2010年01月14日

Chinese 7105kHz

不明局としてDXLDなどに出ていたが、既報の通りこれは内蒙古人民广播電台の中国語チャンネル。
いつもキャリアーは2130過ぎには出てくる、2150開始から2158まではクリアーだ。このあと複数のキャリアーが出てくる。

これは2200から出てくる7105kHzのSOH「希望之声国際广播電台」を妨害するためだ。2200までに2波、放送開始直後にダメ押しのもう1波が出てきて内蒙古共々つぶされてしまう。

SOHのキャリアーは弱く早いときは2140頃に出てくることもあるが、ほぼジャミング放送CNR1と同時のことが多い。この時間は7.5MHz付近に出てくる放送と同じ番組が出ている。

たったこれだけの放送のために、CNR1を3波もぶつけて来る中国の執念深さ、真実を伝えられると困る崩壊国家の姿が垣間見られる現象だ。

2200台に7105kHzは5波がひしめき合っている事になるが、全て7105kHzに出ている。1~2Hzの差しかない。PERSEUSは数Hzの変動は周囲温度の変化でいつもあり、どれが7105kHz丁度に出ているかは確認が出来ない。
5MHzで校正しても、7MHz帯でも正確だという保証は無い。ズーム機能で分かるのは、ここの相対的な違いを見ることは出来るようだ。
下のスペクトラムも、1500に7105kHz丁度に内蒙古の周波数を合わせたが、その7時間後には僅かながら下へ動いている。このPERSEUSとPCは既に何日も連続使用している。

7105kHz spectrum  
Posted by Hiroshi at 12:17Comments(0)Taiwan/China

2010年01月13日

1月13日ふるさとの風

相変わらずコンディションは今一良くない。1300と1333の放送は聞こえない。

1400,5910kHzの「しおかぜ」は日本語番組、ジャミングは全く感じない。各県知事の特番の第2弾として、メッセージの再放送である。「知事の会」から北朝鮮への要請文と題し新潟県泉田知事、同じく金正日総書記へのメッセージも泉田裕彦新潟県知事から、そして、拉致被害者へのメッセージとして、これも新潟県泉田知事、一年前の2009年1月13日に収録したもの。

続いて、平井伸治鳥取県知事(2009年1月13日収録)、橋下徹大阪府知事(2009年6月26日収録)の力強い拉致被害者へのメッセージが。飯泉嘉門徳島県知事(2009年7月2日収録)、そして最後に島村穣上尾市長(2009年7月30日収録)のメッセージがそれぞれ放送された。1月6日放送と同じ内容である。

1430の9880kHz「ふるさとの風」は、全く入感なし。それらしきキャリアーの存在も分からない。
  
Posted by Hiroshi at 23:44Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年01月13日

グーグル、中国撤退か

13日午後、ある意味で重大なニュースが世界を駆け巡った。

アメリカグーグルが、中国の閉鎖社会に音を上げ、撤退を検討しているというのだ。昨年12月に世界中に向けてサイバー攻撃を行い、欧米などで活動する人権保護活動家のメールの内容をのぞき見したことが判明したためだ。

グーグルの中国でのシェアーは2~3割程度といわれ、撤退も影響は無いとされる。
これよりも前に、Yahoo香港も全ての掲示板をこの1月で閉鎖と発表しており、中国の言い分だけを通す独裁政治国家とは相容れないのは当然のこと。

既に破綻状態にある中国、この国で、資本主義経済のシステムは成り立たないのは分かっていながら、甘い誘いに乗ってしまうのだろう。

日本もその例に漏れず、幾つかの企業が撤退したり、検討したりしている。盗品さえ自由に持ち出せる日本は格好の標的にされている。企業の機密、ハイテク技術などいとも簡単に持ち出されている。

13日は1100過ぎあたりから、海南島からのジャミングがかなり弱くなり、殆んど聞こえない状態だ。7505kHzの「西蔵之声」がいつもと違いジャミングなしで聞こえている。オヤオヤ1320に火竜が出てきちゃった。
7470kHzのRFA西蔵語も、いつもは完全につぶされているのだが、CNR1だけで、ほぼ互角の勝負。
1300台も火竜ジャミングの聞こえる周波数が一波も確認できない。こんなことは珍しい。


Daily special
January 13 SOH
1530-1600 7480kHz
2200-2230 7525kHz (2217-firedrake)
2300-2330 7505kHz (2327'45"-firedrake)  more
Posted by Hiroshi at 22:11Comments(1)Americas

2010年01月13日

Nei Menggu 7105kHz

どういうわけか、元の周波数へ出てきました。

12日火曜日、1000過ぎには聞こえていた。そして終了まで。また開始から聞こえている。内蒙古人民广播電台の中国語番組である。7420と9520kHzとパラ、もともと3波で聞こえていたのが、昨年9月1日以降、7105kHzだけ行方不明になっていた周波数。

送信機の整備でも済んだのか、7200kHzより上に出ないで、元の7105kHzに出てきたわけだ。これで一応モンゴル語と同じ3波体制になった。
毎週火曜日は、0600-0950頃まで停波している。12日もこの時間は止まっていた。中国語は上下10kHzにかなり強くお化けが出ている。

内蒙古自治区は、この1月1日から猛吹雪に見舞われており、殆んどの都市で深刻は被害が出ている。11日夜からは更に気温の低下が著しく、被害が増大しているようだ。
7105kHzが出てきた背景にはこうした情報を伝える意味合いがあるのかもしれない。猛吹雪でテレビは見えないが、ラジオなら何とか聞こえるだろう。

Nei Menggu PBS
Chinese 2150-1605
7105, 7420, 9520

Mongolian 2150-1605
6040, 7270, 9750

12日火曜日は、原則地方局も0600からメンテのため休むのが普通だ。しかし今年に入ってからは、チベット放送の西蔵語、中国語が2週続けて休みなく放送している。
CNR11の西蔵語放送は水曜日がお休み、13日も0600から止まっている。

5日、12日共に0600以降も停波することなく聞こえていた。昨年までは休んでいた。西蔵人民广播電台のサイトには番組表も掲載されているが、いつ現在かは分からない。
  
Posted by Hiroshi at 17:13Comments(0)Taiwan/China

2010年01月13日

7435 VOV1は24時間放送?

いつも良好な受信が出来るVOV1の7435kHz、今年に入り、いつ聞いても出ているような感じ。

日によって入感状態はかなりムラがあるが、1700以降も出ていることは間違いない。同じ周波数にCRIやR.Libertyなども出ており、時間によっては混戦模様だ。
ここ数日のチェックでは、1700-2200の間もVOV1のキャリアーが切れることは無い。2000からは5kHz上のCRIが強く確認が困難、且つこの時間帯VOVの信号も落ち込んでいる。

昨年から追加された、このトンキン湾向けサービス、9635、11720kHzも含めこれら3波は100kWで、海外向けと同じ送信所から出ている。

1600-1655はいつも強いキャリアーだけがいまだに出ているが、多分CRIで、音声が乗ってない状態。昨年末のメンテナンス時期の状態が今も続いているような感じである。一方で1600-1757はちゃんと英語放送は出ている。

1800台はCRIのイタリア語が強い、更に1700-1900の2時間はR.Libertyのロシア語も出ている。
1900以降はVOV1がよく聞こえているが、日によっては1940からVaticanが聞こえてくる。2000に7440kHzのCRIにほぼつぶされてしまう。
  
Posted by Hiroshi at 12:33Comments(1)Asia/Oceania

2010年01月12日

1月12日しおかぜ

12日、1400の5910kHz「しおかぜ」は日本語放送である。ジャミングは全く聞こえない。特別番組として、過去に収録された、全国各都道府県知事のメッセージがいくつか聞こえている。1月5日の放送と同じ内容である。
上田清司埼玉県知事(2006.12.15収録)、梅原克彦前仙台市長(2007.4.22収録)、加戸守行愛媛県知事(2007.6.14収録)のメッセージ。
続いて、「JSRこちらはしおかぜです」の女声アナウンスに続いて、2008年6月11日に収録された石原慎太郎東京都知事(2008.6.11収録)のメッセージが放送された。
1422過ぎにはIRIBが早くも出てきて、混信を起こしている。

1430の「ふるさとの風」9880kHzはやや信号が弱い、SINPO34443といったところ。今週で通算132週目の放送になる。12日はまずニュース解説から始まった。拉致問題解説、続いて今週の一曲、1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」。
この歌を聴くたびに、1985年8月12日、御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機を思い出す。520名の尊い命が失なわれた。この後遺症から脱却できないJALは、早く清算をしなければ。

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる




  
Posted by Hiroshi at 23:23Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年01月12日

3950kHz Chinese

3950kHzで聞こえる中国語といえば、新疆人民广播電台と決まっていた。
ところが、今年に入ってからCNR1「中国之声」が聞こえている。勿論新疆がCNR1を中継する時間もあるが、それとは違う時間である。

新疆は1200過ぎから中国語が聞こえてくる。5060、5960、7310kHzとパラレルである。そして1400前からキャリアーが出てくる。1400からCNR1につぶされてしまう。

ここでふと気付いたのが、6075kHzに出ていたRTIとそのジャミング放送CNR1が出ていないことである。このRTIは6145kHzとパラの大陸向け放送だ。そう、この6075が3950kHzへQSYしていた。そこへなんのためらいもなく、新疆の中国語放送へジャミングをかけてくる。

台湾は3.9MHz帯をヨーロッパ送信では使っているが、1400-1800の3950kHzは、珍しく台湾送信だ。平均するとCNR1よりもRTIのほうがよく聞こえているみたい。
Radio Taiwan International
1400-1800 Chinese 6145, 3950 (ex. 6075)


Daily special
January 12 SOH
1530-1600 7490kHz
2200-2230 7545kHz
2300-2330 7510kHz (2313-firedrake)

2300のSOHはVoice of Hopeの出ている7510kHzへ2256からキャリアーを出してきた。2230から毎日出ている台湾送信のモン語放送はよく聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 23:04Comments(0)Taiwan/China

2010年01月12日

5890/6003/6015kHz

この3つの周波数で共通するのは、勿論北朝鮮が最強のジャミングを出している周波数。
1月1日から6015kHzでKBS韓民族放送が始まったことから、早くからジャミングが出るようになった。

しかし放送開始の0400前後に出てくるジャミングは弱く、6015kHzのKBSが勝っている。この後本命のジャミングをかけてくることになるのだが、なぜか三つの周波数へ同時に出してくる。
しかも気まぐれで、出てくる時間は日によってバラバラ、実に締りがない。三つの周波数が一台の送信機から出せるとは思えないが、出ているジャミングは全く同じノイズジャミングである。そして同時に開始する。

1月12日は0652に始まった。この時間妨害対象は6015kHzしかないのに、あと2波は無駄な電力消費をしているに他ならない。特に5890kHzに至っては、3時間の妨害のために12時間以上も無駄なことをやっている。
RFAに対してはジャミングをかけてはいるが、ヒョロヒョロ電波で用をなしていない。こんな無駄なことをする、潤沢な電力事情とは思えない。

そう思っていたら、3波とも、0838に止まってしまった。しかし本命の6003kHzにもかけなければならず、10分後には復活している。6100/6070kHzが止まっている事など、深刻な電力不足に陥っている様子が伺える。

3波合同のジャミングが如何に強いかは、受信しただけでも分かるが、バンド中を汚染している実態がウォーターフォール・ウィンドウでスペクトラムと比較して見るとより鮮明だ。



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Posted by Hiroshi at 18:04Comments(0)S.N.Korea

2010年01月12日

SOH on 7535kHz

定点観測の日替わり周波数のSOH,これが毎日同じ周波数だったらまず聞くことは無いだろう。なぜなら、ジャミングしか聞こえないから。

幸か不幸か日替わりで放送する周波数が違うことから、全く役立たない情報ではあるが、好奇心で覗き見ならぬ聞き耳を立てている。

11日、1530の放送は、7485kHzで聞こえている。混信も全くなく良好である。2200は7555kHzへ、これも全く混信もなく強力である。2200に時点では、7580kHzのVOKよりも強い。早くも2209に火竜のお出ましとなった。
2300の放送は7525kHzへ、2318からジャミングに見舞われている。

Daily special
January 11 SOH
1530-1600 7485kHz
2200-2230 7555kHz (2209-firedrake)
2300-2330 7525kHz (2318-firedrake)  
Posted by Hiroshi at 00:39Comments(0)Taiwan/China

2010年01月12日

1月11日「しおかぜ」

1400の「しおかぜ」は、日本語番組、失踪者家族からのメッセージが読み上げられている。ジャミングは殆んど分からない、受信状態は良好である。
失踪者家族からの呼掛けはいつ聞いても胸のつまる思いだ。先が全く見えない拉致事件の解決。米朝国交の条件として人権問題の解決が条件としていることが僅かな望みだ。

このまま時間稼ぎをして闇に葬り去ろうと願っている現政権に、期待することは何もない。「国民」のためというのは、日本国内に在住する人のことで、「日本国民」ではないことを認識しなければならない。
いまだかつて首相の口から「日本国民」という言葉は一度も出て来ない。

1430の9880kHz「ふるさとの風」も良好に聞こえている。懐かしい日本の歌は「焚き火」、ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さんからのメッセージ。2009年10月の録音である。姉からのメッセージは今までと同じ2008年の録音から。

続いての歌は、松木さんへの思いを綴った「薫の約束」。このあとも同級生らからのメッセージが繰り返された。リクエスト曲は、橋幸夫と吉永小百合のあまりにも有名な「いつでも夢を」、この曲は2009年9月に113週と2007年10月の16週目の番組で放送されている。
1962年にレコード大賞、これで更にヒットした曲だ。当時のEPレコードのジャケットから。
星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも 歌ってる
声が聞こえる 淋しい胸に
涙に濡れた この胸に
言っているいる お持ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を
星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも 歌ってる

歩いて歩いて 悲しい夜更けも
あの娘の声は 流れ来る
すすり泣いてる この顔上げて
きいてる歌の 懐かしさ
言っているいる お持ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を
歩いて歩いて 悲しい夜更けも
あの娘の声は 流れ来る

言っているいる お持ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を
はかない涙を うれしい涙に
あの娘はかえる 歌声で
  
Posted by Hiroshi at 00:05Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze