2009年06月07日

ベリカードコレクター

雨後の竹の子という言葉も最近は聞かなくなった。日常の会話で使うと、それ何ということになって場がしらけてしまうそうだ。
言葉は時代と共に変わるということだが、絵文字やメールの影響で、ただ単に知らないだけということもある。

先日、珍しい人からメールをいただいた。ここ一年ほど前からまた短波放送が聴きたくなり古いラジオを持ち出し聴いているという。雨後の竹の子とまではいかないが、いわゆる復活組みが増えてきたことは喜ばしい。

受信した証にレポートをWRTHの住所に送ったが、戻ってきてしまった。新しい住所を知らないかという内容だった。受信報告を送らない人にとっては気にもしないことだが、コレクターにとっては必須らしい。
せっかくだから調べてみたら、その局のウェブサイトにはWRTHとは違う私書箱が書いてある、またメールアドレスもあるので、その旨話をした。

BCLブームといわれた時代には全くなかったインターネットの世界。今やそれが当たり前になっていることを知るきっかけになったようだ。郵便切手を貼って出す時代は終わったのではないかとさえ思える。そんな時代になってもベリカード集めに血眼になっている人もいる。

人それぞれ価値観の違いから、ただ聞いた、聞こえただけではすまない人もいる。聞いた結果もらうというのではなく、ベリカードのために聞くという人もいるから。

このブログにも音声ファイルを載せているが、これを聞いて受信報告が作れるという人もいた。そんなに欲しけりゃどうぞご自由に。短波誌の時代にもあったが、いつの時代にも、こうした変人はいるようだ。

世界的に見れば、Perseusの受信ファイルが相当数アップされているが、これを利用したら、まさしく大量の偽レポートが、本物のレポートとして通用する時代になってしまった。

  
Posted by Hiroshi at 21:23Comments(0)受信機

2009年06月07日

BS20年と地球ラジオ

たまには国内ラジオ放送の話題も。

7日はBS第一放送が10時間生放送をやっている。このうち0810(日本時間午後5時10分)からはラジオ第一とBS1の同時生放送が始まった。といっても全て同じではなくラジオでは流せない曲もあるみたいで、一部は別の曲が流されていたりする。

勿論この時間はRadio Japanでも同時放送である。
  
Posted by Hiroshi at 17:45Comments(0)日本語放送

2009年06月07日

June 6 T8WH

T8WHサイトの番組表が更新されている。
全時間の番組が掲載されているが、実際に短波で出ているのはそのごく一部だけである。先週5月30日は番組変更があったことから、途中停波したり混乱も見られたが、6日はすんなり出たみたい。

7日、日曜日も0100から15710kHzが正常に開始。0300以降の15700kHzも先週同様出てくるものと思われる。

June 6 T8WH on 9930kHz
0800-0900 Japanese
0900-0930 English Prayerline Presents
1025-1030 Chinese-Rivaival Sound
1030-1200 9930kHz English
1200-1230 9930kHz English-Living The Bible(Namihira Meko)
1230-1400 9930kHz English
1400-1500 9930kHz English

June 7 15710kHz
0100-0300 English  
Posted by Hiroshi at 10:51Comments(0)Americas

2009年06月06日

KBIF in Japanese

このKIBF局(California)が以前から日本語番組があることはわかっていたが、最近インターネット放送で聞くことができるようになった。(月間短波より)

主に南アジア言語の番組が多く、モン語の放送が圧倒的に多いみたい。番組の一部は
2000-2100 M-F. Lao
2300-2400 F. Vietnamese
1330-1500 Sa. Japanese
1000-1330 Sa. English
2000-0300 Sa.Su. Hindi/Punjabi
6月6日1330開始の「二世アワー」を聞いてみた。「北国の春」のカラオケではじまった。現地時間午前6時30分から8時までの放送。  
Posted by Hiroshi at 23:44Comments(0)Americas

2009年06月06日

SOH on 15730kHz

日替わり周波数の局がまた増えてしまった。

多分5月末あたりからあちこちに出没していた中国語、特に6月1日以降はその日替わり周波数が分かっている。今日6月6日のSOHは15730kHzへ出てきた。1229に番組途中から出てきた。1235には早くも火竜ジャミングが出現。
新たに始まった30分2回のSOH、5日に更新されたEiBiリストにも早速掲載された。

そして1300からは15427kHzへ出現、VOTの中国語が始まった。15730kHzは1300に火竜も止まったが、キャリアーはそのまま1305にまたジャミングが出てきた。一体この5分間キャリアーも出しっぱなしでモニターもしていなかったのか。しかし1308’17”に停波した。

6日、この1300台はいつもに比べて大陸からの電波は弱め、15495kHzのCNR1もかなり弱い、1305に出てきた15425kHzのジャミングもかろうじて火竜と分かる程度。15427kHz、VOTの中国語が圧勝している。昨日とほぼ同じ時間に15429kHzへ飛んだ。
5日は聞こえなかった1315からの同じく中国語が15412kHzへ15分間だけ出てきた。15429kHzより若干早く聞こえている。同じ送信所なのか別なのかこれだけでは分からない。

June 6 via Tajikstan
1230-1300 15730kHz Sound of Hope (15730 Firedrake)
1300-1315 15427kHz Voice of Tibet in Chinese (15425 Firedrake)
1315-1330 15412kHz Voice of Tibet in Chinese (15410 Firedrake)
1315-1330 15429kHz Voice of Tibet in Chinese (15430 Firedrake)
1330-1335'40" 15429kHz Voice of Tibet in Tibetan
1335'40"-1400 15414kHz Voice of Tibet in Tibetan (15430 Firedrake)
1400-1430 15750kHz Sound of Hope (15750 Firedrake, 15760 CNR1x2)
  
Posted by Hiroshi at 23:01Comments(0)Taiwan/China

2009年06月06日

Deewa Radio

VOAのアフガン向け、パシュト語放送がDeewa Radioである。アフガン、パキスタン国境地域に向けたVOAの戦略放送だ。2006年9月27日からDeewa Radioとして開始された。一部DXerではこれも地下放送扱いである。英語ではLight Radioという意味になる。

それはともかく、この放送パキスタンの夏時間に合わせ、4月19日から一時間早く1200から1800まで放送している。使用されている周波数は7495、9310、9380、9780kHzの4波。しかし時間によって送信地は異なっている。もともと24時間放送で、FM100.5MHzでも放送されている。

DXLDなどのよれば、6月7日から放送時間が延長されるとの情報がある。延長されるのは0000-0300で周波数は以下の通り。
0000-0230 12015 KWT 078
0000-0100 11535 KWT 078
0000-0230 9380 IRA 334
0100-0200 11535 IRA 332
0200-0300 11535 UDO 300
0230-0300 12015 UDO 297
0230-0300 9380 IRA 332
これでDeewa Radioは一日9時間の放送となる。  
Posted by Hiroshi at 19:54Comments(0)Asia/Oceania

2009年06月05日

SOH on 15740kHz

昨日15750kHzでは確かに「西蔵之声」が聞こえていたが、今日5日、1230に15740kHzの開始を聞いたところ「希望之声国際广播電台」のアナウンスで始まった。

4日の15755kHz同様、周波数精度は高く且つ信号も強い、5日の15740kHzは1240には火竜ジャミングに消されてしまったが、バックで中国語がはっきりと出ているのが分かる。それだけSOHの信号が強いということだ。

この時間15150kHzに出ているSOHは台湾からの微弱電波と思えるが(5日は1240に火竜が出てきた)、この15740kHzは明らかに台湾以外からの電波に間違いない。

1300に火竜が止まり、再び中国語が浮いてきたが、番組は終了、一瞬例のピー音が出てキャリアーオフ。これで全てのなぞが解けた。VOTと同じ送信機からSOHの番組も出ていることが判明。4日に聞いた15750kHzの中国語は、1300までSOHで、周波数切り替えが遅れVOTの頭が出てきたことが分かった。

したがって1300に終了した5日の15740kHzは直後に15427kHzへQSY、VOT「西蔵之声」中国語が始まった。このことから
6月1日の15750kHz
6月2日の15765kHz
6月3日の15730kHz
6月4日の15750kHz
6月5日の15740kHz
時間は1230-1300の中国語は全てSOH[「希望之声国際广播電台」ということになる。そして「西蔵之声」と同じ送信所、Tajikstan送信に間違いない。

パラオ送信がなくなり、新たに30分の放送が2回出てきたものと思われる。これまでの受信で、SOHは日替わりで出てくるが、30分の間、VOTのように周波数は動かさないということだ。
また15760kHzのCNR1は多分このSOH用のジャミングとして出てきたのではないか。それにしては15750kHzへはちゃんと火竜ジャミングが出てくるので、違うみたい。いずれにしてもよう分からん。

June 5,SOH and VOTibet on 19mb:
1230-1300 15740kHz Sound of Hope in Chinese
1300-1315 15427kHz Voice of Tibet in Chinese
1315-1330 15429kHz Voice of Tibet in Chinese
1330-1335 15429kHz Voice of Tibet in Tibetan
1335-1400 15414kHz Voice of Tibet in Tibetan
1400-1430 15750kHz Sound of Hope

6月5日、15740kHzは1220’45”にキャリアーON、1230番組開始、ジャミングのかかる1240までの録音
これで思い出すのが、5月29日、9990kHzでの誤送出、しかしこれはTashkent送信のはずだが、いずれにしても、この時点で1400からのSOHが何処かに出ていた可能性がある。
  
Posted by Hiroshi at 23:05Comments(0)Taiwan/China

2009年06月05日

SOH & VO Tibet

一体どれほどの人が聞いているのか分からないが、送信中に周波数を変えてそれに追従するのは並大抵なことではない。
従来の受信方法を根底から変えてしまったSDR受信機、これのおかげで事後検証が詳細に行えるようになった。

なぞの多かった15MHz帯のジャミングについて、6月4日の様子を調べてみた。
この中で1400に始まった15755kHzのSOH、信号も強く且つ正確な周波数に出ており、一瞬パラオからの送信かと思ったほどだ。しかしジャミングが出てきた3分後、1425に止まってしまったことからこれとは違うようだ。

15760kHzに一時間だけCNR1が出ていたのは意味不明、15495kHzと共に妨害対象局が分からない。西蔵之声が15750kHz付近にも出ている。周波数の動きを追うと下のような結果となった。

15150 1310'15"-1500, 1504'40"-1508 Firedrake A
15414 1335"12"-1400 Voice of Tibet Tibetan
15415 1336'45"-1400 Firedrake
15425 1308-1315 Firedrake
15427 1303'13"-1316'32" Voice of Tibet Chinese
15429 1316'33"-1335'11" Voice of Tibet Chinese/Tibetan(1330-)

15430 1321'30"-1330 Firedrake
15495 1145-1315 CNR1
15727 1300'38"-1303 Voice of Tibet Chinese
15750 1230-1300 Sound of Hope, 1300-1300'37" Voice of Tibet Chinese
15750 1230-1300, 1305-1309'45" Firedrake A
15755 1400'50"-1425'25" Sound of Hope
15755 1422'49"-1509'06" Firedrake
15760 1400'17"-1500 CNR1
  
Posted by Hiroshi at 10:31Comments(0)Taiwan/China

2009年06月04日

SOH Jamming

6月4日だからといって特別ジャミングが増えたわけではない。

いつもと変わることなく、あちこちで聞こえている。ジャミングのない周波数もいくつか聞こえている。
June 4 0540
A: 8400、
B: 9000、13970、14420、17500、18320
C: 9390、11300、18000

June 4 1005
A: 8400、11300
B: 9000、9390、13970、14420、15150、18320
C: 17500、18000

9390kHzへの火竜ジャミングは0918に出てきた。そして1100まで聞こえたが、そこでちょっとしたミスがあった。CNR1の時報が出て一瞬止まったがまた出てきた。これは大変とあわてたのか、1101に電波が止まった。しかしSOHは引き続き出ている。
1200からはR.Pakistanの中国語でSOHは消されてしまったが、1205になっても火竜ジャミングは出なかった。

SOHが出ていることは分かっているはずなのに何故ジャミングをかけないのか、パキスタンの中国語がその役目を果しているようだ。

この後15750kHzへも火竜がが出ている。  
Posted by Hiroshi at 21:45Comments(0)Taiwan/China

2009年06月04日

T8WH June 4

ほぼ一週間毎日チェックして、スケジュールが分かってきた様だ。

Namihira Miekoの日本語放送は、火・木は1200からということになった。これ以外土曜日は一回放送されていることになる。
T8WH in Japanese:
0800-0900 Sa. 9930kHz
1200-1300 Tu.Th. 9930kHz

June 4 T8WH:
2330-2400 15550kHz Hmong
0400-0500 15700kHz English
0800-1000 9930kHz English
1200-1300 9930kHz Japanese
1200-1300 12130kHz Hao Mai Radio / English
1300-1400 11685kHz DVB
1500-1600 9965kHz English/Korean
1500-1800, 1900-2200 RFA  
Posted by Hiroshi at 21:24Comments(0)Asia/Oceania