2009年02月07日

Perseus用パソコン

使えば使うほどその良さが分かってくるのがPerseus受信機だ。

通常の受信機として使う分には何も特別なパソコンは要らない。USB2.0が使用できればどんな機種でも受信は出来る。ただ聞くだけなら何もペンティアムである必要はない。

しかしこれがある程度の帯域幅で録音をすると成ると様相が一変する。通常の音声録音なら32とか64kbpsでもことたりるが、Perseusの録音帯域はこれの100倍から1000倍以上もある。

バンド幅100kHzでも15分の録音で、約700MB必要。これが2MHz幅ともなれば、5分間で2GB以上が必要だ。そこで当然外付けHDDが必要となるが、これはすでに言われているようにこれだけの高ビットレートの録音となればUSB接続では不可能となる。

最近のハイビジョン編集などと同じ理屈で、PCIスロットを利用するeSATA接続にしないと実用にならない。今年に入りこれらのインターフェースは更に低価格になっており非常に使いやすい。

この種のパソコンはXPの初期モデルに多いが、USBが2.0対応でないためPerseus自体が起動しないから使えない。2.0対応にすれば、eSATA接続外付けHDDで留守録も可能だ。
USB2.0対応のI/Fボードを取り付ければ受信用には使えるようになる。当然だがPCIカードスロットは必要となる。


ここまでくれば、そのままで留守録も可能だ、更に長時間とワイドバンド録音にはeSATA接続で使用できる。機種によってはExpressCardスロット用 eSATA I/Fカードが使えないが、eSATA I/Fカード(CardBus用)で全く問題なく録音再生できる。
これは基本的にノートパソコンでの話。


やはり本格的に24時間の使用に耐えうるのはディスクトップ型パソコンとなる。それでもこのクラスあれば1Hz直読でもあまりストレスを感じさせない。PCI Expressバス用 eSATA I/Fボードさえ取り付ければExpressCard用 eSATA I/Fカードが使用できる。タワー型であれば、内蔵タイプのI/FボードでHDD増設ということが出来る。


メモリーは1GBもあれば十分、今まで10台ほどのパソコンでいろいろ試してきたが、2GBでも何も変化はない、当たり前だが、1Hz読むのに、メモリーはいらない、CPUの実行速度によるところが大きい。
このことはPerseusで受信した場合、ほんの僅か遅れて聞こえるが、これはA/D変換による遅れではなく、サウンドカードの処理能力の違いによって生じている。
実際の遅れはこれらの機種では衛星中継1回分の遅れ約0.16秒よりも少ないと感じる。




  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(1)受信機

2009年02月06日

6220kHz聞こえない

5日は6220kHzは全く何も聞こえなかった。

Al Aqsa TVもAl Quds TVも同じ衛星Nilesatからでている。バーレンに本拠地を置くNoorsat会社によって運用されている。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/128340  
Posted by Hiroshi at 10:30Comments(1)Africa/ME

2009年02月06日

北向け放送良好

「しおかぜ」は言うに及ばず、「ふるさとの風」も5日は良好な受信が出来ている。

電波は正直だ、立春を過ぎると急に良くなってくる。1300からの9965kHzも強かった。それに続く1400からのしおかぜ5985kHzも良好に入感。

1530の9965kHzはパラオ送信の朝鮮語番組、12月、1月と受信状態が悪かったが、ここへ来て持ち直している。1545からは5kHz上のRFCもジャミングは全く分からない。

TRTトルコ放送のウイグル語は5日も1500から9700kHzで聞こえている。0100の6000kHzはこの時期入感がない。  
Posted by Hiroshi at 01:16Comments(0)S.N.Korea

2009年02月05日

VT test on 5955kHz

15270kHzについで、5955kHzでもVTのテスト音楽が出ていた。

4日、2045-2100のわずか15分間だけだが、5955kHzで音楽だけを繰り返し流していた。スケジュールではこの時間Family Radioが2030-2130に出ていることになっているが、15分間、音楽が出ていただけ。

CNR2は各波とも2055に開始している、この中で、2100からチベットを中継する6010、7360そして9480kHzの3波も2055から5分間だけ開始音楽を流している。「経済之声」のアナウンスもなく「民族之声」チベット語番組が出てくる。  
Posted by Hiroshi at 10:08Comments(0)Europe

2009年02月05日

Uighur on 9700kHz

4日1455ごろから9700kHzでTRTトルコ放送のISが流れていた。

この周波数でこの時間の放送は聞いたことがない。1500時報と共に始まったのは何とウイグル語の放送である。とするとこの時間の放送が追加されたのか。あるいは0100からの今までの放送が変更されたのか、これは確かめるしかない。
TRTのサイトは0100の6000kHzと今まで通りの掲載しかない。番組の中でアナウンスしているのかウイグル語ではそこまで分からない。

とりあえず4日1500開始時のアナウンス。番組は55分間、1557にISと共に終了した。  
Posted by Hiroshi at 01:47Comments(0)Europe

2009年02月05日

VO.Mongolia in Russian

以前は「モンゴルの声」のロシア語番組も、モンゴルから放送されていた。

いつのころからか、昨年5月ごろから、その番組はロシアの声の番組「DXクラブ」の後半で放送されるようになっている。従来も週3日ほどの放送だったように記憶しているが、今もVORで週3回放送されている。

比較的受信状態がよいのは水曜日1340からのロシア語DX番組だろうか。7155、7260、9800kHzが聞こえている。日曜日は0240に12030、13665、15735DRMで、そして土曜日2140にもあるがヨーロッパ向けのため殆んど聞こえない。

4日2144から7155kHzの録音、1348からVoice of MongoliaのISでロシア語番組が始まる。

これとは逆に、「ロシアの声」のモンゴル語放送は毎日モンゴルの国内向け放送、長波164、209、227そして短波4830と4895kHzで1230から放送されている。  
Posted by Hiroshi at 00:03Comments(0)Russia/CIS

2009年02月04日

ソマリア向け教育番組

スーダン向けに行われていたEDC番組SSIRIは、ほぼその使命を終えたことから短波放送は中止されている。これに変わりEDCはソマリア向けの番組Somali Interactive Radio Instruction Program(SIRIP)を短波で中継をはじめている。

この短波中継は、すでに昨年12月11日から始められていることが分かった。聞きなれたテーマ曲で番組が始まっている。
UAEアラブ首長国連邦からの中継である。勿論番組はソマリア語である。

SIRIP in Somali
0545-0615 M.Tu.W.Sa. 15340kHz 250kW 225deg.
0620-0650 M.Tu.Sa. 15340kHz 250kW 225deg.



これに伴いスーダン向けのSudan Radio Serviceもスケジュールの変更があり、よく聞こえている0500-0600の13720kHzは毎日放送されている。  
Posted by Hiroshi at 17:35Comments(0)Africa/ME

2009年02月04日

VT test on 15270kHz

4日水曜日はCNR2がお休みの日、先週は春節ということで休止はなかった。

0600の休止時間を確認すべく15270kHzをチェックしていたら、CNR2が停波した後、例にVTのテスト音楽が繰り返し出ていた。アナウンスは一切ない。0700にMerlin Musicは終了した。

いつもは弱めの15360kHz、クロアチア放送の英語ニュースが0704まで強力に聞こえていた。以降はクロアチア語の番組だ。
15460kHzのスロバキア放送英語も更に強くS9オーバー、5kHz上には強力なキャリアーが出ているがそれを抑えての入感である。

普段15465kHzはCRIが聞こえるが、どうも出てないようだ。しかしこのキャリアーは15465kHzのCRIにしては強すぎる。0736にキャリアーは止まりCRIが浮かんできた。

昨日に続き4日も7275kHzではKBSラジオが出ている。時々無変調にもなったりしているが。0745現在も国内向けが聞こえる。0756に海外向けのISに切り替わり日本語の開始である。
  
Posted by Hiroshi at 16:38Comments(0)Europe

2009年02月04日

Arabic on 6220kHz

毎日夜も寝ずに?ワッチ、3日の6220kHzも1600キッカリにs/on。信号はそこそこに来ている。

今回も海外からの情報で、これも別のテレビ音声を流していることが分かった。5835kHzはAl AqusaTVの音声を、6220kHzはAl QudsTV音声を出していることが確認できた。6220kHzはやはり5815kHzからQSYし別のTV中継をしていることになる。

Al QudsTVはストリーミングで見ることが出来、それを見ながらのワッチとなった。短波のほうが30秒ほど早く聞こえているが、6220kHzと同じ音声であることが分かる。ビットレートは102 Kbpsと低く、その分画質も劣るが携帯画面ほどのサイズならよく見える。3日の6220kHzは2118’20”に番組途中でキャリアーオフ。

これでハマスのテレビチャンネル二つが短波で出ていることになる。ラジオさえあればとりあえずはニュースが聞けるということになる。
しかしよく考えてみればおかしなことも見受けられる。オバマ政権になり、イスラエルの対ハマス軍事作戦は支持する一方で、人道面をより重視する姿勢からイスラエルに対する停戦圧力も強めている。

更に、イスラエル軍は、ガザ地区にあるこのテレビ局「Al-Aqsa」を乗っ取ったとも報道されている。You Tubeチャンネルを開始したり、Al-Aqsaにハッキングを仕掛けたり、外国向けプレスは、「ブログ界とニューメディアはもうひとつの戦場だ」と発言しているほどだ。

ユダヤ、イスラエルの野望はイスラエルの存続、パレスチナ国家を認めるわけにはいかず、ユダヤはイスラエルの地にしがみついている。ハマスもイスラエルとの平和共存は望んでいないでしょう。

5835kHz Al Aqusa TV
6220kHz Al Quds TV

  
Posted by Hiroshi at 07:00Comments(2)Africa/ME

2009年02月03日

WRTH update

WRTH updateが3日付で公開された。
すでに既出データであるが、1月中旬現在の情報となっている。ガザ地区向けのテレビ音声放送もリストされた。
対北放送についてもすでに一部が変更されている。昨日も書いたように「自由朝鮮放送」は30分番組を追加している。3日現在まだ1230の7550と1300の7515kHzにジャミングはない。

7550kHzのRFC終了後、1300開始のORNKテーマ曲が出てくる。すぐに停波するが、この約一分ほど1300開始の7515kHzとパラで聞こえる。

Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧 2 February 2009

Furusato no Kaze ふるさとの風
1333-1357 9965(Japanese) via TWN
1430-1500 9880(Japanese) via DRW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
Nippon no Kaze 日本の風
1500-1530 9690(Korean) via DRW
1530-1557 9965(Korean) via PLW
1700-1730 9820(Korean) via TWN

JSR Shiokaze しおかぜ
1400-1430 5985(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM
2030-2100 5965(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM

Free North Korea Radio 自由北朝鮮放送
1100-1200 7460 via TAC
1400-1600 7585 via TAC
1900-2100 7530 via ERV

Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送
1300-1400 7515 via TAC
2100-2200 7550 via ERV

Radio Free Chosun 自由朝鮮放送
1200-1300 11560 via TWN
1230-1300 7550 via TAC add. February 2-
1545-1615 9970 via ERV

CMI:Voice of Wilderness 荒野の声
1300-1400 9830 via ERV
2000-2100 Su.only 7265 via Wertachtal

North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送
1300-1330 9965 via TWN
1330-1400 9365 via DB

VOF: Voice of Free Radio 自由の声放送
1600-1630 7530 via TAC
  
Posted by Hiroshi at 21:13Comments(3)S.N.Korea