海外からのラジオ放送

先週一週間、1333の9965kHz台湾送信の放送は殆んど聞こえなかった。この時期、時季というべきか台湾送信は全滅に近い。
1530朝鮮語の9965kHzと同様、パラオ送信に変えたほうが聞きやすいのではないか。この1530の朝鮮語番組はパラオ送信のため、唯一ストリーミングでも聞ける放送である。

12月1日また新しい番組の始まりだ。1333からの「ふるさとの風」9965kHzは弱いながらも内容は聞き取れる状態だ。しかしフェージングの谷では聞き取れない箇所も。この短縮バージョンの番組でも今週の一曲が流れた。1974年のヒット曲、井上陽水の心もよう。

1400からのしおかぜ5910kHzもそれなりに聞こえている。月曜日は日本語番組家族の絆「きっと助けてあげる」、拉致被害者家族からの悲痛な呼びかけが放送されている。ジャミングは殆んど気にならない。

そしてオーストラリア送信は毎日良好に聞こえている。12月1日、1430の「ふるさとの風」9880kHzはいつものように強力である。

　　寂しさの　つれづれに
　　手紙をしたためています
　　あなたに　黒いインクが綺麗でしょう
　　青い便箋が悲しいでしょう

　　あなたの笑い顔を
　　不思議なことに　今日は
　　覚えていました
　　十九になった　お祝いに
　　作った歌も　忘れたのに

　　寂しさだけを　手紙に詰めて
　　故郷に住む　あなたに送る
　　あなたにとって　見飽きた文字が
　　季節の中で　埋もれてしまう　アーア

　　遠くで暮らすことが
　　二人に良くないのは　わかっていました
　　曇りガラスの外は雨
　　私の気持ちは　書けません

　　寂しさだけを　手紙に詰めて
　　故郷に住む　あなたに送る
　　あなたにとって　見飽きた文字が
　　季節の中で　埋もれてしまう
　　鮮やか色の　春は陽炎
　　まぶしい夏の　光りは強く
　　秋風の後　雪が追いかけ
　　季節はめぐり　あなたを変える　アーア   more

11月27日から15400kHzでまたジャミングが出ている。

今のところ0300-0400と0600-0800にあのうるさい火竜ジャミングとCNR1が重なって聞こえている。ジャミングが出てくるからには妨害しなければならない放送が出ていることになるが、これだけは今もって分からない。

0300-0400はVOAの西蔵語が出ている時間だが、15400kHzに出ているという情報は持ち合わせていない。0600-0800も同様でRFAとVOAが出ている時間ではあるが、チベット語は0700まで、後は中国語が始まる時間だ。

0700に5分間のブレーキングタイムはなく連続してジャミングは出ている。  

「海峡の声」としていつもよく聞こえている。この時期放送開始から60mbも良好だ。
短波帯に3系統あるこの放送、2230に開始している。4900と4940kHzは開始アナウンスの後同じ番組、そして2300から一時間は5050kHzも加わり全て同じ4940kHzのニュース番組となる。3系統同じ番組はこのほかにも1025から30分間毎日出ている。

ニュースチャンネルの4940kHzは0000以降、9505kHzへ移動。毎週日曜日は0532から25分間英語番組Focus on China「聚焦中国」が出ている。再放送は同じ日曜日1500から4940kHzで聞こえている。
英語番組の始まる前、1430からは4900kHzと同じAmoy出ている。1455に番組予告と天気予報の後英語となる。

米国と台湾の関係を今後どうするのか新大統領の動向に敏感になっているのが海峡の声放送だ。中国の地方局は中央のニュース番組CNR1の中継が必ずあるが、この海峡の声はそれがない。