2010年01月14日

ハイチ大地震

普段この国名を聞く機会は少ない。
そのハイチでかなり深刻な事態になっている。阪神大震災からはもう15年が経つ。日本で、その後に起きた地震に対しては、その教訓が少なからず生かされてきた。

諸外国ではそういった対策は殆んど聞かない。何十年に一回、起きるか起きないかの地震に、多額の投資は出来ないのが実態だ。国民性の違いもある。

ニュースではかなり詳しく被害状況が伝えられている。インフラ整備がまだ十分でなく、正確な情報が伝わりにくい国でもある。
VOAは今日14日と15日、通常の短波放送を延長して、オランダ、ボネール中継所からも放送する。日本では聞こえない時間だが、1230-1330の6135kHzである。こうした小回りの聞く放送はまず日本では考えられない。

VOAのハイチ向け放送はクリオール語だ、あまり聞く機会は無い。この時期では2200からの放送がよく聞こえている。  more
Posted by Hiroshi at 20:08Comments(1)Americas

2010年01月14日

WTWW on air

1月11日からWTWW局がテスト放送を行っているようだ。
短波送信機から、9480や5755kHzなどで聞こえているらしい。
FCCのスケジュールによれば、この1月7日の更新でも以前のWBWWで登録されている。

5755 0000-0700
9480 1200-1900
9480 2200-2400

テスト放送ということで時間は決まっていないようだが、5755kHzはともかく、9480kHzはCNR11が出ており、なかなか聞こえそうにないかも。
  
Posted by Hiroshi at 19:04Comments(2)Americas

2010年01月14日

Chinese 7105kHz

不明局としてDXLDなどに出ていたが、既報の通りこれは内蒙古人民广播電台の中国語チャンネル。
いつもキャリアーは2130過ぎには出てくる、2150開始から2158まではクリアーだ。このあと複数のキャリアーが出てくる。

これは2200から出てくる7105kHzのSOH「希望之声国際广播電台」を妨害するためだ。2200までに2波、放送開始直後にダメ押しのもう1波が出てきて内蒙古共々つぶされてしまう。

SOHのキャリアーは弱く早いときは2140頃に出てくることもあるが、ほぼジャミング放送CNR1と同時のことが多い。この時間は7.5MHz付近に出てくる放送と同じ番組が出ている。

たったこれだけの放送のために、CNR1を3波もぶつけて来る中国の執念深さ、真実を伝えられると困る崩壊国家の姿が垣間見られる現象だ。

2200台に7105kHzは5波がひしめき合っている事になるが、全て7105kHzに出ている。1~2Hzの差しかない。PERSEUSは数Hzの変動は周囲温度の変化でいつもあり、どれが7105kHz丁度に出ているかは確認が出来ない。
5MHzで校正しても、7MHz帯でも正確だという保証は無い。ズーム機能で分かるのは、ここの相対的な違いを見ることは出来るようだ。
下のスペクトラムも、1500に7105kHz丁度に内蒙古の周波数を合わせたが、その7時間後には僅かながら下へ動いている。このPERSEUSとPCは既に何日も連続使用している。

7105kHz spectrum  
Posted by Hiroshi at 12:17Comments(0)Taiwan/China