2009年02月10日

2月9日の元宵節

大規模な火災が世界各地で起きている。

南半球では山火事で多くの犠牲者も出ている。少年らによる放火らしい。火災といえばまず放火と疑うのが常識になってしまった。日本でも連続放火犯を捕まえたら、消火活動をしたかったから火をつけた消防団員だったというとんでもないやつがいる。

昨夜某放送局を聞いていたら「元宵節」という言葉を聴いた。中国駐日大使館のサイトを見たら、こんな説明がある。
農暦正月十五日は元宵節である。「上元節」、「灯節」とも称されるこの祭日は古代中国の漢文帝(紀元前179年―紀元前157年)が周勃氏により諸呂の乱を平定した正月十五日を記念してこの日を元宵節と定めたといわれる。元宵節の縁起には諸説があり定かでない。

元宵節の夜には、色とりどりの灯篭を掛けたり、もち米から作られた元宵を食べたり、飾り提灯に書き張られたなぞの文句を解き明かしたり、花火を楽しんだりする習わしが伝えられている。とりわけ、団らんの発音に通ずる元宵は一家団らんとの願いが込められ、人々の何よりもの美味となった。


その打ち上げ花火が原因らしいという火災が中国で起きた。建設中の中国中央テレビ新社屋敷地内の159メートルの高層ビルがいとも簡単に燃え尽きてしまった。

ニュース報道を充実させたCNR1でもこのニュースは伝えられている。北京京廣橋附近的央視新大樓北配樓發生火災
  
Posted by Hiroshi at 11:08Comments(0)Taiwan/China

2009年02月10日

ふるさとの風84週・しおかぜ

9日はハイバンドのコンディションもかなり良い。

昨日から一波増えているRFCの9950kHzも聞こえている。アナウンスは変化なし。1333からの9965kHz短縮版「ふるさとの風」もジャミングと戦いながらよく聞こえている。

ニュース解説では北朝鮮がミサイルを発射するのではないかという話。いつものことながら淡々と当たり前のことを言うだけで、北朝鮮を非難するわけでもなくなんとも頼りないニュース解説である。こんなの解説ではなくニュースに過ぎない。
短縮版では、いつもは放送されない「今週の一曲」が流れた。森昌子のデビュー曲「せんせい」

1400の「しおかぜ」5910kHzは今日もジャミングはない。信号も強力である。拉致被害者家族からの肉声による救出のためのつらいメッセージが放送されている。

1430の9880kHzもまずまず、列島便りは1972年の話題を。短縮版にはない「瀬戸の花嫁」、札幌冬季オリンピック「虹と雪のバラード」の曲も流されている。

淡い初恋 消えた日は
雨がしとしと 降っていた
傘にかくれて 桟橋で
ひとり見つめて 泣いていた
幼い私が 胸こがし
慕いつづけた ひとの名は
先生 先生 それは先生


声を限りに 叫んでも
遠くはなれる 連絡船
白い灯台 絵のように
雨にうたれて 浮かんでた
誰にも言えない 悲しみに
胸をいためた ひとの名は
先生 先生 それは先生


恋する心の しあわせを
そっと教えた ひとの名は
先生 先生 それは先生

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年02月09日

TRTスケジュール変更

トルコ放送Voice of Turkeyのウェブサイトでスケジュールをチェックしたところ、2月1日から、確かにウイグル語は増えているが、他の言語が中止になったり放送時間が削減されていることが分かった。

アゼルバイジャン語、0800の11835kHzを廃止。
ロシア語は1400の7215kHzのみで、1800の6135kHzは中止。
セルビア語は短波中止、1630の7170kHzは廃止。
クロアチア語は短波放送から撤退、1700の7180kHzは中止。
ルーマニア語も中止、1000の9560kHzを廃止。
ギリシャ語は時間短縮、1030の7295kHzを廃止、一日2回の放送に。

尚、DXLDではハンガリー語が中止と伝えているが、TRTサイトではクロアチア語(Hrvatski)とセルビア語(Srpski)が短波中止となっている。短波が中止された言語も今までどおり衛星ラジオ、FM,インターネット放送は続けられている。

まだ他からは情報が出ていないが、昨日も書いたようにウイグル語は追加されている。

Additional on Shortwave:
1500-1555 9700kHz Uyghur
0300-0355 9700kHz Uyghur - New time  
Posted by Hiroshi at 22:34Comments(0)Europe

2009年02月09日

「しおかぜ」良好

周波数変更三日目だが、まだジャミングはかかっていない。
8日1400からの5910kHzは日本語番組「日本海に架ける橋」。番組内では妨害電波対策のためたびたび周波数変更をするが、放送時間は変更しない旨アナウンスしている。

しかしながら放送終了間際では「周波数・放送時間は予告なく変更される場合があります」とも言っている。
8日の放送では1425’35”にまた「清津にお住まいのパク・チョンギョンさん、この次のお休みはどこに行かれますか」とメッセージが発せられていた。  
Posted by Hiroshi at 10:48Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年02月09日

Perseus用周波数リスト

いまや世界的に知られるところとなった周波数リスト。最近のSDR受信機Perseusのメモリー欄に表示できるUserlistをリンクした。
通常の周波数リストと全く同じ内容で、更新も同時に行われる。Perseusuのフォルダーにファイル名userlist.txtで保存すれば即使用できる優れものである。

周波数を合わせればその時間に出ている局名が表示され夢の受信機に一歩近づいた感がある。しかし局名確認はくれぐれも慎重に。
このUserlistとEiBiリストそしてHFCCとの三拍子で少なくとも短波帯の受信は楽になる。そしてこれらのリストにも洩れている局も幾つかあろう、それを探す楽しみも出てくる。

Perseusに使えるフォーマットにするための変換プログラムはNDXCの優秀なプログラマーにより作成された。改めてS氏に感謝いたします。
過去このリストに変換するプログラムはあるが、元となるエクセルファイルのフォーマットが固定のため実用には不都合な点があった。その変換も2ファイルを使用したり、変換に十数秒もかかるなど使い勝手は今一だ。
その点S氏のプログラムはセルの幅が固定長でないため使い勝手が極めてよろしい。それに1万行以上の処理が一瞬のうちに出来ることも便利である。  
Posted by Hiroshi at 00:13Comments(1)受信機

2009年02月08日

Korean on 9950kHz

このところ北向け放送の動きが激しい。

中でもRadio Free Chosun自由朝鮮放送が放送時間を追加したりしている。8日の日曜日も1200からの放送に11560kHzのほか9950kHzでも同じ番組がでている。9950kHzのほうが2秒ほど早く聞こえる。

この後1230からは7550kHzでも30分番組が出ている。したがってこの時間はRFCだけでも3波も出ていることになる。8日現在開始、終了のアナウンス、あるいは番組の後半でアナウンスされているのは一日3回3波のみである。
受信状態の悪い台湾送信の11560kHzが9950kHzに変更されるのかもしれない。

8日のRFCは:
1200-1300 11560 9950
1230-1300 7550
1545-1615 9970
  
Posted by Hiroshi at 22:14Comments(0)S.N.Korea

2009年02月08日

ジャミングが強い

日本で聞こえるジャミングは中国と朝鮮半島からだ。
中国は音楽やら放送番組をジャミングとして使っている。いや短波帯で出ている放送はジャミングのための放送に他ならない。

中国はきわめて正確に目的の周波数にだけほぼ時間通りジャミングをかけているのに対し、北朝鮮は始末が悪い。放送の始まる30分ほども前から幅広くノイズジャミングを撒き散らしている。

8日は北方面のコンディションがいいのかやたらジャミングがうるさい。6003kHzを中心に1033から強烈なジャミングが出てきた。これは1100に始まる「VOH希望のこだま」放送を妨害するためだ。
更に始末が悪いのは、非常に優れた送信機のためか、ジャミングのスプリアスも発生させていることだ。

最近気になるキャリアーが8000kHz丁度で出ている。音声が乗っているような気もするが、よく分からない。その40Hz上にもう一つキャリアーが出ていることも分かる。18000kHzはSOHが出ていることが分かったが、8MHzはまだ分からない。1207に8MHz丁度のキャリアーが止まったが、もう一波はその後も出続けている。

6003kHzで広範囲に出ている北朝鮮のジャミング。
  
Posted by Hiroshi at 21:14Comments(0)Taiwan/China

2009年02月08日

トルコ放送ウイグル語倍増

Voice of TurkeyのUighur語が1500からも聞こえていることは先日にも書いた。

その後の受信で、やはり放送時間が追加されたことが確認できた。

Voice of Tukey Uighur service
0300-0400 9700 New time
1500-1600 9700 addtional

  
Posted by Hiroshi at 01:26Comments(0)Europe

2009年02月07日

しおかぜ周波数変更

あまり早くから公表してもいいのか迷うところだが、すでに2日目だから好いでしょう。

しおかぜは2月6日の英語番組からまたもとの周波数へQSYしている。1月13日に変更されたが、一月を待たずしての早い変更となった。とりあえずジャミングはないが、決していい受信状態ではない。
これでまた1400からの放送では、番組終了近くの1424ごろからIRIBが混信してくることになった。7日は朝鮮語番組。

ふるさとの風も6.7日はあまりいい受信状態ではない。各時間の9965kHzもカスカス状態だった。  
Posted by Hiroshi at 23:54Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年02月07日

気象FAX

日本では24時間3623kHzで強力なキャリアーが出ているのが受信できる。
AMモードでは何かがりがりという音しか聞こえない。電波形式F3Cで気象庁が船舶向け天気図を出している。今はパソコンで簡単に画像を見ることが出来る。

USBモードで受信することから、この場合はピークの3623kHzから2.4kHz低い3620.6kHzに周波数を合わせる。あとはF3Cの復調ソフトで天気図が見えてくる。
周波数リストなどでは中心周波数3622.5kHzとなっている。このため一般にはこれより1.9kHz低い周波数で復調することになる。

データが何も送られていない時間も信号だけは出ている。7日0540ごろに受信した復調画面。

  
Posted by Hiroshi at 16:04Comments(0)Japan