2008年12月16日

星星広播電台

乱数放送ではいまだに続いている老舗。

台湾から出ているこの星星広播電台が以前のようにあまり聞こえないとの報告もあるようだ。
13750kHzは今までと同じ周波数で、0400ごろからいつも聞こえているが、0600からは北京放送にカバーされている。

これ以外には7925kHzがこの13MHzが出てくるまで使われているようだ。たまに9725kHzも聞こえる、また8300kHzはここ最近(少なくとも夏以降は)聞こえないようで、7925kHzに変更されたのではないか。

12月現在確認できた周波数は7925と13750kHzの2波。  
Posted by Hiroshi at 15:36Comments(0)Taiwan/China

2008年12月16日

Voice of the Ogadeni People

英語で局名を書けばこうなると思うが、Voice of the Ogadeni People(Radio Xoriyo Ogadenia)、がまたスケジュールを変更したらしい。

TDPによれば、水・金の1700からとあるが、少なくとも12月13日の放送はこの土曜日にあったはずで、これで行くと12月17日から変更ということになるのかもしれない。放送日、周波数が共に変更されたことになる。

Radio Xoriyo Ogadenia 1700-1730 9485, 11720 ..w.f.. Somali

同局のサイトは更新がなく、ニュースは別サイトで見ることが出来る。
  
Posted by Hiroshi at 08:49Comments(0)Africa/ME

2008年12月15日

東京駅から一時間

急なお呼びがかかり新幹線の始発に飛び乗った。月曜日のせいか自由席も出発時刻にはほぼ満席。雲ひとつない好天気、冷え込んだ朝日に麓まで雪化粧した富士山がくっきりと見えた。

とある場所から路線バスに乗ったが、車内アナウンスが変わっていた。「これより大学構内を通ります」。このホンの入り口にある病院へ駆けつけたわけだが、何せ中が広い。どこかの病院のように信号機こそなかったが、公道でない所を路線バスが走っているのは初めての経験だと思う。

聞いてみたら三つのバス停があるという。目的の場所はすぐに分かったが、セキュリティが厳しいというかこのご時勢では当たり前だが、関係者ということですんなり入ることが出来た。

日本広し、探せばこういった路線が他にもあるかもしれない。未知の場所へ出かけることは別の意味で思わぬことに出くわすことがある。50メートルはあろうかと思える渡り通路に「窓開放厳禁」とある、理由は蜂が飛び込んでくるから開けないでください。都会なのか田舎なのかよく分からない場所でした。


  
Posted by Hiroshi at 22:18Comments(0)番外編

2008年12月15日

Sudan RTVC

7200kHzでいつも強力に聞こえているアラビア語放送。

1800過ぎから1930ごろまでが一番聞きやすいようだ。この時間は北京放送の混信がない。今は多くの局が衛星でラジオ中継をしており、時報がバラバラ、全く当てにならないのが実態。

アナログ伝送の時期は0.2秒程度の遅れで済んでいたが、デジタル伝送になってからは1~2分の遅れは当たり前になっている。この現象はRFAの中国語などが同じ送信所から出ていてもバラバラに聞こえることからもよく分かる。

1秒2秒遅れは序の口で、1分以上なんていうのもざらにある。このUmdurman Radioも1分以上は遅れている。1930にCRIのルーマニア語につぶされてしまうが、バックでまだ勢い付いている。

1948から2000に開始するRadio Sakhaがキャリアーを出し、スーダンは更にかすんでしまう。2000にCRIが止まりアラビア語が浮いてくる。
しかし2000過ぎは中国が一斉に多くの周波数で出てくることから周辺が騒がしくなる。  
Posted by Hiroshi at 03:00Comments(0)Africa/ME

2008年12月14日

RDP Internacional

毎週土日はいつもよく聞こえているのがRDPポルトガルからの放送。14日日曜日は聖ヨハネ教会からのミサの模様が0800から15555kHzなどで聞こえていた。

パラレルで12020と17590kHzも聞こえるが、これは弱い。0900の時報の後は殆んど消えてしまった。局名の書き方はいろいろあるが、基本的に英語で書く場合が多いのではないか。

Internationalは英語、Intenacionalはポルトガル語など、Internationaleはフランス語。その昔RFIの「I」はInternationaleと書けという人がいた。
しかし英語表記すればInternationalでもいいのでは。局名表記を何語で書くかはその人の好みかもしれない。  
Posted by Hiroshi at 20:18Comments(0)Europe

2008年12月14日

Tone ident

いまや外国放送局からの中継が当たり前になっている。
そんな中、放送開始前に5秒間隔でピー音を出しているところが幾つかある。もう何年も前からこのトーンはWRNからの番組によく出ていた。

今は衛星ラジオでしか聞けないが、WRNの番組表にもこのトーンIDが載っている。

最近では1200に開始する「自由北朝鮮放送」の11560kHzで聞くことができる。10分ほど前からこの音を出している。たまに1300開始の「西蔵の声」の開始前にも出ていることがある。  
Posted by Hiroshi at 02:50Comments(0)Europe

2008年12月14日

ラジオ国際会議

ロシアの声日本語放送は、12月12日1200からの放送「ラジオジャーナルきょうの話題」で、
ラジオ放送に関する国際会議の模様を伝えた。

以下その放送内容をテキストに起こした。

マルチメディア性と客観性は、国際ラジオ放送の基盤である
これは、おとといモスクワで「ロシアの声」の組織によって開かれた世界の主要ラジオ局の代表者らによる国際会議の中で述べられたものです。

この国際会議に参加した、イギリス、中国、南米諸国、スイスのラジオ放送代表者らは、外国向け放送、国際放送の成功は、つぎの3点に懸っているとの点で合意に達しました。

その3つとは、先ず、「マルチメディア性」、つまり、現代のあらゆる技術、そしてリスナーの様々なニーズや関心に応える知識を用いることを意味します。
そして、二つ目は 「客観性」。
そして、三つ目は如何なるものにも囚われないこと、つまり、偏見に囚われないと言うことです。

ラジオ放送局は、電波と言う武器しか持っていないままでは、他のメディアと競争することが出来ません。早かれ、遅かれ、ラジオのリスナーはインターネットやデジタル受信機を通して、オンライン上で、単に聴くだけではなく、見たり、読んだり、ニュースや必要な情報を受取ったりする可能性を与えてくれるメディアへと移行していくでしょう。

モスクワで行われた国際会議の参加者たちは、こう言った結論に達しました。しかし技術的な進歩は重要ですが、それだけが成功への唯一のカギではありません。公平さ、客観性、プロフェッショナリズムが、放送にとって、番組を準備する上で、確固たる基盤となる、基準となるものです。

外国向け放送を行うラジオ局にとって、これは特に重要なことです。なぜなら、こう言ったラジオ局は、自社を代表するだけでなく、外国で受信しているリスナーたちが持つ、その国、そのもののイメージを作り出しているからです。放送における、あらゆる計算や、もっと悪い場合には、デッチ上げられた事実は、その放送局だけなく、その国自体を脅かすのです。

ロシアの声のAndrei Bystritskyアンドレイ・べィストリッキー社長は、次のように述べています。

 情報を発信することに関する問題もまた、極めて重要である。それぞれの国のリスナーのメンタリティも、それぞれ独特なものである。このことも考慮に入れたうえで、他局との競争についても無視することは出来ない。つまり、今日、外国語放送には、リスナーに放送を届け、それを面白いものにすると言う、難しい課題が据えられているのだ。

ロシアの声のアンドレイ・べィストリッキー社長は、このように発言し、更に次のようにコメントしています。
   
 外国語放送はどのように変化しているのか、われわれは、現在リスナーの構成がどんな風か、どのように放送が聴かれているか、そして、どのように受取られているか、十分に理解していない。この分野で行われている、様々な研究では不十分で、ラジオを理解するために、われわれの前に立ちはだかっている知的挑戦は、大変重要なものだ。

 又、私は、現代のグローバル化にも関らず、様々な現代技術は、リスナーを統合するだけではなく、同時に、カテゴリー分けし、グループ化しているということを指摘したい。これは、現代のラジオ放送における、問題の一つでもある。

ロシアの声のアンドレイ・べィストリッキー社長は、このようにコメントしました。

又、ラジオ局Deutsche Welleのアレキサンドル・フォン・ネイマン社長は「今後、外国語放送は、国内外のラジオ局とだけではなく、テレビやインターネットとも競争せざるを得なくなるだろう」 と述べ、更に次のようにコメントしています。

   私は毎晩、娘に、幾つかの本から、お話を読んで聞かせていますが、この本はいつ出版されたか分からないほど、古いものであるにも拘らず、今日まで残されているものです。

   その他の、あらゆるマスコミ、情報手段も、ちょうど同じように、そのまま残されており、今後も、その意義はより発展することはあるかも知れませんが、少なくとも維持されていくでしょう。

   そもそも、真実どおりの客観的な情報であることが先ず第一に重要です。情報をより正しいものにするため放送の質を高め、それによってリスナーの権威を獲得しなければなりません。

   一方で、競争は、これまでも常にあったものですし今後もあるものでしょう。

Deutsche WelleのAlexandra Von Neighmanアレキサンドル・フォン・ネイマン社長は、このように述べました。

又、軍事紛争に関する報道についても、国際放送は大変重要な役割を果たしています。軍事紛争が起こった際、国際放送は、偏見に囚われない見解を伝える、独立したエキスパート又はオブザーバーとしての役割を果たしています。

今年8月、カフカースで発生した事件は、西側諸国のラジオ放送局数社が、この偏見に囚われないと言う規範に応えることが出来ないと言うことを露呈させる結果となりました。これらの放送局は、事実を差し替えた部分があり、侵略者を犠牲者であるように報道したです。

ラジオ局イスラエルの声のシュミュエル・ベン・ツビ社長は、ジャーナリストたちは、必ずしも、いつも、軍事衝突を冷静に見ているわけではないと語り、更に次のように述べています。

   ジャーナリストたちの課題は、情報に権力を行使しようとする、如何なるものにも抵抗することである。これは、つまり、ジャーナリストとしての規準を遵守しなければならないということを意味します。ウソがないように、今起こっていることに光を当て、如何なる事件に関しても、自分の個人的な見解を述べることのないようにする必要があるのです。
   これは容易なことではありませんが、その場合には、ジャーナリストたちだけが悪いという訳けではないのです。

ラジオ局 「イスラエルの声」 のシュミュエル・ベン・ツビ社長は、このようにコメントしました。

外国語放送の様々な展望に関する国際会議の中で行われた興味深い意見交換では、このような会議の重要性も示されました。
多くのラジオ局は、ライバルであるにも拘らず、会議の中で共に話し合い、今後もどんなことを実行していくか、理解し合いました。
例えば、自分たちのリスナーにとって、重要で必要な情報を得るために、共に努力することであり、これはお互いの協力によって、初めて、実現できることです。

ベネズエラのジャーナリスト機構の代表を務めるアリバロ・フリオ・マルチネス氏は会議の中で発言し、「ラジオが変わっていくことを怖がることはない。劇場や新聞がなくならないように、ラジオもなくなることはないだろう。ラジオを愛するリスナーも沢山おり、ラジオは独自のポジションを持つものなのである。しかも、まだまだ、ラジオの可能性は広くなっていくだろう」と述べました。

以上、マルチメディア性と客観性は、国際放送の基盤であると題して、「ロシアの声」 の記者がまとめた、コメントをお伝えしました。
  
Posted by Hiroshi at 02:07Comments(0)日本語放送

2008年12月13日

アフリカの角

日本ではあまり報道されないニュースの一つが、Horn of Africaに関するもの。

地下放送、反体制放送、代理放送、表現はいろいろあるが、この地へ向けた放送はいったいどれくらいあるのだろうか。
最近始まった隣接するスーダン向けも加えればもっと多くなる。

ドイツT-Systems Media&Broadcastによれば、13790kHzに毎週水曜日だけ、この地に向けた放送がリストされている。当然聞こえない時間なのでどんな局が出ているのかは知らない。
13790 1600 1657 47E,48 128 217 4 051108 280309 ISS 500 ADM

DWは1月1日から短波放送を縮小するようだが、一方でこの放送は毎日放送される予定である。先進国に向けた短波放送はもういらない、紛争地域に向けた心理作戦・広報活動がこれからも増えていくという図式がすでに出来上がっている。  
Posted by Hiroshi at 22:22Comments(0)Africa/ME

2008年12月13日

デジタル用アンテナ

2年前にデジタルテレビを買ったがまだアナログ放送を見ているというお宅へ伺った。

2階戸建ての屋根にUHFアンテナを建て、いつもは23ch(テレビ愛知)が映りにくいのだが、ここはどうしたことか、20ch(NHK総合)の映りが悪い、ブロックノイズが頻繁に出る。信号レベルは十分あるのに何故だ、調べてみると反射波のほうが強いではないか。

アンテナを180度向きを変えたら20chは当然よく映るが、さすがに23chが映らない。5メートル後方の4階建てが反射源のようだ、出来るだけ反射波を拾わない位置へ移動するスペースもなく、アンテナを高く揚げることにした。

結果は上々?!、マルチパスも減り、ブロックノイズの出ることもなくなった。しかし信号レベルが常に大きく変化している。まだ不安材料が残るアンテナ工事となってしまった。この作業に2人がかりで3時間もかかった。通常の倍以上である。一体いくら工事代を請求しようかと顔を見合わせた。  
Posted by Hiroshi at 18:49Comments(0)受信機

2008年12月13日

HCJB日本語放送

日本時間では土曜日ということで、いつもの日本語放送を聞いている。

HCJB日本語放送開始時にまつわる山田耕嗣さんの話題を放送していた。12月は一年を締めくくる意味からもこういった番組が日本語放送で繰り返されることでしょう。

短波放送衰退といわれながらも、日本語放送も減ることなく続いている。モンゴルも日本語のホームページが出来た。といってもまだ力士の紹介だけだが。

時代は確実に衛星・インターネット放送へシフトしていることは間違いないだろう。この点、日本は後進国だ、これからも変わらないだろう。殆んどの国は国内外向けの放送が衛星・ネット放送で聞くことができる。

日本ではNHK第一放送も24時間ストリーミングで聞くことはできない。著作権という利権をたてに利用者の利便性を図るものと思っていたがどうもそうではない。利用者には規制を強め既得権益を守り通すのが公益法人の目的だった。

ただし私設のネット放送もどきはいくらも存在しているし、R.Japanもオンデマンド放送はやっている。また一部のコミニュティー局もストリーミングをしているところがある。  
Posted by Hiroshi at 11:03Comments(0)日本語放送