2009年06月23日

SOH on 15750kHz

巨大化した組織は小回りが利かない。このところ、中国のジャミングのかけ方をチェックしていてもその手際の悪いこと。

別に手際よくジャミングをかけよ、というわけではないが、締りがない。ど素人でさえSOHがどこに出ているのか、その気になって聞けばすぐ分かるのに、専門にチェックしている部署がジャミングをかけられないで右往左往している。

かと思えば対象局がいないのに、いつまでもジャミングを垂れ流している。明らかに仕事をサボっている。こういう仕事はサボるどころか休んで欲しい。中国のジャミングが無くなるだけでどれほど静かになることか。

23日、1230からのSOHは15750kHzで開始、ジャミングは1242に出てきたが、何と80Hzも下に出てきた。よほどあわてたのか、エージングの終わっていない送信機を急遽動かしたのか。それでも10分後にはドンピシャの周波数まで動いていった。

バンド外の16100kHzでもSOHが出ている。しかし1317の終了までついにジャミングの出ることはなかった。

June 23 SOH via Tajikistan
1230-1300 15750kHz
1400-1430 15750kHz
1530-1600 12125kHz
  
Posted by Hiroshi at 22:53Comments(0)Russia/CIS

2009年06月23日

ペルセウス受信機

いまさら使い方云々ではないが、録りためたファイルを効率よく聞き流す(聴き直す)方法を考えてみた。

最近廃棄する中にまだ2005年12月製のXPパソコンがあったので復活させた。PCI Expressスロットもあり、外付けHDDも簡単に出来る。
更に内蔵HDDが3台増設でき、これで外付けと合わせて同時に5台のHDDの記録ファイルを聞くことが可能となった。同時といっても、いちいち接続を変えなくても簡単に聞きたいファイルがすばやく探せるのが何よりだ。今までは2台でやっていた。

このスペックでも1.8MHz幅の録音も全く問題なく出来る。ただあまり長時間の使用は発熱もさることながら、消費電力が馬鹿にならない。やはり長時間、聞きながらの録音はノートパソコンに限る。

1TB、5台のHDDファイルを相互に移動も出来るのでファイルの整理にはきわめて便利。
HDDを組み入れ、ケーブルを接続中の内部をパチリ。
  
Posted by Hiroshi at 20:14Comments(0)受信機

2009年06月23日

しおかぜ・ふるさとの風103週

数ある北朝鮮向け放送の中で、地下放送といわれる局は別として、日本語放送にこれほど強力なジャミングがかけられているのはこの「しおかぜ」と「ふるさとの風」以外にはないだろう。

それだけ聞かれてはまずい放送なのだ。拉致は無かった事、闇に葬り去るはずだったのが、白日の下に晒されてしまったから、もうどうすることも出来ない。あらゆる手段を使い今やあちこちで工作活動が行われている。

既にマスコミと一部政治家は北の手に落ちているので、後もう少しで日本が征服できるといきまいている。北のどうでもいいようなことは事細かに言う割には拉致事件のことはさっぱり言わなくなってしまった。

選挙のためのマニフェストに拉致事件解決を目指すと書いたところで、所詮は絵に書いた餅。拉致は疑惑で何も証拠がないといい続けてきた連中に、解決しようという意欲なんてあるわけがない。そういう人たちは日本の国会議員にはなってほしくない。

日本にいる朝鮮人は自由に往来が出来、何故北朝鮮にいる日本人は動けないのか、こんな不条理を政治家たちはいつまで続けるつもりなんだろう。そんなところへもマスコミは取材と称して支局を設けている。帰さなければ支局は作らんと何故いえないのか。(最も今支局のあるマスコミは日本人のためではないようだ)

22日、1333の9585kHz「ふるさとの風」はジャミングは強いが内容はほぼ聞き取れる。続いて1400の6120kHzはジャミングを完全に抑えて強力に聞こえている。月曜日は日本語番組。

1430のオーストラリア送信はかなり弱い、何とか内容は聞き取れる。今週の一曲は内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」。これは昨年7月の56週目の放送に登場したことがある。  
Posted by Hiroshi at 00:27Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年06月22日

SOH on 15725kHz/BBC

毎日ペルシャ語と、中国語の局ばかり、それだけ変化が激しいということか。

Radio Farda、今日は17710kHzが17590kHzに変更された。開始の0830から1030終了まで強力に入感している。このところ各バンドを軒並みPerseusで録りまくっている。こうすることによってRadio Fradaの周波数も、開始から終了まで確認しやすくなる。

しかしここで問題もある、1TBのHDDがあっという間に一杯になってしまう、いくら安くなったとはいえ、もう既にPerseus本体が買える金額になってしまった。1TBのHDDがもう2桁の数を越している。

17615kHzで1230-1300にベンガリ語が強力に出ている。6月20日から出ているようで、これはBBCのベンガリ語、弱いながら9590kHzもパラで聞こえているが、R.Nikkeiにつぶされている。
で、BBCのサイトから調べたら、バングラデシュが今年から、あるいは今年だけかもしれないが、6月20日から夏時間をはじめてしまった。

これにあわてたのがBBC、急遽20日からスケジューのを変更を余儀なくされた。一体何のためにバングラデシュ何ぞで夏時間を?、人事ながら、お祈りの時間はどっちでするのかな。まさか夏時間は神に通じないと思うのだが。

20日からのBBCベンガリ語のスケジュール:
2330-0000 6065, 9505, 11695 kHz
0030-0100 6065, 9570, 11850 kHz
1230-1300 9590, 7350, 17615 kHz
1530-1600 5965, 9510, 11685 kHz

22日のSOH、1230の放送は15725kHzで始まった。1242’45”ジャミングにつぶされてしまった。1300に停波した、しかし1305に再びお出まし、VOAのUrduがジャミング攻撃を受けている。1310’40”に停波、ヤレヤレ。SOHのスケジュールぐらい把握しているはずなのに余計な時間に出てくるな。
そういえばいまだに15495kHzは1145-1315にCNR1が垂れ流しになっている。

June 22 SOH via Tajikistan
1230-1300 15725kHz
1400-1430 15770kHz
1530-1600 12105kHz  
Posted by Hiroshi at 21:58Comments(0)Russia/CIS

2009年06月22日

Radio Farda

13MHzが、はじめて出てきたペルシャ語、21日から更に周波数を増やしたイラン向け放送、Radio Fardaの送信所全てが判明した。

17545kHzもやはり0830に送信ビームを変えている。13810kHzも細切れで送信ビームを変えていたようだ。

0000 2400 1575 DHB 000
0030 0200 5860 IRA 315
0030 0230 7295 BIB 105
0030 0400 7280 WER 105
0130 0200 5885 LAM 108
0130 0430 15475 PHT 283
0200 0230 5885 IRA 315
0200 0530 5860 KWT 046
0230 0300 5885 IRA 332
0230 0430 15690 IRA 315
0300 0400 9480 BIB 088
0300 0400 9805 LAM 075
0300 0400 11700 IRA 316
0300 0400 13810 IRA 315
0300 1000 5885 KWT 046
0400 0500 9635 WER 105
0400 0500 11705 IRA 316
0400 0500 13810 IRA 310
0430 0830 15475 PHT 283
0430 1400 15690 IRA 315
0500 0600 13810 IRA 299
0500 0600 15255 IRA 316
0530 0600 21715 UDO 296
0530 0930 7220 KWT 046
0600 0630 13810 IRA 310
0600 0800 21715 UDO 296
0600 0830 17545 UDO 300
0600 1000 17845 IRA 316
0600 1230 17630 PHT 315
0800 1200 17880 IRA 322
0830 0930 13825 IRA 332
0830 1030 17545 UDO 304
0830 1030 17710 IRA 315
0830 1130 15610 LAM 104
1000 1100 5885 KWT 046
1030 1200 17695 IRA 332
1000 1400 7435 KWT 046
1100 1200 5885 KWT 046
1200 1600 17755 BIB 085
1330 1400 15330 IRA 316
1400 1500 11520 BIB 088
1400 1500 15330 BIB 085
1400 1500 17670 WER 105
1400 1500 5870 KWT 046
1500 1600 11520 BIB 105
1500 1600 15410 LAM 108
1530 1630 11560 KWT 046
1600 1700 7340 WER 105
1600 1700 7580 IRA 322
1600 1730 11520 BIB 105
1630 1730 15475 LAM 092
1700 1800 9760 WER 105
1700 2130 7580 IRA 322
1730 1800 9855 UDO 300
1800 1900 5830 KWT 046
1800 1900 9855 WER 105
1900 2130 5830 KWT 046
1900 2130 9505 LAM 104

フィリピン中継の15475kHzは6月15日から出ている。当初は時々停波する時間もあった。20日は0415-0515の一時間止まっていた。21日は連続送信、22日は0415-0430停波した。
VOAのペルシャ語は今までどおりで増減はない。  
Posted by Hiroshi at 06:29Comments(0)Africa/ME

2009年06月22日

R.Farda更に増強中

21日から更に多くの周波数でRadio Fardaが出ていることが分かった。

以下21日、新たに確認できた周波数:
0300-0630 13810
0300-0400 11700
0400-0500 11705
0600-1230 17630 PHL
0600-1030 17545
0830-1030 17710
0830-0930 13825
1030-1200 17695

17545kHzは状況からタイ中継らしい。他は全てスリランカからと思われる。  
Posted by Hiroshi at 01:02Comments(0)Africa/ME

2009年06月21日

SOH on 15730kHz

短波放送衰退といわれながら、ここ最近の賑わいぶりは世界情勢緊張の表れなのか。

BBC、RFE/R.Libertyの奮闘振りはいつものことだ。そしていまひとつはFamily Radioの台頭ぶりではないか。アジア向けはほぼ拡充が済んだのか次は更にアフリカ向けを充実させて来るようだ。

既にその前哨戦として英語番組が増えてきた。その番組の中で、Shona、Zulu、Maragasy、Igboなどの言語をはじめると伝えている。
台湾送信と思われるFamly Radioも増えてきた。またKTWRがベトナム語の放送時間を増やしたようだ。

今日6月21日は夏至、これからは日一日と日が短くなる。電波伝播は正直なもので、ハイバンドのピークはここ当分続く。19mbも24時間何処かが聞こえている。

June 21(Sunday) SOH via Tajikistan
1230-1300 15730kHz
1400-1430 15750kHz
1530-1600 12110kHz  
Posted by Hiroshi at 21:47Comments(0)Russia/CIS

2009年06月21日

Radio Farda全スケジュール

これだけペルシャ語の周波数が増えると、どこを聞いてもという感じだが、中国語のようにそれほど強くないことからうっとうしさは無い。

21日のチェックでは0600から17545kHzでも聞こえている。0830に一旦キャリアーが切れまたすぐ出てくる。送信ビームでも変えているのか。
15475kHzのフィリピン中継ほどではないが良く聞こえている。フィリピン送信で連続7時間は珍しい、0830にVOAのアナウンスで終了している。

21日の録音ファイルを聞いたところ、そのフィリピン中継が17630kHzでも出てきた。0600にVOAのISで開始、1230までこれまた長時間連続。
実際の受信でも、短波帯では同時に5波以上が使用されている。各バンドから出ているが何故か22mb、13MHz帯だけはIBBのペルシャ語放送は、まだ一つも出ていない。イランには13MHz帯の受信できるラジオが無いのかな。

以下はIBBが公表したRadio Fardaの19日現在のスケジュール。
青字は21日に確認できた周波数。

0000 2400 1575 DHB 000
0030 0200 5860 IRA 315
0030 0230 7295 BIB 105
0030 0400 7280 WER 105
0130 0200 5885 LAM 108
0130 0830 15475 PHT 283
0200 0230 5885 IRA 315
0200 0530 5860 KWT 046
0230 0300 5885 IRA 332
0230 0430 15690 IRA 315
0300 0400 9480 BIB 088
0300 0400 9805 LAM 075
0300 1000 5885 KWT 046
0400 0500 9635 WER 105
0430 1400 15690 IRA 315
0500 0600 15255 IRA 316
0530 0600 21715 UDO 296
0530 0930 7220 KWT 046
0600 0800 21715 UDO 296
0600 1000 17845 IRA 316
0600-1030 17545 June 21
0600-1230 17630 PHL June 21
0800 1200 17880 IRA 322
0830-1030 17710 June 21
0830 1130 15610 LAM 104
1000 1100 5885 KWT 046
1000 1400 7435 KWT 046
1030-1130 17660 June 21
1100 1200 5885 KWT 046
1200 1600 17755 BIB 085
1330 1400 15330 IRA 316
1400 1500 11520 BIB 088
1400 1500 15330 BIB 085
1400 1500 17670 WER 105
1400 1500 5870 KWT 046
1500 1600 11520 BIB 105
1500 1600 15410 LAM 108
1530 1630 11560 KWT 046
1600 1700 7340 WER 105
1600 1700 7580 IRA 322
1600 1730 11520 BIB 105
1630 1730 15475 LAM 092
1700 1800 9760 WER 105
1700 2130 7580 IRA 322
1730 1800 9855 UDO 300
1800 1900 5830 KWT 046
1800 1900 9855 WER 105
1900 2130 5830 KWT 046
1900 2130 9505 LAM 104  
Posted by Hiroshi at 18:21Comments(0)Africa/ME

2009年06月21日

Cheetah放送周波数変更

毎週土曜日に放送されているアジア向け英語放送、Cheetah Radioが周波数を変えている。

短波での放送は土曜日のみ、ただこの放送WHRからも出ており、日本では聞こえないが、9955kHzでは土・日にも放送されている。
先週は11885kHzで聞こえていたが、20日1600からはこの周波数にはいない、あちこち探したら、11730kHzで聞こえている。混信は全くない、強力に入感している。

追記:
ドイツMediaBroadcastの送信スケジュールを調べたところ、4月25日からWertachtal、6月6日からJuelich送信所からとなっている。  
Posted by Hiroshi at 01:18Comments(0)Europe

2009年06月20日

R.Farda周波数大幅増

やはりイラン向けの放送はどこも大幅に短波周波数を増やしている。

BBCは既に書いたとおり、そしてRadio Fardaも各時間とも周波数を増やしていることが分かった。
このうち15475kHzは既に0130に始まっているが、IBBのモニターによれば、フィリピン送信となっている。ペルシャ語がフィリピンから出るのはおそらく初めてではないか。

これだけ多くの周波数を出しておけば、何処かで、どれかは受信できるということかもしれない。これらの影響からか、ドイツ送信の他の局にも一部周波数の変更が散見される。  
Posted by Hiroshi at 12:30Comments(0)Africa/ME