2009年09月15日

ジャミングが一杯

とどまることのない中国のジャミング、数が多いだけに、北朝鮮以上に目立つ。

バンド外だけでなく、最近はバンド内のRFAやVOAに対しても、CNR1とコンビで火竜ジャミングを出す周波数が増えてきた。15日もチェックしてみると、いくつかの周波数で聞こえている。

0900台ではバンド外で7波が聞こえていた、1200台に聞こえる火竜ジャミングの周波数は:
6110、8400、9000、10210、12040、14430kHzの6波が出ている。
このうち6110と12040kHzはVOAの中国語の対するもの。CNR1の2波と合わせて3波で妨害をしている。また12040kHzの火竜ジャミングは他の周波数よりも、約10秒遅れで聞こえている。

しかしこれ以外にCNR1をジャミングに使うということから、事情を知らない人から見れば、通常の放送が混信しているとしかうつらない。これが最大の問題なのだが誰も文句を言わないようだ。

Daily special
September 15 SOH via CIS
1230-1300 15730kHz
1400-1430 15765kHz
1530-1600 12110kHz
2200-2230 7540kHz
2300-2330 7415kHz
  
Posted by Hiroshi at 22:11Comments(0)Taiwan/China

2009年09月15日

Media Broadcast

DWは全て海外送信所から放送されている。
一方ドイツ国内の送信所からは、R.Japanを始めさまざまな放送が出ている。これを一手に手がけているのが、Media Broadcast (GmbH)である。

数多くの短波放送を出していることもあり、頻繁にスケジュールが変更されている。しかしその都度公開されているので状況を把握することが出来る。A09最後のスケジュールが9月9日に発表されている。
先回と比べると、少しずつ減っていくのが分かる。276波が263波になった。公共、民間や宗教メディア、政府や政治団体の放送を出している。
現在以下の放送団体などがこのTDFグループを介して電波を出している。
ADM internal name
AWR Adventist World Radio
BVB High Adventure Gospel - Bible Voice Broadcasting
CHW Christliche Wissenschaft
CVC Christian Vision
DVB Democratic Voice of Burma
EFD Ethiopeans For Democracy
ELF ELF-RC Voice of Democratic Eritrea International
EMG Evangelische Missionsgemeinden in Deutschland
FEB FEBA Radio UK
GFA Gospel for Asia
HCJ Voice of the Andes
HLR Hamburger Lokalradio
HRT Hrvratska Radio Televizija
IBB International Broadcast Bureau
IBR IBRA Radio Schweden
LWF Lutheran World Federation
MVB Mecklenburg-Vorpommern Baltic Radio
MWA Missionswerk Arche
NHK Nippon Hoso Kyokai
PAB Pan Am Broadcasting
PRW Polskie Radio Warsaw
RHU Radio Huriyo (Xoriyo)
RMI Radio Miami International
RNW Radio Netherlands World Service
RRP Radio Reveil Paroles de Vie
RTR Radio Traumland (Belgium)
SBO Sagalee Bilisummaa Oromoo
TOM The Overcomer Ministry
TWR Trans World Radio
VOR Voice of Russia
WRN World Radio Network
YFR WYFR Family Radio
DTK MEDIA BROADCAST (ex Deutsche Telekom)  
Posted by Hiroshi at 09:50Comments(0)Europe

2009年09月15日

ふるさとの風115週

14日月曜日からは、また新しい番組の始まりだ。

1430の11825kHz、1600の9780kHz共にジャミングもなく良好に聞こえていた。いつもニュース解説の前にある、季節の歌が省略されてしまった。このため番組は1452あるいは1622過ぎに終了、後は終了テーマ曲が延々と流れていた。

今週の一曲もいつもより7分ほど早く、1444あるいは、1614に始まっている。
はしだのりひことクライマックスの「花嫁」。この歌が流行った1970年(昭和45年)、夜汽車に乗ってとつぐ花嫁…なんて、いくらこの頃の歌であっても、時代錯誤的に映るが、高度経済成長のまっただ中、この歌も明るい感じで、大ヒットした。その1970年代に多くの日本人が拉致されていた。
この歌は2008年6月4週にも流されていた。

花嫁は 夜汽車に乗って とついでゆくの
あの人の 写真を胸に
海辺の街へ
命かけて燃えた 恋が結ばれる
帰れない 何があっても
心に誓うの

小さなカバンにつめた 花嫁衣装は
ふるさとの丘に咲いてた
野菊の花束
命かけて燃えた 恋が結ばれる
何もかも 捨てた花嫁
夜汽車に乗って
夜汽車に乗って


  
Posted by Hiroshi at 04:24Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年09月14日

SOH on 17470kHz

今日も中国の妨害工作は続く。
1000台に入っても多くの周波数が聞こえる。1020現在15150と14430kHzはジャミングが出ていない。カッコ内は実際にSOHが出ている周波数、いずれも低く出ている。

17470(-55), 16250(-80), 15150(-50), 14430(-80), 13970(-50), 9000, 8400(-10)

中国の電波侵略はラジオ放送だけにとどまらない。世界中でCCTVの放送が見られるようになっている。更に各国語の専門チャンネルの放送も聴取可能だ。
その一方で、大陸向けの米国の中国語テレビ放送は衛星会社に圧力を掛け中止させている。中国はとんでもない情報鎖国、電波侵略の国だ。
こんなこと知る由もない人たちが中日友好と(せめて日本人なら日中友好といって欲しい)、いい鼻薬を効かされ、おめでたいことだ。14日の大紀元にはこんなことも紹介されている

中国語といえば、マレーシア放送が強力に聞こえている。1000から11885kHzで毎日放送されている。ただ気まぐれで、開始が遅れたり尻切れになったり、めんどくさそうに放送している。14日も5分ほど遅れて音声が出てきた。

若干低く11884.5kHzで聞こえている。6175と9750kHzでも出ている可能性があるが確認できない。キャリアーが出ていることは分かる、どこの局かも確認できない。

Daily special
September 14 SOH via CIS
1230-1300 15740kHz (1242-firedrake)
1400-1430
1530-1600 12100kHz
2200-2230 7525kHz
2300-2330 7435kHz
14日は1400過ぎからは、19mbも急激に信号が落ちた。1200台あれほど強かった15735kHzのR.Swedenもカスカス。この時間のSOHは確認できなかった。
2300からのほうそうは、これまたVOV1と同じ7の435kHzへお出ましとなった。圧倒的にVOVの方が強い、終了間際に出てきたジャミングの全てつぶされてしまった。  
Posted by Hiroshi at 19:22Comments(0)Taiwan/China

2009年09月14日

Burmese on 17640kHz

普段あまり聞かないところだが、ジャミングのチェックをしていたら、17640kHzで、0100からビルマ語が聞こえてきた。あいにく開始アナウンスは聞き逃した。

この時間はRFAのウイグル語が出ている時間のはず、それが間違えてビルマ語を出している。勿論この時間出ているVOAではなく、短波では放送のない時間だ。

出ているのはRFAのビルマ語、一時間近くビルマ語の誤送出が続いた。終了間際、0159にようやくウイグル語に切り替えられた。本来Channnel 3の番組を送出するところをChannel 2と間違えたようだ。

14日0159の17640kHz、ビルマ語からウイグル語に変わる終了部分の録音。この時間はいつもRFAのほうが強く、ジャミング放送CNR1が負けている。  
Posted by Hiroshi at 11:46Comments(0)Americas

2009年09月14日

ORTNニジェール放送

ここ毎日聞こえているようで。
日本時間では、月曜早朝、13日2100UTC過ぎもVoix du Sahel(ORTN)が、強力に聞こえている。ニュース、コーランのパターンだったが、いつもより早く2123に国歌も出ず終わってしまった。

ORTNはOffice de Radiodiffusion du Nigerの略、政情不安定からか、同局のサイトhttp://www.ortn.ne/も23日現在もつながらない。あるいは何処かへ移ったのか。

隣のチャドといい、放送も安定して送信が出来ない状態が続いているようだ。一年前の番組表によれば、英語ニュースなどは、
月曜日2148、水曜日1930、木曜日1700、土曜日1858、日曜日1930に2~15分ほど出ていることになっている。  
Posted by Hiroshi at 08:15Comments(0)Africa/ME

2009年09月13日

WRN中国向け放送

昨日に続き、中国向け放送が、予定通り、といっても周波数はやはり12180kHzで1055から中国語が出てきた。

イングランド プレミアリーグ戦バーミンガム vs アストンヴィラ(Birmingham v Aston Villa)の試合が始まった。1200KO、全く混信もなく良好である。
0-0で前半戦終了、ハーフタイム。1200過ぎに後半戦に入った。
後半、アストンヴィラが1点入れ、そのまま試合終了となった。放送は予定通り1300終了。

  
Posted by Hiroshi at 21:09Comments(1)Russia/CIS

2009年09月13日

中国の電波侵略

日々続けられている中国の妨害電波、自国の放送は世界中どこでも聞かせながら、それ以外はことごとくジャミングをかけシャットアウト。

12日に放送されたサッカー試合の中国語には勿論ジャミングはでなかった。この放送は中国がInternational Management Groupと契約して放送が実現したからに他ならない。
IMGは著名なトッププレイヤーが殆んど加盟しているとされる、スポーツ、メディアなどの運営を行う アメリカの企業である。

中国人の活躍もあり、どうしてもやりたかった放送なのかもしれない。この放送、当然BBCなどの英語放送でもされているが、中国語でやったらやはりジャミングをかけ続けることになるのだろう。放送権の問題があり、それが出来ないから、中国としては珍しい第三国からの中継になったのか。
WRNによれば、Tashkentからの送信ということだ。同じTashkentからでも西蔵之声やSOHにはジャミングをかけなければならない中国の不条理さがみてとれる。

同じ大陸向け放送でも、SOHは今日もジャミングにもめげず、がんばっている。0800現在、8400、9000、13970、15150、16250、17470kHzがきこえている。

Daily special
September 13 SOH via CIS
1230-1300 15725kHz (1236-firedrake)
1400-1430 15750kHz (1417-firedrake)
1530-1600 12115kHz (1537-firedrake)
2200-2230 7545kHz (2220-firedrake)
2300-2330 7440kHz  
Posted by Hiroshi at 19:05Comments(0)Taiwan/China

2009年09月13日

7435kHz VOV1

12日、早くも2245UTCに始まった。2300のISはなく、時報の後VOV1のアナウンス、ニュースと続いている。9530kHzも良く入感している。7210と5975kHzはそれと分かる程度で信号は弱い。

2300以降も止まることなく放送は続いている。過去の受信記録などと合わせると、7435kHzの放送時間は2250-1200ということになろうか。
従来から出ている、5975、7210、9530kHzに比べて、信号は極めて強い。0800台は7435kHzも強くなり、良好に聞こえてきた。1.5kHz下の韓国のFAXが毎時46分頃から10分ほど出ているのでこの時間は下側を切って受信している。
9530kHzはCNR11のバックで完全にパラで聞こえる。
7210kHzは0.2秒ほど遅れて出ている。0800台、5975kHzはまだ弱いが、7435とは完全なパラになっている。北のジャミングがうるさい!。

Voice of Vietnam 1 on 7435kHz
2250-1200UTC  
Posted by Hiroshi at 17:52Comments(0)Asia/Oceania

2009年09月13日

SOH on 15760kHz

1230台に聞こえる火竜ジャミングをチェック、まあいつもとあまり変わることは無いようだ。

12040kHzのVOAにもCNR1の他この火竜ジャミングも聞こえる。

8400、9000、12040(VOA)、13500、15760、17470kHz
1210現在も、10210kHzはジャミングなしでSOHが聞こえている。1300からは13855kHzのBBCにも火竜ジャミングが出ている。

Daily special
September 12 SOH via CIS
1230-1300 15760kHz
1400-1430 15770kHz (1413-firedrake)
1530-1600 12120kHz
2200-2230 7545kHz
2300-2330

中国語といえば、12日、12180kHzでなにやら騒々しい放送が聞こえている。既に1325には強力なキャリアーが出てきた。1345にはR.Poloniaのロシア語番組が、そして1355から突然中国語に。
よく聞けば、England Footballを中国語で放送しているではないか。

予告されていた時間ではあるが、13860kHzではなく、最初から12180kHzへお出ましとなった。1345に中継回線を間違えたのかいきなりロシア語が、1355から中国語での放送が始まった。信号は強力である。

プレミアリーグ戦、マンチェスターシティ対アーセナルの試合が1554まで生中継された。
放送は予定通り1600に終了した。
試合結果はお聞きの通り。


  
Posted by Hiroshi at 01:52Comments(2)Taiwan/China