2009年09月03日

Music on 6003/6518..

9月2日、3日と6003kHzや6518kHzなど「希望のこだま」「人民の声」の周波数で音楽だけが放送開始まで流されている。

「希望のこだま」は0802に開始、一方」「人民の声」は0755にキャリアーを出すものの0800まで無音、いきなり韓国音楽が飛び出してくる。

9月2日は、いずれの周波数も、音楽は0850に止まり、再び無変調に、そしてこの後「希望のこだま」は0854に、」「人民の声」は0858に通常の番組が始まっている。

3日もほぼ同様、「人民の声」は0853まで音楽が出ていた。ジャミングは今までも放送開始前から出ていた。この一時間も前からの音楽は、はてまた、放送時間延長の前兆なのか。

「希望のこだま」の周波数は、
3985、6003、6348kHz

「人民の声」は、
3912、6518、6600kHz  
Posted by Hiroshi at 21:12Comments(0)S.N.Korea

2009年09月03日

VOV on 7435kHz

ほぼ毎日同じ状態が続いているようだ。2日の7435kHzは2247UTCにキャリアーON、2253にベトナム語が出てきた。
2300過ぎに、どうも、もう一波出ているような雰囲気、いつもとは違うフェージングが出てきた。そこでスペクトラムを拡大してみると、やはり。

ハッキリと二波出ているのがわかる。よく聞くと中国語に聞こえる。さらに2312にもう一波出てきた。なんと火龍ジャミングである。これでSOHが出ていることが分かった。

その時の受信画面はこんな具合、ウィンドウで表示される帯域幅を49Hzにしてみると、3波出ていることがよくわかる。SOHとジャミングはわずか6Hz.の違いである。


  
Posted by Hiroshi at 09:35Comments(0)Asia/Oceania

2009年09月03日

エコージャミング?

2日1430からの11825kHzはジャミングが全くなく結構よく聞こえていた。5kHz下のルーマニア放送のアラビア語がローカル並の強さで、これの混信を受けるほどである。
11820kHzはBBCのアラビア語も出ており、バックで混信しているのがよく分かる。この周波数どちらも11820.00kHzに出ている。
11740kHzのVOA-Koreanにはジャミングがあることから、11825kHzは、スキップなどで聞こえないのではなく出ていないようだ。

1430の「ふるさとの風」は、秋にちなみ、「夕焼け」と「トンボのめがね」の2曲が流された。

最近特に海外からのジャミングの情報で、CNR1「中国之声」のエコージャミングが出ているというのがある。確かにエコーがかかったように聞こえる。
しかしこれはここでいつも書いているように、CNR1「中国之声」が複数波、異なった送信所から出ていることからエコーがかかったように聞こえるのである。
わざわざCNR1の位相をかえて、出しているわけではなさそう。同じ音声の位相を変えたら音が消えそうな気がするが、専門家でないので分からない。以前良く短波帯で聞こえていた船舶電話みたいな音になると思うがどうだろう。

送信所が違うことから中継回線などの遅れで、微妙な音声のずれが生じ、エコーのように聞こえるわけだ。通常の受信機では同一周波数に何波出ているのか判断が難しい。この様子をPERSEUS受信機で見るとこんな具合になる。これは9月2日1626の7330kHzである。
これでわかるように、CNR1が3波も出ている。


月刊短波2009年5月号から
  
Posted by Hiroshi at 02:50Comments(3)Taiwan/China