2009年09月26日

闇の部隊「北送阻止隊」

闇の部隊「北送阻止隊」 (2009/9/26 放送)
”地上の楽園”を誘い文句に、在日朝鮮人とその家族を北朝鮮に送り出した、いわゆる帰還事業。それが始まってから今年で50年になる。彼らが移り住んだ先の北朝鮮の貧しさから、脱北など多くの悲劇が生まれたことはよく知られているが、この帰還事業の裏で、韓国が日本を舞台に妨害工作を仕掛けていたことはあまり知られていない。工作部隊の名は「北送阻止隊」-。その元隊員たちが50年前の極秘任務の全貌を語った。


こんな番組が26日の報道特集NEXTで放送された。このスパイ活動は1959年12月に中止されたということだが、そのスパイ向け放送が、当時の「Voice of Free Korea」、今のKBSで、日本向け日本語放送の中で放送されていたという事になる。

そのスパイが聴いていたという短波放送受信の映像に出てきたのが(勿論資料映像になるが)、当時爆発的に売れていたNationalのトランジスターラジオAT-290。ボディカラーも3色(赤・青・黒)あり、電源となる4AA電池が飛躍的に売れることになった。数あるラジオの中でも記憶に残る一つである。

Daily special
September 26 SOH via CIS
1230-1300 15755kHz
1400-1430 not heard
1530-1600 12120kHz
2200-2230 7540kHz
2300-2330 7425kHz
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Posted by Hiroshi at 22:24Comments(0)S.N.Korea

2009年09月26日

あれから50年

昭和34年9月26日、忘れることの出来ない、台風15号、伊勢湾台風が襲来、未曾有の被害をもたらした。

その日も、今年と同じ土曜日、台風が来るということから定時で仕事を切り上げ帰宅しようとしたが、とき既に遅し。市電も、名鉄電車も既に架線が垂れ下がり、運行不能に。
辛うじて動いていたしバスのバンパーに足をかけ行けるとこまで。強風で思うように歩けなかった。高潮で多くの死者が出たとさてるが、多くは貯木場から流れ出た巨木で大きな被害となった。今なら管理責任が問われる出来事だ。

毎日校庭に並べられた遺体を目の当りにしながらの通勤がしばらく続いた。当時の新聞には亡くなった人の氏名が掲載されている。学校などに避難している人たちの氏名まで載っていた。これで多くの友人、知人の名前を見ることになる。今なら余計なお世話だと氏名など掲載できないだろう。

当時の新聞を見ると、町内会に入っていないからということで、救援物資がもらえないといった記事もある。今では死語となってしまった、村八分が堂々と行われていた時代だった。

今のようにボランティア活動という言葉もなかった。しかし自発的に多くの人たちが救援活動をしていた。その中に中学校時代の恩師の姿もあった。ところが2年後に、職場放棄という事で県外へ飛ばされた。被災した生徒たちの家へ見舞いに行ったり炊き出しなどをしていたことが、教師としてあるまじき行為と言う事だ。組合活動が盛んな時代だったから、これぞとばかり難癖を付けてのことだった。

今では考えられないことが当時は行われていたのだ。時代背景が違うといえばそれまでだが、この台風をきっかけに、天気予報が放送されるようになり、台風情報が早くから分かるようになった。

今、当時と同じ規模の台風が来ても、5000人もの犠牲者が出ることは考えられない。たとえ高潮で浸水してもそれだけだ。大木で住居などが破壊されることはないだろう。2年後、昭和36年の室戸台風にはその教訓が生かされ、犠牲者は少なかった。

護岸工事で今は当たり前になっている、テトラポット、50年も前から使われているが、これが使われていた海岸堤防の被害が皆無だったことから、その後全国で使われる事となった。伊勢湾台風で波消しブロックの威力が実証されたのが初めてのことだ。  
Posted by Hiroshi at 00:45Comments(0)Japan

2009年09月26日

9月25日ふるさとの風

拉致対策本部のサイトにも、日本語番組は日替わりで放送されているとの記載がある。
この9月21日放送分から、かかる曲も、「今週の一曲」から「拉致問題の解決を願って歌われている歌」、あるいはただ単に「ここで歌をお送りしましょう」と言い方が変わってきた。

日替わり放送は30分バージョンで、1333からの9585kHzは今までと同じ一週間同じ番組である。1430の番組は、まず懐かしい日本の歌「埴生の宿」から、続いて拉致被害者、松本京子さん、曽我みよしさんへのメッセージ。
1.埴生の宿も わが宿
  玉のよそい うらやまじ
  のどかなりや 春の空
  花はあるじ 鳥は友
  おお わが宿よ
  たのしとも たのもしや

2.文読む窓も わが窓
  瑠璃の床もうらやまじ
  きよらなりゃ 秋の夜半
  月はあるじ 虫は友
  おお わが窓よ
  たのしとも たのもしや

その25日の歌は、サッカー応援歌にもなったことのある有名な曲、由紀さおり・安田祥子「翼をください」、これは4月にも放送された。ジャミングも全くなく良好に聞こえている。

対策本部の、オンデマンド放送は25日にアップされている。音声ファイルは9月21日に放送されたバージョン。
  
Posted by Hiroshi at 00:43Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze