12月に入りなんとなくシーンとした感じのするいつもとは違う師走の街。
デジタルテレビもそれなりに見ている人も増えている。しかしまだアナログテレビのほうが圧倒的に多い。ホントに見えないのと疑心暗鬼の様子である。
そんなときは本当に見えなくなりますよ、と言うのだが、まだ先でしょうと言うことになってしまう。
お年寄りの世帯でもデジタルテレビが増えつつあるが、ここで問題なのが、今までの習慣で、アナログ放送を見ていると言う実態。当方で設置したものについては原則アナログは映らない様にしているが、一般にはそんなことはやっていない。せっかくきれいに映るテレビなのに。
今はまだアナログでもいいがこれが本当にデジタル化された時に映らないという苦情が殺到しかねない。12月1日は「デジタル放送の日」2011年に向けて、一層の地デジ普及に取り組むため「デジタル放送推進のための行動計画(第9次)」が発表された。中身の主なものは:
・周知広報の徹底
・中継局の整備
・共聴施設のデジタル化
・高齢者等へのサポート体制
・BSを使った難視聴対策
など、2011年に向けて、国・放送事業者・メーカー・地方公共団体・販売店・消費者団体等がどんなことに取り組んでいくかが書かれている。
世界各国のデジタル化の様子も少しは書かれているが、予定通りアナログ放送が終了できたことは触れられていない。その世界でも類のない予定通りにアナログ波を止めるために躍起になっている。
いろいろなことが書かれているが一度は目を通してみては。