根拠は示してない。

他人に知らせたくない情報、金で売りたい情報ならば何も掲示板やブログ等のネット上に書いて公開する必要はないだろうに。このネット社会において一旦公開されたら瞬時に世界中に伝わることは周知のはず。

ある局が短波で聞こえだした。周波数を変更した、今ここで聞こえてますよ、これを聞いた人が掲示板に書き込む、あるいは自身のブログに書く。ところがその局を聞いた人のクレジットがないという。何でそんなことが必要なのか、そして誰が最初に聞いたのか。挙句の果てには勝手に他人の情報を書き写しているだけと文句を書いている人も。

われこそは情報の源だと自負したい気持ちは尊重したい、しかし一個人の趣味に変なプライドはいらない。自己満足に浸りたい人は非公開にしていただきたい。

2日2030からの6045kHzも昨日と同じく良く聞こえている。失踪者たちの氏名が読み上げられている。2100からは6145と7260kHzが日本語放送、イランからの電波がこれまたよく聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 06:45Comments(2)Japan

2008年12月02日

R.Dabanga本放送開始

11月15日からテスト放送を行っていたRadio Dabangaは12月2日から本放送をはじめた。
すでにこのダルフール向け放送については各メディアが伝えていいるように、Radio Darfur Networkのプロジェクトの一環としてオランダのPress Nowが運営をしている。
予定では12月1日からとされているが、実際に衛星ラジオ等を聞いたところでは1日はテスト放送が出ていた。そして2日0430からの放送では冒頭ニュースも入り今までとは違う内容である。
テスト放送のとき同様メールアドレスのみで、ウェブサイトのURLはアナウンスされていない。

Sudan Tribuneの記事によれば、当初3言語ではじめ、すぐに4言語で放送する。局名のダバンガはdamanga或いはdabungaとも言い、スーダンの食料保存の大型の貯蔵容器の形から付けられた。

草と粘土の層を重ね乾燥して作られた大きな容器は重くなり移動が出来ない、農民たちはこの底にお金や貴重品を隠すことが多く、デリケートなものだ。アラブのことわざに「命はダバンガのごとくもろい、ゆっくり転がせ」といわれている。ラジオ局は「この格言のメッセージが問題を解決するための外交手腕として生活に必要だ」とコメントしている。

  
Posted by Hiroshi at 16:41Comments(0)Africa/ME

2008年12月02日

R.Tirana

アルバニアからの放送がよく聞こえている。もちろん短波放送で。

あえて短波放送といったのは、この海外向け放送もストリーミングで聞くことができるからだ。最も全時間放送しているわけではないが。
1日に受信したところ英語放送は1945の7465kHzが聞こえている。同じ周波数2000からはフランス語である。6155kHzでは2028までイタリア語が強力に入感、7465kHzもいったんキャリアーが切れ2030からドイツ語となった。

2100からも英語放送が7510kHzで良好に入感してきた。この時間は9345kHzも出ているはずだが、スキップしているのか聞こえない。

2030はしおかぜの時間、6045kHzは日本語番組が出ている。1400の5910kHzと同じ内容と思われる。ジャミングは殆んど分からない。  
Posted by Hiroshi at 05:53Comments(0)Europe

2008年12月01日

しおかぜ・ふるさとの風74週

先週一週間、1333の9965kHz台湾送信の放送は殆んど聞こえなかった。この時期、時季というべきか台湾送信は全滅に近い。
1530朝鮮語の9965kHzと同様、パラオ送信に変えたほうが聞きやすいのではないか。この1530の朝鮮語番組はパラオ送信のため、唯一ストリーミングでも聞ける放送である。

12月1日また新しい番組の始まりだ。1333からの「ふるさとの風」9965kHzは弱いながらも内容は聞き取れる状態だ。しかしフェージングの谷では聞き取れない箇所も。この短縮バージョンの番組でも今週の一曲が流れた。1974年のヒット曲、井上陽水の心もよう。

1400からのしおかぜ5910kHzもそれなりに聞こえている。月曜日は日本語番組家族の絆「きっと助けてあげる」、拉致被害者家族からの悲痛な呼びかけが放送されている。ジャミングは殆んど気にならない。

そしてオーストラリア送信は毎日良好に聞こえている。12月1日、1430の「ふるさとの風」9880kHzはいつものように強力である。

  寂しさの つれづれに
  手紙をしたためています
  あなたに 黒いインクが綺麗でしょう
  青い便箋が悲しいでしょう

  あなたの笑い顔を
  不思議なことに 今日は
  覚えていました
  十九になった お祝いに
  作った歌も 忘れたのに

  寂しさだけを 手紙に詰めて
  故郷に住む あなたに送る
  あなたにとって 見飽きた文字が
  季節の中で 埋もれてしまう アーア

  遠くで暮らすことが
  二人に良くないのは わかっていました
  曇りガラスの外は雨
  私の気持ちは 書けません

  寂しさだけを 手紙に詰めて
  故郷に住む あなたに送る
  あなたにとって 見飽きた文字が
  季節の中で 埋もれてしまう
  鮮やか色の 春は陽炎
  まぶしい夏の 光りは強く
  秋風の後 雪が追いかけ
  季節はめぐり あなたを変える アーア
  more
Posted by Hiroshi at 23:31Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze