2010年07月26日

中国の怪電波その後

目的不明の電波はその後も毎日発射されている。

時々キャリアーを出すことは多くの局がやっている。26日もRadio Japanが15195kHzや9750kHzで0600過ぎから出していた。VOAフィリピンも9760kHzなどで0600台に出していることがある。

しかし中国は違う、特定の周波数で、毎日決まった時間に必ず出てくる。送信機のテストをこうした方法でやることは不自然。しかも1分間だけ出すというのもおかしなことだ。

29分間、無変調キャリアーを出し続ける周波数も今のところ3波が見つかっている。これなど同じ送信機で順次周波数を変えてキャリアーだけを出しているように見える。
11690kHzは同波のCRIフランス語を完全に潰す勢いである。

5955kHz 1603-1632 Carrier only
7435kHz 1633-1702
11690kHz 1703-1732

11825 1700'25"c/on, 45"CNR1, 51"s/off
7325 1800'15"c/on, 1'04"CNR1, 1'14""s/off
11990 1800'45"c/on, 1'30"CRI Eng., 1'50"s/off
6135 1805 CNR1

26日のSOHと火竜ジャミングの周波数をメモ。0700台に記録された周波数。コンディションがいまいち、あまり多くは聞こえなかった。
14980、14700、14540/14480、13800、13680、13060、10500、9380、8400

1100台に聞こえたSOH;
18180、16100、15970、15140、14980、14700、13870、13800、11500、10500、9380、8400

26日日替りSOHをメモ。
1230-1300 15730
1400-1430 15715
1500-1530 15725
1530-1600 12120
1600-1630 11560

「西蔵之声」はいつものように1200から15522kHzで開始、4分には15520kHzへ火竜ジャミング。SOHへのジャミングは毎正時5分間休むが、VOTへの火竜ジャミングは、毎正時と30分に2分ほど休んでいる。
Voice of Tibet
1200-1208'18" 15522
1208'19"-1230'18" 15526
1222'32"c/on, 1230'50"-1235'10" 15547
1235'11"-1307'19" 15557
1307'22"-1337'20" 15562
1337'22"-1405'18" 15571
1405'19"-1430'05" 15582

1320'44"c/on, 1330'20"-1342'26" 15521 Chinese
1335'27"-1400'25" 15527 Chinese  
Posted by Hiroshi at 21:09Comments(0)Taiwan/China

2010年07月26日

7月25日しおかぜ

25日は北朝鮮のジャミングが見当たらない。ただ5890、6003、6015kHzへの3波合同ジャミングは強力に出ている。このため1300からの台湾送信の9950kHzが良く聞こえている。1330からは日本語放送「ふるさとの風」。

1400の「しおかぜ」5910kHzはジャミングが全く出ていない。珍しいこともあるようだ。25日、日曜日は日本語放送。ニュースに続き、日本における拉致事件の進展についての解説が放送されている。1424'22"からは「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の9960kHz、ジャミングは出ているが、弱い。影響はほとんどない。「夏は来ぬ」「波浮の港」「我は海の子」の3曲で番組は始まった。ということでこの新シリーズも早3回目、7月7日、16日と同じ番組である。拉致問題解説は石岡享さんについて。続いてふるさとの声、今日の一曲はビレッジシンガーズの「亜麻色の髪の乙女」。

1500の9975kHzと1530の9965kHzは朝鮮語放送。1430よりは幾分ジャミングが強い。朝鮮語番組今週の一曲は、はしだのりひことシューベルツの「風」、1969年のヒット曲だ。

1600の9780kHzはいつものようにVTC MusicがIS代わりだ。強力に聞こえている。1430と同じ番組である。

2030の「しおかぜ」は6045kHzでクリアーに聞こえている。多少ジャミングが出ている程度。受信状態は良好である。1400と同じ日本語放送。  
Posted by Hiroshi at 06:56Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze