2010年07月09日

7月8日ふるさとの風

8日は北朝鮮のジャミングが、これまでになく超強力に聞こえている。伝播状態の違いだと思われるが、1300の9950kHzは、まさにあの3波合同のスーパージャミングを彷彿させる勢いで出ている。

このため1300からの「日本の風」と「ふるさとの風」は全く聞こえない。この9950kHzでこれほど強いジャミングは初めてである。

1300台、すでに5910kHzにもジャミングが出ている。一時間以上も前から用意周到なことだ。その
1400からの「しおかぜ」は八俣からの電波は強く、ほぼジャミングをはねのけて良く聞こえている。8日木曜日は日本語放送だ、失踪者家族からの手紙が代読されている。

1430の「ふるさとの風」9960kHzもジャミングが相当強い。パラオの電波もそれなりに強く、互角の勝負。中国のジャミングと違い、ピンポイントで出す技術が無いらしく、当てずっぽうで出している感じだ。放送波もスプリアス満杯、ジャミングもバンド中に撒き散らしどうしようもない国だ。

懐かしい日本の歌は「砂山」「汽車」と「月の砂漠」のこれまた3本立て。拉致問題解説は曽我ミヨシさんの事案、ふるさとの声は、2007年に録音されたひとみさんからのメッセージ、朝鮮語のメッセージも従来と同じだ。ただ違うのは今のアナウンサーは「韓国語のメッセージ」としか言わない。
この後は今日の一曲で坂本九「見上げてごらん夜の星」、曲との組み合わせだけは変わっている。

1500の9975kHz、1530の9965kHz朝鮮語放送もほとんど聞こえない。一方でVOAにはジャミングをかけているのかいないのか5810kHzが強力に聞こえている。何も出ていない5890kHzには依然とし強力なジャミングが垂れ流し。意味の無いジャミングをいつまで出し続けるのだろう。

1600の「ふるさとの風」9780kHzは強力である。1430同様、日本の歌3曲連続で放送が始まっている。懐かしい日本の歌が3曲になったことで、ふるさとの声が短縮された構成になってきた。ますます手抜き番組になった。今日の一曲を含め30分番組に4曲、まだ始まったばかりで、季節感ある音楽だが、またこれを半年も続けるのだろう。

2030の「しおかぜ」は6045kHzで何とか聞こえている、これも後半はジャミングも抑えられ良好だ。1400と同じ日本語放送である。
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