2008年04月02日

ジャミング用送信機

4月1日付のThe Economic Timesに中国のジャミング送信機についての記事がある。
特段目新しい内容ではないが、フランスThales社製の短波送信機がジャミングに使われているとしているが、Thalesは普通の放送用設備でどこの国にも納入しているのと同じであると言明。

中国は2002年に相当数の500kW短波送信機を購入しており。今日のあの膨大なCRIの周波数の基となっている。ジャミング用送信機ではないと言うのは確かでしょう、ノイズではなく通常の放送やうるさい音楽を出しているわけですから。

実際、ジャミングの後CRIの番組が出てきたり、その逆もあるわけですから、フランスにしてみたら、目的外使用されることは想定外と言うことだろう。一般から見たら混信しているだけと思わせるのが中国のやり方だ。

未だにリスト以外で中国局が聞えるといった報告が後を絶たないことからも、ノイズジャミングではなく放送波をぶつけると言うことで批判を交わそうとしている。  
Posted by Hiroshi at 23:42Comments(0)Europe

2008年04月02日

Voice of Tibet

ノルウェーに本部を置き、西蔵自治を求める民間団体が、タジキスタン送信で短波放送を行っています。
当然中国からは激しいジャミングが出ていますが、5kHzステップのため、半端な周波数で出ている「西蔵之声」は結構聞えています。

17MHzのコンディションがよくなり、ここ数日チェックしたところ、周波数が増え、2系統で放送していることが確認できました。
開始は1030で別番組がチベット語と中国語で出ています。
同局のウェブサイトでは1330から2波の放送のように見えますが、これが拡張されたことになります。

7MHzは頻繁に周波数を変えていましたが、17MHz帯はほぼ決まった周波数で聞こえています。1145以降1330までは同一内容で、17597kHzは数秒遅れて聞えます。

17592 / 17597 / 17603kHz
1030-1115 Tibetan
1115-1145 Chinese
1145-1215 Tibetan
1215-1300 Chinese
1300-1330 Tibetan
1330-1345 Chinese
1345-1415 Tibetan

17557kHz
1030-1145 Chinese
1145-1215 Tibetan
1215-1300 Chinese
1300-1330 Tibetan
1330-1400 Chinese
  
Posted by Hiroshi at 21:19Comments(2)Taiwan/China

2008年04月02日

Pashto on 7445kHz

VOAのPashto語放送、Deewa Radioは1300-1900の4時間放送されている。

3月31日から7445、9310、9380、9780kHzが使用されている。今まで7455kHzだったが、わざわざ台湾の出ている7445kHzへ10kHzQSYしている。
VOAサイトでは、Pashto語では7455kHzになっているが、実際には7445kHzで聞える。しかし台湾につぶされている。

DXLD8039ではVOAやR.Libertyのスケジュールが掲載されているが、RLはB07のスケジュールだ。またVOAも初期バージョンでビルマ語などの拡張分が落ちている。

VOAビルマ語は、一日4時間から6時間に拡張されている。
Burmese A08
2300-2400 6185 7430 11980
0000-0030 1575 6035 7430 11980
0130-0300 12015 15110 17775
1130-1230 11965 15620 17775
1430-1500 1575 9325 11910 12120
1500-1530 9325 11910 12120
1500-1530 1575 Sa.Su.
1530-1600 1575 9940 11695
1600-1630 9940 11695
  
Posted by Hiroshi at 11:41Comments(0)Asia/Oceania

2008年04月02日

ORNK on 9950kHz

3月31日から、今まで7510kHzに出ていたORNK開かれた北朝鮮放送は2100-2200に9950kHzで聞えている。
同じ周波数に出ているAIRと混信しているが、概してORNKのほうが強い。2000-2030のFNK自由北朝鮮放送は今までと同じ7510kHzで聞える。

1日の9950kHzは番組終了後、数回IDトーンが出た後、VORの英語番組が一分ほど送出された。7510kHzと9950kHzは共にアルメニア共和国エレバンの送信。  
Posted by Hiroshi at 09:55Comments(0)S.N.Korea

2008年04月02日

RFA on 7460kHz

周波数変更時にはなにかと誤送出や出し忘れなどトラブルが付き物。
トラブルとまでは行かないまでも、この7460kHzは2100から朝鮮語が出てくる周波数、しかし31日、1日の受信では、2030過ぎからRFAのビルマ語が出ている。

この時間他にビルマ語が出ているか、まだ分からないが、スケジュールにはない放送だ。そのまま朝鮮語が始まる。モンゴル送信はよく予定外の放送を出すことがあり、これもその一つか。

4月1日2057、7460kHzで、ビルマ語の終了と朝鮮語の開始を録音。  
Posted by Hiroshi at 06:32Comments(0)Asia/Oceania