2010年07月11日

7月10日ふるさとの風

北のジャミング攻勢はとどまることがない。10日も強力なジャミングで、1300からの9950kHz朝鮮語と、日本語放送はほとんど聞き取れない。

1400の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングはあるが、放送の方が強くほとんど気にならない。10日土曜日は朝鮮語放送が聞こえている。周波数アナウンスに続いてニュースが出ている。

1430の「ふるさとの風」9960kHzはジャミングの中から「夏の思い出」「この道」「箱根八里」の3曲が何とか聞こえてきた。
ふるさとの声は増元るみ子さんへのメッセージ、2008年年末の録音。この構成は変化がない。7月1日以前と同じである。
今日の一曲はボビー・ソロ(Bobby Solo)の「ほほにかかる涙」、この番組では初登場である。

1500の9975kHzは、一分45秒遅れで電波が出てきた。ジャミングは次第に弱くなり、結構良く聞こえるようになってきた。

1600の9780kHz「ふるさとの風」はいつものように強力である、ジャミングは全くない。放送開始から日本の歌、今日の一曲を録音した。7月5日から音楽番組に変身した「ふるさとの風」です。こうなると、この先の行方が気になるところ。

2030の「しおかぜ」6045kHzはジャミングに埋もれほとんど聞こえない、いつも後半強くなる八俣からの電波も弱弱しい。この時間の6085kHzのRadio Japanも弱い。  
Posted by Hiroshi at 06:50Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年07月10日

Korean on 3480kHz

7月8日以降この3480kHzは平壌放送ではなく、人民の声が聞こえている。10日は1kHz上にキャリアーが出ており、ビートが聞こえる。
3480kHzが強力なため、3481kHzは音声が出ているのか出てないのかよく分からない。これは4557kHzも似たようなもので、いわゆる変調が極めて浅いように見える。
3480kHzは周波数変動がないが、3481kHzは微妙に変動している。したがってこれが多分AINDFと推定できる。
この3481kHzはそれほど大きく変動はない。7月10日1226に周波数校正をして、PERSEUSで調べた時点では、3480.953kHz、受信評価画面で見るとわずかではあるが変動していることがよく分かる。

3481kHzは見ても分かるように時々停波を繰り返している。1315にも停波、1322’40”にまた出てきた。。下は1226から1315までの3481kHzの変動の様子。


この画面では全く変動のない周波数は直線で現れる。ただここまで分解能を上げると、PERSEUS自体の周波数変動が出てくることもある。それがこの評価画面。PERSEUSを電源ON直後から使うと、こんなにも周波数が上がり続ける。室温変化ほとんどなしのため約2時間で安定はするが、それでも約20Hzはアップしている。逆にAINDFはなおも下がり続けている。周波数変動のない4557kHzは韓国のジャミング。


PERSEUSの周波数変動がなければ、人民の声は全く変動していない。
  
Posted by Hiroshi at 22:26Comments(0)S.N.Korea

2010年07月10日

World Cup final

いよいよ11日に決勝を迎える、この模様は当然RNWオランダ放送は短波中継を行う。時間と周波数は以下の様に発表されている。
赤字で示した5935kHzがフィリピン中継のためいつもよく聞こえている。
1200-2200 1296 Orfordness-UK 300 kW 096 deg to Benelux
1800-2200 5915 MDG 250 kW 255 deg to South Africa
1700-2200 5935 PHL 250 kW 200 deg to Indonesia, AUS and Indian Ocean
1700-2200 5950 WER 500 kW 210 deg to Europe and Scandinavia
1700-2200 9895 NAU 500 kW 230 deg to SW Europe
1800-2200 11670 WER 500 kW 120 deg to SE Europe and Middle East
1800-2200 11905 SAC 250 kW 240 deg to US East Coast
1800-2200 13640 SAC 250 kW 272 deg to US and Canada
1800-2200 13685 NAU 500 kW 165 deg to Central and East Africa
1700-2200 15310 BON 250 kW 320 deg to Caribbean and Florida
1800-2200 15475 GUF 500 kW 196 deg to South America
1700-2200 17535 BON 250 kW 080 deg to Atlantic Ocean and West Africa

相撲中継中止で注目のNHKは、ワールドカップを短波放送で中継したことは無い、この決勝戦もFMでしかやらない。テレビも教育だけ。日本時間では月曜日早朝ということから、通常ではメンテナンスで休む時間だ。
しかし選挙速報特番でNHKにしてみたらサッカーどころではなさそう。当然ラジオ第一放送は選挙特番。  
Posted by Hiroshi at 19:42Comments(0)Europe

2010年07月10日

VOR on 9680kHz

こんなところへもロシアの声が出てきた。すでに7日の記録に入っていたが、いつから出てきたのかは特定できない。

1350前からロシア局特徴のシングルトーンが出ている。当然この時間はCNR1のジャミング放送が強いが、時にはこれと同じレベルで聞こえることも。1400に英語放送で始まっている。2時間続き1600には終了している。

9日の受信では1700に台湾が終了した後も、インドネシアが終夜出ていた。2000からはRadio Thailandと混信。しかしINSの方が強い。

1400-1600のVORは7340kHzのこれも追加された日本語放送と同じカムチャッカ送信、ただし送信機は別。こんな混戦チャンネルへ出なくてもいいのに。

9680kHz 1400-1600 English via PK
7340kHz 1200-1400 Japanese via PK
  
Posted by Hiroshi at 12:12Comments(0)Asia/Oceania

2010年07月10日

7月9日しおかぜ

9日は幾分ジャミングが弱い、それともコンディションのせい?。しかしここ最近の受信状況を聞いていると、何やら北の工作活動も活発化しているような。あちこちへんな事件も頻発していることだし。

1300の9950kHzは昨日よりはまし。内容は十分聞き取り可能だ。その分ジャミングが弱いだけのこと。
1400の「しおかぜ」は5910kHz、9日金曜日は英語放送が出ている。受信状態は良い。もちろんジャミングは出ているが、八俣からの電波は強い。
1425'25"からはコマーシャル「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」9960kHzは一時間以上も前からジャミングを垂れ流している。機材豊富、電力豊富な北朝鮮でなければできないことだ。
「七つの子」で開始、あれ今日は一曲だけだ。この後は今までと同じ内容。ふるさとの声は松木薫さんへのメッセージ、2009年10月の録音。お姉さんのメッセージは2008年の録音のまま。
今日の一曲は「いつでも夢を」、これも杉並児童合唱団。オリジナルを使わなくなったのはなぜか?。1457、また一層ジャミングが強くなった、9965kHzへのジャミングが出てきたからである。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、連日良好な受信が出来ている。1430と同じ番組、「七つの子」から今日の一曲までの録音

2030の「しおかぜ」は6045kHz、開始時はややジャミングが気になるが、後半、信号も強く強力になりジャミングはどこへやら。1400と同じで、英語放送が出ている。2055に「日本政府からのメッセージ」が出ている。  
Posted by Hiroshi at 07:08Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年07月09日

7月9日日替わりSOH

連日出かけることが多く、パソコンばかりが聞いているため、ログの整理が滞っている。

多分いろんなところで聞こえているであろうSOHも、HDDが満杯状態。不要な録音を消すのが進んでいない。録音しながら一方で再生もしているので、耳がいくつあっても足らない。今も外付けHDDが、5台動いている。

Daily special
Voice of Tibet July 9
1200-1204'21" 15528
1204'22"-1235'19" 15521
1235'20"-1305'18" 15547
1305'19"-1335'17" 15572
1335'18"-1428'32" 15582
1330-1343 15521 Chinese
1343'01"-1400'20" 15562 Chinese

July 9 SOH
1230-1300 15745
1400-1430 15765
1500-1530 15735
1530-1600 12100
1600-1630 11575
2200-2230 7550
2230-2300 7590
  
Posted by Hiroshi at 22:53Comments(0)Taiwan/China

2010年07月09日

Korean on 3480kHz

3480kHzで聞こえる朝鮮語といえば、北からの平壌放送。反帝民族民主戦線平壌支部が、昔の救国の声の設備から平壌放送を中継しているだけ。もちろん開始・終了時には局名アナは出ている。

ところが昨夜というか8日1600過ぎに気付いたが、ここで人民の声放送が聞こえている。KCBSが3480kHzでは聞こえない。
4450kHzはKCBSと人民の声が混信している。4557kHzはKCBSのみが聞こえる。これらの状況から、韓国が、人民の声放送をジャミングとして出していることになる。
韓国もエチオピア並みになってしまったのか。

8日2157に4450と4557kHzは通常通り放送を開始している。3480kHzは出てこない。この状態は9日1200台も続いている。

8日から9日の状態は:
反帝民族民主戦線(AINDF) 4450、4557
人民の声放送 3480、3912、4450、6518、6600

4450kHzは25Hz下にKCBSが出ている。

KCBSは予定通り1403に終了、人民の声は5波体制で放送を続けている。  more
Posted by Hiroshi at 21:44Comments(0)S.N.Korea

2010年07月09日

7月8日ふるさとの風

8日は北朝鮮のジャミングが、これまでになく超強力に聞こえている。伝播状態の違いだと思われるが、1300の9950kHzは、まさにあの3波合同のスーパージャミングを彷彿させる勢いで出ている。

このため1300からの「日本の風」と「ふるさとの風」は全く聞こえない。この9950kHzでこれほど強いジャミングは初めてである。

1300台、すでに5910kHzにもジャミングが出ている。一時間以上も前から用意周到なことだ。その
1400からの「しおかぜ」は八俣からの電波は強く、ほぼジャミングをはねのけて良く聞こえている。8日木曜日は日本語放送だ、失踪者家族からの手紙が代読されている。

1430の「ふるさとの風」9960kHzもジャミングが相当強い。パラオの電波もそれなりに強く、互角の勝負。中国のジャミングと違い、ピンポイントで出す技術が無いらしく、当てずっぽうで出している感じだ。放送波もスプリアス満杯、ジャミングもバンド中に撒き散らしどうしようもない国だ。

懐かしい日本の歌は「砂山」「汽車」と「月の砂漠」のこれまた3本立て。拉致問題解説は曽我ミヨシさんの事案、ふるさとの声は、2007年に録音されたひとみさんからのメッセージ、朝鮮語のメッセージも従来と同じだ。ただ違うのは今のアナウンサーは「韓国語のメッセージ」としか言わない。
この後は今日の一曲で坂本九「見上げてごらん夜の星」、曲との組み合わせだけは変わっている。

1500の9975kHz、1530の9965kHz朝鮮語放送もほとんど聞こえない。一方でVOAにはジャミングをかけているのかいないのか5810kHzが強力に聞こえている。何も出ていない5890kHzには依然とし強力なジャミングが垂れ流し。意味の無いジャミングをいつまで出し続けるのだろう。

1600の「ふるさとの風」9780kHzは強力である。1430同様、日本の歌3曲連続で放送が始まっている。懐かしい日本の歌が3曲になったことで、ふるさとの声が短縮された構成になってきた。ますます手抜き番組になった。今日の一曲を含め30分番組に4曲、まだ始まったばかりで、季節感ある音楽だが、またこれを半年も続けるのだろう。

2030の「しおかぜ」は6045kHzで何とか聞こえている、これも後半はジャミングも抑えられ良好だ。1400と同じ日本語放送である。  
Posted by Hiroshi at 07:48Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年07月08日

7月8日日替りSOH

8日も、17.6MHzで長時間動き回っている。定期放送の1230からも17610kHzが聞こえている。この他、ジャミングの出ている周波数、クリアーに聞こえる周波数14480kHzなど、いつものように賑やかである。

Daily special
July 8 SOH
1230-1300 15725, 17920, 17610, 14700, 14480, 13970, 13680, 13080, 10500
1400-1430 15715, 17920, 17690,
1500-1530 15770, 17920, 13080, 8400
1530-1600 12115
1600-1630 11560
2200-2230 7540 (2217-firedrake)
2230-2300 7580

KNLSが再開している、ただしまだ一台の送信機しか出ていないようだ。
内蒙古人民広播電台は8日の放送開始から依然として停波したままである。9750kHzのR.Japanがいつになくクリアーに聞こえている。

2150になっても電波は出ない、これで停波2日目を迎えた。  
Posted by Hiroshi at 22:14Comments(0)Taiwan/China

2010年07月08日

7月7日ふるさとの風

今年の七夕にもまた再会することは無かった。淡々と毎日放送だけが続けられている。一体拉致対策本部って、毎日どんな仕事をしているんだろう。

机に足を乗せ、テレビを見ている、いやパソコンであちこちのどうでもいいようなサイトを覗いているのだろうか。まさかそんなことは無いと信じたいが、何年も同じ内容の放送ばかり繰り返しているということは・・・・・・・・・。

7日1300、9950kHzの朝鮮語、1330の日本語放送はどちらも激しいジャミングで聞きづらい。それでも内容だけは何とか聞き取れる。

1400の「しおかぜ」は5910kHzでクリアーに聞こえている。7日、水曜日は英語放送である。
1430「ふるさとの風」9960kHzもジャミングに埋もれている。更にRTTYにもまみれている。「夏は来ぬ」、「波浮の港」と「我は海の子」がジャミングの中から聞こえている、今日も3曲立て続きだ。拉致問題解説は石岡享さんについて。続いてふるさとの声、今日の一曲はビレッジシンガーズの「亜麻色の髪の乙女」。

1500の9975kHzはジャミングでほぼ全滅、1530の9965kHzはジャミングは出ているが、弱く快適に聞こえている。

1600からの「ふるさとの風」は台湾送信の9780kHzだ。1430と同じ番組で、日本の歌3曲がジャミングもなく聞こえている。

  亜麻色の長い髪を 風がやさしく包む
  乙女は胸に白い 花束を
  羽根のように 丘を下り やさしい彼のもとへ
  明るい歌声は 恋をしてるから

  バラ色の微笑み 青い空
  幸せな二人は 寄り添う
  亜麻色の長い髪を 風がやさしく包む
  乙女は羽根のように丘を下る 彼のもとへ

  バラ色の微笑み 青い空
  幸せな二人は 寄り添う
  亜麻色の長い髪を 風がやさしく包む
  乙女は羽根のように丘を下る 彼のもとへ
  彼のもとへ

  
Posted by Hiroshi at 09:21Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze