海外からのラジオ放送

神出鬼没の日替わりSOH、どんな基準で周波数を選んでいるのか知る由もない。

放送バンド外の非公式放送は、それにかけられている火竜ジャミングしか聞こえない。毎正時に5分間ジャミングの止まる時、たまにSOHが聞こえることがある程度。

火竜ジャミングは2種類出ているが、実際には同じもので、29日の状態は、23分シフトしている。0200台では、11500と12600kHzが、他のジャミングよりも23分遅れで同じ曲が聞こえている。
17970kHzは0305現在もジャミングは聞こえない。

8400、13970、14780、15140、16700、17970
11500、12600

Daily special
January 29 SOH
1230-1300 7510kHz
1400-1430 7500kHz
1500-1530 7530kHz
1530-1600 7530kHz
1600-1630 7515kHz
2200-2230 7535kHz
2230-2300 7560kHz
2300-2330 7505kHz　  more

予想通り、1400の5910kHzはジャミングに埋没しており、「しおかぜ」は聞き取れない。
1430の「ふるさとの風」9880kHzも全くダメ。

唯一聞こえるのが1530からのパラオ送信「日本の風」朝鮮語放送だけ。そしてその朝鮮語のあとは28日も中国語が聞こえている。Radio Australiaの中国語番組である、やはりビルマ語では無い。

1600からの9780kHz「ふるさとの風」は日本語放送だ。受信状態はよい。きのう1333からと同じ内容で、今週の一曲「お江戸日本橋」がある。短縮番組のため1624に終了、後はVTCの音楽を流し続け1631にキャリアーオフ。

Angel 4 T8WH January 28 Thursday
2200-2400 12040 English
0000-0030 15225 Indonesian
0100-0130 15655 Burmese
0300-0400 15680 WHR
0400-0430 15780 Indonesian
0500-0530 15590 Indonesian
1200-1230 12130 Vietnamese, Hoa-Mai Radio
1230-1300 12130 WHR
1300-1430 9890 Chinese
1500-1530 9965 WHR
1530-1600 9965 Korean "Ilbone Baram"
1600-1630 9965 Chinese   more

2010年、今年に入ってからの短波帯の様子は衰退するどころか、どんどん放送が増えている。

KBS韓民族放送に始まり、Mashaal Radio、Radio AustraliaのパラオとUAE中継の開始、Family Radioの更なる放送時間と使用言語の拡充。Family Radioは46言語が確認できる。
そしてSOH希望之声国際广播電台も放送時間を延長と矢継ぎ早に増えている。

またBBC-WSも中継時間が増えているようだ。5920kHzは1100からも聞こえており、1400も誤送出では無いようだ。Family Radioは新しい言語Rashtoを始めている。

今週に入り、受信できた新周波数。
5920 1100-1200, 1400-1500 BBC-WS
6025 1300-1400 Family Radio English //9310, 11520, 11560
9440 1400-1500 Family Radio Pashto (ex.English)
9670 1100-1200 Family Radio English  

日替わり周波数を追っかけても何の役にも立たないが、つい今日はどの周波数へ現れるのかチョッとだけ興味がわく。

そこで28日も1230からの周波数を調べてみた。既に1220過ぎからキャリアーを出しており、1230に7540kHzでSOHが聞こえ出した。一方火竜ジャミングも早く、1239に出現、中国語は完全につぶされた。

7505kHzには「西蔵之声」が出ており、これにも全く同じジャミングがかけられている。


Daily special
January 28 SOH
1230-1300 7540kHz (1239-firedrake)
1400-1430 7590kHz (1426-firedrake)
1500-1530 7505kHz (FEBC co ch)
1530-1600 7495kHz (Deewa R.co ch)
1600-1630 7485kHz (1610-firedrake)
2200-2230 7525kHz //7105, 13970
2230-2300 7515kHz //7105, 13970
2300-2330 7490kHz //7310, 13970

7485kHzには1610から火竜ジャミングが出てきたが、なぜかその後も、5分間の休みを除き出続けている。バックに弱いSOHが出ているようにも見えるが、確認できない。
28日は、2200以降、実際に出ている周波数にはかけず、同じ周波数へかけ続けている。2305からも7485kHzに火竜ジャミングが出ている。2320に7485kHzは停波した。

2300台、火竜ジャミングは、8400kHzが聞こえるのみ。10970kHzはクリアーにSOHが聞こえている。  

なんか毎日ジャミングの出る時間を記録するブログになっている。
それだけ北朝鮮と中国が如何に尋常ではない国かを自ら証明しているからだ。これだけの不法行為を行いながら誰もやめさせようとはせず、言いなりになっている。

28日も6015kHzには放送開始前の0335'30"にジャミングのお出ましだ。KBS韓民族放送は0350'50"からアリランで始まった。ジャミングを抑えて聞こえている。0504'30"にこのプヨプヨジャミングが停波、0510に再開した。

そして3波同時に出るスーパージャミングは0654'55"に出現した。やはりこの時点でも5910kHzに小さなピークが見られるが、0720頃には消えている。この分では1400からの「しおかぜ」5910kHzもジャミングに埋もれているだろうナ。

0800を過ぎれば6060kHzのRHCも更に強くなり、6055kHzのR.Nikkeiが混信を受けている。  

オバマ米大統領は27日夜（日本時間28日午前）、米国の施政方針を議会に示す初の一般教書演説State of the Union addressを上下両院合同会議で行う。

知られているように一般教書演説は毎年1月最終火曜日に行われるのが通例。しかし昨年は大統領就任時期と重なったことから、これに変え、「連邦議会合同会議における演説」として行われた。
オバマ大統領としては初の一般教書演説となる。この模様は全世界に向けてテレビ中継されるが、VOAは臨時に短波でもライブ中継を行う。

中継は28日0200からアジア向けなど多くの周波数が使われる。予定されている周波数は:
11705、11745、13680、15260、15520、15445、17845kHzである。
一部周波数は0100頃からも放送されることがある。



予定通りアメリカ下院本会議場からの中継が始まった。アジア向けは全て入感している。17845kHzが最も強力だ。他の波よりかなり遅れて聞こえている。

ところがこの17845kHzは2波出ている。もう一波は同じVOAの中国語ではないか。この時間の中国語は通常の番組で、中継はしていない。臨時送信でダブって出しているようだ。
送信ミスにやっと気付いたのか、0240にこの中国語は停波した。17845kHzは0300に停波、送信サイトが、変わりすぐに出てきた、これが中国語を出していた送信サイトである。予定より早く出してしまったようだ。

いつものことながら、原稿を見ず、前を見つめての演説には大きな説得力がある。
各波とも0345に停波した。  

27日水曜日は1200からの放送が短波では出ない日だ。
したがって、Angel4の放送時間は以下の通り、「日本の風」が1559'30"に終了、27日はすぐにビームを変えて出てきた。信号は弱いが、やはり1600からはR.Australiaの中国語である。

Angel 4 T8WH January 27 Wednesday
2200-2400 12040 English
0000-0030 15225 Indonesian
0100-0130 15655 Burmese
0300-0400 15680 WHR
0400-0430 15780 Indonesian
0500-0530 15590 Indonesian
1300-1430 9890 Chinese
1500-1530 9965 WHR
1530-1600 9965 Korean "Ilbone Baram"
1600-1630 9965 Chinese  

27日はベトナム語よりも、朝鮮語のほうが強い。
フェージングの影響で、どちらも同じ強さで聞こえたりもしている、台湾送信が周波数ずれを起こしているためビートが生じている。

ビートが聞こえるほどずれている。昨日と同じように110Hz低くFamily Radioが出ている。混信することが分かりそうなものだが、CMI「荒野の声」がわざわざこんな周波数へ引越ししてきた。
当方の受信では1月22日からこの9960kHzに出ている。

9960 1300-1400 Voice of Wilderness, Korean, (ex.9850) Jan.22-

27日1300からの朝鮮語放送「日本の風」9655kHzはかなり状態が良い、ほぼ内容が聞き取れるレベルだ。SINPO34443、1329にKSDAのキャリアーにつぶされてしまう。

1333からの9950kHz、10kHz上の台湾送信同様よく聞こえている。「ふるさとの風」は今週で放送開始以来通算で134週目になる。
27日の番組は拉致問題インフォメーションから、今年1月13日、大阪での拉致問題を考える国民大集会の模様が放送されている。続いて例のニュース解説など。

1400の5910kHz「しおかぜ」は日本語放送、しかし昨日からの激しいジャミング攻勢に遭い、全く聞き取れない。後半やや持ち直してきた。1426からの終了アナウンスはよく聞こえていた。

1430の9880kHz「ふるさとの風」は今日も入感なし。  

放送バンド外の火竜ジャミングが25日は少なかった。
そこで26日0200台を全バンドスキャン、タイムシフトの2種類のジャミングが元通り数多く受信できた。

8400、9000、10970、11350、14430、15140、16270、17470、17970
11300、12570、13970、14780

日替わり周波数のSOHは1230のスタート、これから30分の細切れ周波数が8回出てくることになる。5分ほど前から1kHzのトーン信号を出している。これがウズベキスタンなのかタジキスタンなのか、今しばらく検証が必要だ。

Daily special
January 26 SOH
1230-1300 7515kHz
1400-1430 7540kHz
1500-1530 7510kHz (1517-firedrake)
1530-1600
1600-1630 7525kHz
2200-2230 7530kHz
2230-2300 7505kHz (2244-firedrake)
2300-2330 7520kHz (2327-firedrake)  more

年間通して一番受信状態の悪い時期。それでも26日は1300の朝鮮語、1333の日本語放送が時々浮いてくるだけ。内容は聞き取れない。

同じ1300台の北向け宣教放送「荒野の声」はやはり台湾送信のFamily Radioと同じ9960kHzに出ている。26日は台湾波が約110Hz低く出ておりビートがうるさい。この弱いほうがCMIである。

1400からの5910kHz、いつになく激しいジャミングに埋もれて全く聞くことができない。26日は昼間から出ているジャミングに犯されっぱなしだ。今まで以上に妨害工作の体制を強化したようだ。
この10kHz上、5920kHzでBBC-WSが聞こえている。5875kHzよりも約2秒ほど遅れている。本来TWRが出るはずなのだが、またロシアが誤送出でもしているのか。

1430の9880kHz「ふるさとの風」聞こえそうで聞こえない、この後9690kHzも聞こえない、1530のパラオ送信9965kHzは強い、25日とはだいぶ違う、十分聞き取れるレベルである。

2030からの6045kHz「しおかぜ」はジャミングも聞こえず、朝鮮語番組が良好に聞こえている。6085kHzのR.Japanも良好だ。2055に開始する同じく6075kHzは同波のR.Rossiiとけんかをしている。