2008年02月28日

Un ID on 9970kHz

音楽だけを流し続ける9970kHz、26,27日と聞えなかったが28日また1400から同じ音楽を流し続けています。

唯一つ違うのは、なにやらバックでおしゃべりが聞えます。ロシア語に聞えます。
やはりエレバンからでしょうか。
今日は上下5kHzの局が強すぎます。

多分混信ではなく局のクロスモジだと思いますが、聞こえるのはロシアの声、ロシア語ワールドサービスです。1430にいつもの時報?が出ました。
となると、ドシャンベ送信の可能性も出てきました。

例によって1451'19"に突然止まりましたが、1453に復活です。上下の混信もなくなり強力に聞こえています。
ロシア語も同じレベルで混ざっています。再開後の1453からの録音です。  
Posted by Hiroshi at 23:21Comments(0)Russia/CIS

2008年02月28日

Jamming on 13000kHz

いつも元気のいい中国の工作活動、そのジャミングはまた13MHzピッタリへ出ている。いつも聞える21900kHzが静かである。

0930現在聞えているSOHへの火龍ジャミングは:
7330、13000、18180
10250、13970
12260、14390

ITUのモニタリングにもこれらの周波数が不明局あるいはジャミングとして記録されている。英国でのモニターでは例えば13970kHzは青海省に近い甘粛省内にリストされている。
しかし同じ周波数でも日によって送信所が変わっている状況が見られる。いつも3~4行に分けて周波数を書いているのは送信所が違うことを示している。あくまで一個人が受信しての感じです。  
Posted by Hiroshi at 20:02Comments(0)Taiwan/China

2008年02月28日

TOM on 9595kHz

27日の1500台はヨーロッパ方面がきわめて強い、このほどフィンランドからテスト送信を始めた英語番組が聞えている。既に23日に少し書いているが、9595kHzが1530以降はっきりと聞えている。

英語の説教番組だ。Radio Finlandが使っていた短波送信機からの放送である。今月いっぱいテスト放送をする予定。  
Posted by Hiroshi at 00:50Comments(0)Europe

2008年02月28日

Kurdish on 7540kHz

ようやく正常になったみたい。27日は1440に強いキャリアーが出てきたがそのまま1500からDenge Mezopotamyaの放送が始まった。
昨日まで聞えていたバックのロシア語などは全く聞えない。ウクライナ送信の「メソポタミアの声」がメチャ強い。と思ったら1518から低いビート音が、数十Hz高く出ている。

このビートはクルドゥ語のジャミングではないか。今日はコンディションがかなりよく普段は聞こえないジャミングが聞えているのかもしれない。

そのせいか、7370kHzのR.PMRがこれまた強力である。1530まではFEBAが出ているがその後は良好だ。この放送はモルドバからの送信だ。  
Posted by Hiroshi at 00:34Comments(0)Russia/CIS

2008年02月28日

Orchestrating Freedom

2月26日、ウォルストリートジャーナルより:
史上初となったNYフィル平壌公演、ガーシュインの「パリのアメリカ人」やドボルザークの「新世界交響曲」 などを演奏することで、今まで金正日政権をほめたたえる音楽だけしか聞いたことのない人々をびっくりさせたようだ。

Jレプコビツ米国務省北朝鮮人権特使は平壌訪問に先立って「スターリン独裁体制の北朝鮮を本当に開放させようとすれば AMラジオ放送を通じて世界の人々がどうやって暮しているかを北朝鮮全域に放送するのがもっと效果的なこと」と述べている。

彼は引き続き「北朝鮮の人々がラジオを通じて外部情報を聞けば自分たちがもっと繁栄する東アジアで完全に疏外されている存在という事実を悟るようになる」と強調している。 冷戦時代、西側ではラジオが抑圧される人々と自由世界を直接連携する手段だった。

アメリカは現在VOAとRFAを通じて一日数時間の北朝鮮向け放送をしている。しかしこの放送は短波で送り出されるから北朝鮮全域でこれら放送を聞き取りすることが不可能だ。そして信じられないことは韓国政府が北朝鮮の反感をかうという理由で対北放送をしていないという点だ。

しかしノ・ムヒョンは 25日公職を退いた、 北朝鮮人権に対して正しい事を言って来た新任大統領が就任した。北朝鮮では外国放送を聞くことだけでも政治犯になる。対北放送をしても多くの人々が聞くことができるようにすることもたやすい事ではない。しかし北朝鮮人権活動家たちは今が対北放送ができる絶好の機会と言っている。

一番の理由は北朝鮮にラジオがたくさん流入しているからだ。中国と北朝鮮の非公式的な交易が増えながら安っぽい AMラジオが北朝鮮に広がっているということ。レプコビツ特使の言葉によれば北朝鮮住民たち 3分の 1以上が北朝鮮国営放送以外の放送を聞ことができるラジオを持っていると言う。特に中国産ラジオは小さくて隠しておいて聞くにも良いと言う。

90年代末北朝鮮を脱出して韓国に来た北朝鮮軍将校出身のキム・ソンミンさんはソウルで自由北朝鮮放送を始めて毎日 3時間半分の対北放送を行っている。金さんは 90年代と比べて北朝鮮住民たちがより多くの外国放送を聞いていると言う。

金さんは「放送を通じて自由北朝鮮放送局電話番号と住所を知らせてくれる。それでは北朝鮮で私たちの放送を聞いたという消息を聞いたりする」と言った。彼はまた「北朝鮮では (外国放送受信が可能な) ラジオや携帯電話を所有するのが不法だがこのごろには取り締まりが緩んできたし、国境地帯では役人たちにわいろを与えて取り締まりを避けることができる」と説明した。

金正日政権は外部流入する放送電波を遮断しようと思うが北朝鮮の劣悪な電力事情でこれを完全に遮断するのが不可能だ。高性能ジャミングを持った中国が北朝鮮を助ければ分からないが金正日政権の能力だけでは外国放送を全部遮断することができないのが実情だ。

音楽が人間の心を自由にする力があるというのは言うまでもない。しかし情報の力はこれよりもっと強い、外部情報を徹底的に遮断する金正日政権を貫いて行って北朝鮮住民たちに真実を知らせて自由を求めるようにしなければならない。

金正日政権は金曜日(2月22日)になってから放送を通じてNYフィル北朝鮮公演情報を住民たちに知らせた。北朝鮮でRFAやVOAを密かに聞いている人々はこの「秘密」をもうずいぶん前に知っていたはずだ。  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)S.N.Korea