2008年02月12日

SOH on 14600kHz

毎日絶えることのない中国からのジャミング攻勢、一般にはこうした中国の情報閉鎖のニュースが伝えられることはない。
一党独裁の体制を維持するには、中国国民に本当のことを知らせてはならないからである。

ドイツやフランスの放送は妨害せず、イギリス、アメリカの放送は聞かせない。ニュースの中身はそんなに違うわけはないのだが、それでも聞かせたくない。

そして最も聞かせたくない放送が、この「希望之声国際广播電台」と中国以外のすべての西蔵語放送である。
ウェブサイトは厳重な監視体制をとり、中国本土からは一切アクセスが出来ない。閉鎖すればするほどそれを突破しようと専用のソフトまで配布されている。

放送バンド外で24時間出ていると思われるこの放送、一体誰が、どこから電波を出しているのか定かではない。今まで台湾へ行かれた方の情報としては、台湾島からは多分出てない、大陸に極めて近い秘密の場所から・・・。
もちろん公式に放送バンド内で毎日放送されている衛星放送も行われている。

12日はこのバンド外に出ている14600kHzに全くジャミングが出てないように見える。SOHの中国語が0000過ぎから、フェージングで落ち込む時もあるが0500を過ぎてもジャミングはない。

12日、0530現在聞えているバンド外の火龍ジャミングは:
7330、12160、18180、21900
9000、10250、13400
14410、16750

14600 ジャミングなし

  
Posted by Hiroshi at 14:39Comments(0)Taiwan/China

2008年02月12日

Persian on 7480kHz

Radio Payame Doost、英語にすればRadio Message from a Friendと言う意味。毎日7480kHzで1800-1845にペルシャ語で出ているイラン向けバハイ教の放送局である。いつもローカル並みに入感している。

バハイ教の信仰を否定するイランに向けて2001年5月からモルドバ中継で短波放送も始めた。米国Washingtonでは1994年から中波で今も放送されている。

Payam-e-DoostはBahá'í International Commuintyがスポンサーになっている。
2月11日1800、7480kHzの開始部分。  
Posted by Hiroshi at 03:36Comments(0)Asia/Oceania

2008年02月12日

ふるさとの風第32週

厳寒の地に今もとらわれている拉致被害者たち、一体いつになったら日本の地に戻れるのだろう。頑なな態度に終始する北朝鮮に立ち向かう勇気を政治家は持ってほしい。

政府広報放送「ふるさとの風」は2月11日で32週を迎えた。日照時間が長くなり、受信状態もよくなってきている。
9780kHzで1600-1630に放送されている日本語番組はアナウンスでも行っている様にこれは日本向けの放送。
台湾送信だが、ビームも日本向けとなっている。11日の受信状態は開始直後は5kHz下のCNR2が混信していたが終了後は極めて良好。
日本列島便りはバレンタインデーについての話題、家族会の昨年度の活動についての話。続いてふるさとの声は曽我ひとみさんのお話。

今週の一曲は市川修一さんご家族のリクエスト、三波春夫の大利根無情

利根の 利根の川風 よしきりの
声が冷たく 身をせめる
これが浮世か
見てはいけない 西空見れば
江戸へ 江戸へひと刷毛 あかね雲

佐原囃子が聴えてくらアー
想い出すなア…御玉ヶ池の千葉道場か

ここで解説が入り少しカットされた
うふ…平手造酒も今じゃやくざの用心棒
人生裏街道の枯落葉か


義理の 義理の夜風に さらされて
月よお前も 泣きたかろ
こころみだれて 抜いたすすきを
奥歯で噛んだ 男 男 泪の 落し差し

止めて下さるな 妙心殿
落ちぶれ果てても平手は武士じゃ
男の散りぎわだけは知って居り申す
行かねばならぬそこをどいて下され
行かねばならぬのだ

瞼 瞼ぬらして 大利根の
水に流した 夢いくつ
息をころして
地獄まいりの 冷酒のめば
鐘が 鐘が鳴る鳴る 妙円寺  more
Posted by Hiroshi at 01:40Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze