売られた喧嘩は買おうというわけか、VOA、RFAが放送時間を増やしたのに刺激され、ジャミングもいっそう激しくなってきた。
17日1500のRFA西蔵語に、西蔵放送のジャミングはなかったが、18日は火龍ジャミングに加えて、この放送も加わってきた。どこまでも情報封鎖を続け、何もなかったことにするつもりだ。
追加されたと思われる周波数は2200の5865kHz以外まだ未確認。
VOA Tibetan:
0000-0100 7255THA, 7480CLN, 9645THA
0300-0600 15545THA, 17665THA, 21570CLN
1400-1500 7115THA, 7255KWT, 12040KWT
1600-1700 7395 9395 11865
RFA Tibetan:
0100-0300 7470KWT, 9670WER, 11695UAE, 15220t, 17730UL
0600-0700 17515DB, 17715KWT, 21570t, 21695DHA
1000-1100 11540t, 15375t, 15675LAM
1100-1200 7470UL, 11540DB, 11590KWT, 15375UAE
1200-1400 7470UL, 11540DB, 11590KWT, 13625t, 15375UAE
1500-1600 7470KWT, 7550DB, 11500KWT, 15145UAE
2200-2300 5865t, 7550t, 7470UL
2300-0000 6010UAE, 7470UL, 7550KWT, 9875LAM
また始まりました。そう、あの音楽だけを流す局が、9970kHzではなく、11560kHzで1400から始まりました。
それまでは一時間以上も前から例のID toneを出し続けていました。
エレバン送信のようです。一体何をしようとしているのでしょう。
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VOA and RFA Increase Broadcasts to Tibet
やはり聞こえたとおり、放送時間追加の
報道発表があった。
これには具体的な時間は発表されてない。VOA、RFAそれぞれ2時間追加とあることから確認できた2200以外にも出ているようだ。まだチェックが出来てない。
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連日中継されている中国の第十一期全人代第一回会議閉会式が、18日0100からまた生中継された。CNR1とCRI中国語の内、13580と13655kHzが中継していた。
地方局では、内蒙古中国語チャンネルが中継、他は確認できなかった。閉会式は約30分で終了、この後温家宝首相の内外記者会見が中国語と英語で中継される。
The 11th National People's Congress, China's parliament, holds the closing meeting of its first annual session on Tuesday, March 18, 2008
0215から中継が始まった。
最近特に多くなってきた、こうした生中継、さてどんな質問が飛び出すことか。0440まで続いた。
以前からRFAの西蔵語は2200-2300にも、モンゴル中継波7470kHzが出ているが、17日にチェックしていたら、5865kHzでも出ていることが分かった。
信号はきわめて強力で、7470kHzよりも遅れて聞えることなどから、テニアン島からの送信と思われる。もちろん西蔵語だが、ラサ方言ではなく、アムド語Amdoとカム語方言Khamsが30分ずつ出ている。
緊急事態にすぐ反応するのが、米国だ。17日の5865kHz、まだジャミングは全く出てない。あれほどチベット語には神経を尖らせている割にはまだノーマークの周波数があった。
2200の放送はなぜか公表されてないが、周波数が追加されたことにより、RFA側はモンゴル送信も分かっていた。この時間に放送されている言語がAmdoなのは、今回の暴動がチベットのみならず、青海省、甘粛省でも起きているからだろう。
Amdoは青海省全域と甘粛省南部で話されている。
RFA Tibetan
2200-2300 5865 new, 7470 Amdo and Khams
2300-2400 9875、7550、7470 to 2325、6010
Australia送信がはじまって受信状態が極めてよくなった。
列島便りでは松木薫さんの話題、卒業式のシーズンだ、仰げば尊しが流れている。いつ聞いてもジーンと来る曲の一つだ。
横田さんのお話、最近は週刊誌でも何かと話題になっている。
今週の一曲は、市川修一さん家族のリクエスト。1963年にディキシーランド・ジャズ・バンドがシングルを発表、大ヒットしたのが、 「ワシントン広場の夜は更けて」(Washington Square)。
メンバーにバンジョーが入っていることもありフォーク・ディキシーと呼ばれ、日本でも多くのアーティストが吹き込んでいた。
もちろんここで放送されたのは楽器演奏のみである。
器楽演奏曲に歌詞をつけて歌っているものが多く、「ダニー飯田とパラダイスキングと九重祐美子」 のものが一番良くラジオから流れていたのを思い出す。 「ダーク・ダックス」 もよく歌っていた。
~静かな街の片隅に 冷たい風が吹き抜ける
冷たい風が吹き抜けて 黒い落ち葉がただ一つ
ワシントン広場の夜は更けて 夜霧に浮かぶ月明かり~
17日第37週の放送を
11995kHzで録音した。
17日のテレビニュースでも一斉に報道されたことから、注目されたが、どうも実際とはかけ離れた内容である。
そもそも送信側の不具合で起きている現象を、監視する側が知らないはずはないと思うからだ。高調波を妨害電波、挙句の果てにはしおかぜにも混信しているときては呆れるばかりだ。
その呆れる記事は産経にあった。以下参考のため転載する。
北朝鮮、成田に妨害電波 G20と関係?
2008.3.17 01:24
成田空港の航空管制用の電波が15日夜、北朝鮮から発射された同一周波数の妨害電波で4時間近く混信していたことが総務省の調べで分かった。航空機発着などに支障はなく、同省は北の意図を図りかねているが、千葉県では、主要20カ国が参加した地球環境に関する閣僚級会合(G20)が開かれていたことから、G20開催を狙って発射された疑いも視野に入れている。強い電波の場合は、管制業務が混乱する可能性がある。日本では、7月の北海道洞爺湖サミットまでさまざまな閣僚級会合が予定されており、同省は北の妨害電波の監視態勢を強化する方針だ。
総務省によると、15日午後5時10分~9時ごろまでの約4時間、成田空港が航空機と交信した電波に音楽が流れて音が重なる混信が続いた。
空港側が申告し、同省の電波監視センター(神奈川県)で調査したところ、航空用の短波周波数と同じ帯域に、北朝鮮から電波が発射されていたことが分かった。
同様の混信は9、11、14日にも確認され、いずれも北朝鮮方面からの発射だった。15日も含め、北国内の発射地の詳細な特定はできていない。同省は「意図的かどうかは分からない」(総合通信基盤局電波部)としているが、この周波数は航空管制に限定され、ラジオ放送などが誤って混信した可能性はないという。
今回は「会話の際に耳障りな程度」で管制システムに大きな混乱はなく、航空機発着に遅延が生じるなどの支障はなかった。しかし、強度の電波が発射された場合、航空管制業務が混乱する可能性もあり、同省は15日、発射元を特定するために自国の識別信号を発射するよう定める国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則に違反しているとして、ITUに通報。北の混信排除要請を検討している。
同省によると、北は平成17年3月、今回より強度の電波を発射し、同じ周波数で通信ができなくなった成田空港や航空機はチャンネル変更を余儀なくされた。この際はITU経由で混信排除を要請した。
北の電波混信は、拉致被害者を調べている「特定失踪(しつそう)者問題調査会」が17年10月から始めた北向け短波ラジオ放送「しおかぜ」でも起きている。
政府は妨害電波や混信が確認できた場合、発射元の国に直接通報するが、国交がない北にはITUの仲介しか方法がない。
しかし、ITUに強制的な権限はなく、同省は「監視態勢を継続していく」としている。
■航空評論家、秀島一生氏の話 「北朝鮮の狙いは即断できないが、航空無線の混信に必要な電波出力量や日本側の反応をテストした可能性も考えられる。混信度合いによっては航空機の運航中止などが想定され、事故につながる危険性もある。先月下旬、福岡でアシアナ機が混信による聞き間違えで無断離陸したが、ヘリとの衝突事故も有り得た。日本のテロ対策はタテ割り構造に問題がある。警察庁や国土交通省、エアラインは妨害電波についても横断的に取り組むべきだ。総務省も対処方法を緊急に明示する必要がある」
Posted by Hiroshi at
20:58
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S.N.Korea
0600-0700の一時間、RFAの西蔵語が放送されている。
通常なら、英語による開始アナウンスが出るところだが、17日はキャリアーは出ているのに音声はなし、0602のいきなり群集の叫び声で始まった。
もちろんジャミングは定刻に掛けられているが、放送波のほうが強い。この時間4波が使用されているが、いつもは強い17715kHzのクウェート送信波が火龍ジャミングにつぶされている。聞える順番は、
17715、21695
17515
21570kHz
この時間の放送にも西蔵語がジャミングとして出ているのではないかとチェックをしているが、0100の放送同様、今のところ使われていない。
政府が行っている北朝鮮向け放送などについて、今開かれている第169回国会での
経費などに関する質問とその
回答が公表されています。
関心のある短波放送についての記述は、
「委託先である社団法人海外広報協会からの申請に基づいて、短波放送事業を行っている英国のVT Communications Limited社とオーストラリアのCVC Network Limited社に対して短波放送業務を再委託することを認めており、前者については、社団法人海外広報協会が一日一時間の放送について百五十五英国ポンド
を支払う旨の契約を締結していると承知している。また、後者については、社団法人海外広報協会が一日一時間の放送について三百三十五オーストラリアドル
を支払うこととされているが、契約締結手続中であると承知している。」
いずれにしても「しおかぜ」と違い、税金でやる放送には随分とお金を掛けているようです。ここにも拉致事件で飯を食っている連中が数多くいるわけだ。
その後も2200からの7470kHzはXZDTが良好に聞えている。
やはりこの時間RFAの西蔵語が出ており、それを妨害しているジャミング放送である。2200からのRFA Tibetanは公式にはリストされていないが、この冬スケで実際に使われている。
ただこの周波数モンゴル中継のため、2100-2200に10kHz下、7460kHzで同じくRFA Koreanに使われており、開始が遅れることがある。
2300からも7470kHzが出ているが、大抵は2325頃にRFA Tibetanは停波している。一方ジャミングのほうは2300からはCNR1と火龍ジャミングも加わるが、これらが強いためXZDTが出ているのかよく分からない。。
ジャミングのかけ方にもこだわっているみたい。
RFA Tibetan: as of March 16
2200-2300 7470
2300-2400 9875、7550、7470 to 2325、6010