海外からのラジオ放送

1400からの「しおかぜ｣、28日から5985kHzへ変更されている。

一部では北朝鮮に知られたくないから某掲示板なども具体的な周波数を書かないでいる。別にそんなことをしてもジャミングには全く影響はないだろうに。

もしそこらあたりの掲示板やブログなどからの情報で周波数変更を知ったとしたら、北朝鮮の情報収集など知れたものである。一日に100人ちょっとしか閲覧がないようなブログは何の影響もないだろう。

28日は朝鮮語番組が出ている。これで一日2回の放送は2月6日以前の周波数に舞い戻ったことになる。北朝鮮にとっては、ジャミングをかけなければならないほど朝鮮人には聞かれたくない、聞かせたくない放送ということになる。

ジャミングをかけたところで全く意味のないことが分かっていないのは中国も同じだ。こんなことぐらいで情報操作が出来るのは何処かの国のメディアぐらいだ。  

短波放送を聞く楽しみの一つに、放送局への受信報告がある。

そして受信確認書をもらうのが楽しみの一つでもある。そこまではいいのだが、コレクターの中には放送局でないところへもベリカードよこせと受信報告をする人が結構いるらしい。

最近ネット上でもこのことが問題になり、業務局が対応に苦慮しているとか。ごく一部の人たちの執拗な請求がヒンシュクをかっている。そこまでして受信確認をするのは何故？、カードを集めその挙句にオークションで売る、なんでもありの世界だからこんな人も少なからずいるのでしょうか。

BCLブームを起こすのはかまわないが、カード集めだけは止めてほしい。  

日本時間朝0530の5965kHz、連日良好に聞こえている。

混信が全くなく、ジャミングも出ているのか出ていないのかよく分からない。この周波数になってすでにジャミングが出ているという報告もあるが、ここでは通常のノイズなのか、ジャミングなのかその判断はできない。

27日もいつものように2029UTCにキャリアーON、2030から英語番組が始まった。CRIのような強さはないが十分聞き取れるレベルである。
Perseusでその5965kHzの2030丁度の様子を取ってみた。
  

27日のCRI News Radio 11790kHzは強力に聞こえていた。1158に開始、混信も全くない。
1400の終了近くにはさすがに信号は落ちてきた。パラの9665kHzは北朝鮮と混信している。どちらも同じレベルで聞こえている。

9930kHzといえば1200からはSOHに対するジャミングでほとんどCNR1につぶされている。1500にはSOHが終わるが、CNR1は一波だけ1600まで出ている。
ところが27日のチェックでは1500以降もCNRが2波出続けている。そしてもう一波、約8Hz低く何かが出ている様子が見て取れるがキャリアーのみなのかよく分からない。
その様子をPerseusで見るとこんな具合である。

  

毎度のことですが、また韓国KBSがテスト放送を実施する。
現在1800JSTから放送されており、この一時間前から放送することになる。

同局のウェブサイトから

試験放送についてご協力のお願い
ＫＢＳ国際放送では、３月２９日（日）に春の周波数変更を行います。　

これに先立って、日本語放送では午後５時台に以下の要領で試験放送を行います。
リスナーの皆さまには、放送音声ファイルの転送など、可能な方法で受信状態を報告してくださいますようご協力をお願い申し上げます。


周波数 ：　短波６．１５５ＭＨｚ
試験放送日　：　３月６日（金）から８日（日）までの３日間　
放送時間　：　１７：００－１８：００
放送内容　：　当日の放送分６０分間
締め切り　：　３月１６日（月）到着分まで
  

すでにご存知、NHKBSデジタル放送に出る受信契約をしなさいと催促するメッセージである。BSデジタルテレビの普及と共に衛星放送を見る人は増えてはいるが、まだアンテナを付けていないセットも多く存在している。

NHKBSデジタル放送が開始されて、今年で20年になる。この間にアナログのハイビジョンは試験放送のまま廃局となっている。放送すれど見る人がいなかったからだ。

このメッセージはすでにBSデジタル契約をしている人にもで出る。当たり前だが、デジタルテレビの普及と共に契約しているのに何で出るんだとカチンとくる人もいるらしい。
受信契約促進のためなら、地上波にも出してしかるべきだが、なぜかそれはない。もともとBCASカードはBSのために導入したもの。ところがいつの間にやら地上波だけのセットにも付けられている、一民間会社のために。

NHKでは3月16日から消去メッセージの文言を一部変更し、現在5行で表示しているのを8行にする。

現在表示されているメッセージの文言：
ＮＨＫではＢＳ設置のご連絡をお願いして
います。リモコンの青ボタンを長く押す
と詳しくご案内します。ＢＳｈｉで案内が表
示されない場合はＢＳ１でお試し下さい。
お問合せ 電話０１２０－９３３９３３
  

久々、DRM受信機がBES EXPO 2009にあわせて発表された。

UniWave Development SAS社が発表した製品で、このほど開発された新集積回路を採用、長波からFM帯までをオールモードでカバーしている。

特にDRMにも使用できる初の高密度集積回路で、現在主流の6x6mm QFNパッケージを採用している。合わせて低消費電力のため、電池駆動でも今までにない長時間受信が可能としている。

ディスプレイもはじめてカラー表示になるなど完成度の高い製品。RNWブログで紹介されている、PLC同様、ノイズ源として嫌われているが、FCC初の許可された製品(販売だけ可)ではあるがアメリカでは異端児扱い。  

日本時間朝の放送0530-0600はあまり聞かれていないのか。

そんなことはないと思うが、結構よく聞こえている。25日2030UTCの放送はまた5965kHzで出ている。英語番組、6045kHzよりは上下の混信がない分聞きやすいかもしれない。日本時間朝の周波数変更は21日から実施されている。

5965kHzは2059’40”からBBCが開始する。こちらのほうがいつも強力に聞こえている。

5990kHzでは2100にRFAは終了しているのに、まだ火竜ジャミングだけ出し続けている。CNR1の2波は定刻どおり止まっている。

26日1400からの5910kHzは強力に入感している。時々ジャミングがかぶさってくる程度、5kHz上のモンゴル語、下のロシア語とどちらもCRIが出ている。  

連日中国ネタばかりになってしまった。
それだけ中国語しか聞こえないという裏返しでもある。

1200-1400の9665と11790kHzは25日も良好に聞こえている。9665は混信はあるものの中国語のほうが強い。

過去の入感状況などから見て、また昨夜の終了時の様子から、9665kHzは1400でキャリアーオフ。この後のCRIは別送信機であることが判明。
したがってCRI News Radioの送信サイトは新疆ではないようだ。北京近郊などの可能性が高い。

CNR1の15380kHzが出てないと昨日書いたが、やはり今日25日もある特定な時間だけ停波していることが分かった。
止まっているのは0300-0700の4時間だけ。もうこうなれば理由は明らかだ、この時間他の周波数でRFA中国語のジャミング用にQSYしていることになる。0700にRFAが終了すれば、またこの15380kHzへ戻ってくる。
  

オバマ米大統領就任後初の施政方針演説が24日行われた。

この模様は世界中のメディアが中継をしている。VOAの短波放送も多くの周波数を使い3時間にわたって生中継を行っていた。
25日0100から始まり、通常の周波数以外にも、11565、13855、15230、17685kHzで強力に入感していた。この4波は0350まで使用されていた。

11705kHzは通常の時間中継しただけで延長はなかった。4波は全てパラレルでフィリピン中継と思われる。24日は0600台に15580kHzが聞こえていたが、時間が早く入感はなかった。