2008年12月28日

Tibetan on 3990kHz

ここしばらく甘肃省甘南藏族自治州の甘南人民广播電台が聞こえなかったが、27日、2250開始が良好に受信できた。しかし5kHz上のBBC-DWのDRM信号が強くまさにノイズまみれである。

3990kHzのキャリアーは2230には出ており、2250に開始音楽に続きチベット語番組が始まった。引き続き2330には同じ周波数で新疆人民广播電台ウイグル語が出てきた。

しかしこの時間、さすがに信号は急激にダウン、ほどなくフェードアウトキャリアーも取れなくなった。甘南が3990kHzに出ているとすれば、新疆はやや低く出ている。しかしこの程度のずれでは、ビート音は分からない。

甘南人民广播電台は5970kHz(数百Hz低く出ていた)も使われている可能性があるが、今のところ確認できない。2300には4010kHzのキルギス放送も開始している。
  
Posted by Hiroshi at 09:29Comments(0)Taiwan/China

2008年12月27日

西蔵之声・中国語

夏場はよく聞こえていた「西蔵之声」、冬スケでは1300からの7527kHzしか確認できない状態だ。

この時間の放送はアナウンスにもあるように、北京向けに放送されている。1345までの番組は全て中国語でチベット語は出てないみたい。公称周波数は7520kHzでリストされている。

例によって番組途中で周波数を瞬時に切り替えている。27日の受信では、1300に7527kHzで開始、1313’50”に7522kHzへ飛んだ。当然この放送には火竜ジャミングがかけられているが、7525kHzに陣取ったまま動こうとしない。したがってこの時間の中国語は聞き方さえ工夫すればジャミングなしで受信できる。

受信画面は27日1310現在の模様、VOTは7527kHz、ジャミングは7525kHzに出ている。

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Posted by Hiroshi at 22:48Comments(0)Taiwan/China

2008年12月27日

SOHとジャミング

年末はどこも特別番組であふれているようだ。なくなってほしい中国のジャミングも衰えることなく盛んである。

27日土曜日はとりわけ放送周波数は増えるのか知らないが、バンド外の火竜ジャミングが軒を連ねている。0600台には8400kHzから14970kHzまで7波が聞こえている。
その7波は、8400、9000、9380、14410、14700、14950、14970kHz。

これら全てに必ずしもSOHが出ているわけではない。頻繁に周波数を変えており、出てきた波にジャミングをかけるためこのように増えてしまう。
0600台、実際にSOHの信号が確認できたのは5波である。この時間Perseusで周波数を計ってみた。ジャミングの止まった0700の実測値である。
8400.011kHz
8999.993kHz
9379.964kHz
14409.952kHz
14969.927kHz
受信画面は14MHz帯に4波並んでいるジャミングである。  
Posted by Hiroshi at 16:24Comments(0)Taiwan/China

2008年12月27日

Music on 6070kHz

26日は近隣の電波もスキップ気味、そんな中、6070kHzでクラシック音楽を流す局があった。

アナウンスは一切ない。この時間帯、中国大陸の電波はかなり弱い、ジャミングもジャミングの用をなしていない。しかし6070kHzは結構強い、1300-1400の一時間音楽だけを出して1401にキャリアーは切れた。

1400からはこの6070kHzは何も聞こえない、1600からはいつものCRIも無感状態、代わりにFamily Radioが良好に聞こえる。
6055kHzはRadio Slovakiaのロシア語が、これはいつものように強力である。  
Posted by Hiroshi at 01:21Comments(0)Russia/CIS

2008年12月26日

CNR1中国之声改版

中央人民広播電台「中国之声」によれば、同局は1月1日から番組を全面的に改編する。
この番組改編のために大げさな記者会見までしている。それだけこの中国を代表するラジオ放送を重視しているということか。

いうまでもなくこの「中国之声」は国内向け第一放送の名称。ジャミング用に使われている放送でもある。24時間放送のうち、2230の新聞和報紙摘要から1600UTCまでの番組を全て生放送にするというもの。

放送時間の4分の3が報道番組になる。中波・FMは現在も24時間放送が行われているが、1月以降も短波放送は現状のままと思われる。ウェブサイト上のニュースも30分毎に自動更新されている。

CNR1中国之声の短波周波数は以下の通り:
4460、4750、4800、5030、5945、6030、6080、6125、6175、6180、7110、7215、7230、7275、7290、7305、7345、9420、9455、9500、9630、9645、9655、9675、9710、9810、9830、9845、9860、9890、9900、11630、11710、11720、11750、11760、11925、11960、12045、12055、13610、13700、15370、15380、15390、15480、15550、17550、17565、17580、17595、17605、17845、17890

  
Posted by Hiroshi at 22:11Comments(0)Taiwan/China

2008年12月26日

广西対外广播電台

中国广西壮族自治区からベトナムへ向け海外放送が行われている。
短波帯を使いベトナム語と広東語番組が毎日聞こえている。2300の開始は5050と9820kHz共にこの時期は聞くことができる。しかしCNR2や海峡之声のほうが圧倒的に強い。

9820kHzは同じ周波数でCNR2も出ており混信がある。5050kHzも海峡之声が出ている。この辺が中国のよく分からないところ、同じ周波数に国内向けを出して海外向け放送に混信を与えている。
番組内容から、ベトナム以外には聞かせたくないという思惑かもしれない。放送は0100に終了、この後は1000に開始、1600終了。

1000の開始は26日のチェックでは5050kHzがよく聞こえていた。開始は中国語とベトナム語で、終了時はベトナム語でIDが出ている。開始と終了時のIDをネット放送から録音した。  
Posted by Hiroshi at 11:06Comments(0)Taiwan/China

2008年12月25日

Sound of Hope

中国が最大の敵としている放送局の一つ。
希望之声国際广播電台SOHは世紀に放送バンド内でスケジュールも公表しているが、これ以外にもとんでもない周波数で多分24時間放送している。

別サイトでも書いているように、通常はジャミングしか聞こえないが時としてそのバックで聞こえることもある。また毎正時に5分間だけジャミングが止まることから、この間に確認は出来る。

25日は、8400、9000、14410、14470、14970kHzで聞こえている。夜間は8400と9000kHzしか入感がない。8400kHzの状態を調べてみたら、火竜ジャミングは8400kHzドンピシャに出ているが、SOHはほんの少しだけ上にいることが分かった。といっても僅か数十Hzしか違わないことからビート音が聞こえることはない。

Perseusで受信してみるとよく分かる。右の受信画面は25日、1300にジャミングの止まったときはSOH、8400.042kHzだけが聞こえているのが分かる。

  
Posted by Hiroshi at 22:16Comments(0)Taiwan/China

2008年12月25日

リニア新幹線

25日の多くのメディアでリニア新幹線のルートが三本提案されたニュースが載っている。

先日も書いたように、どのルートを通ろうが所詮は地元のエゴ、JR東海はあの東海道新幹線の二の舞を踏まないよう路線決定をしてほしいものだ。

公共の東海道新幹線の駅前に一個人の銅像などは要らない。北回りルートを作り、また誰の銅像を建てるつもりなんだろう。それよりも本当に営業運転まで持っていくのだろうか。そんなに急いで何の仕事をするんでしょう、それほど忙しいのならもっと他の人に仕事を回したら。  
Posted by Hiroshi at 09:59Comments(3)番外編

2008年12月25日

USB充電器

携帯電話の普及と共にこんなものが結構よく売れていた。

昨年6月の発売当初は秋葉原駅構内にも大きなパネルで派手な広告がしてあった。ところがこの商品何件か発熱事故を起こし、とうとうリコールに踏み切った

修理が出来ないことから、代替品と交換ということになった。相当数売れており、使っている人も多いのではないか。「BQ-600 Panasonic USBモバイル電源 ポケパワー」という商品名で約15万台出荷されたという。

組み立て過程で、基板上のセラミックコンデンサーに亀裂が生じやすいものがあり、これが発熱につながったと言う。

  
Posted by Hiroshi at 03:13Comments(0)番外編

2008年12月25日

Voice of Meselna Delina

2007年9月まで放送していたHOA向け放送の一つ。

この12月にまた短波送信を始めたらしい。以前と同じロシア中継と思われる。TDPの発表では週三日、火・木・土となっているが、同局のウェブサイトなどによれば昨年と同じ週二日、月・金の放送となっている。放送時間は1730-1800の30分間Tigrinyaである。

Denge Meselna Delina 1730-1800 Tu. Th. Sa. 9610kHz

  
Posted by Hiroshi at 02:11Comments(0)Africa/ME