2008年03月14日

スーダンに短波局

14日のRNWに、南スーダンに今月末に短波ラジオ局が開局すると言うのがあった。
早速ニュース元のSRSサイトを見たらあった。オンデマンド放送の中に英語ニュースがありその最後で、FMと短波の二局が始まるといっている。

2008年3月14日ニュース部分の音声ファイル
Unity State says it will open its own TV and radio stations at the end of this month in Bentiu.
The state Ministry of Information Director General, Mr Rayah Ajak, told Sudan Radio Service that equipment for the stations has been purchased and is en route from Switzerland. He said the radio station will have two studios, one to supply programming to a local FM channel and the other one for long-range short wave transmissions. He says the equipment was bought using state oil revenues, but declined to disclose the cost of the equipment.  
Posted by Hiroshi at 21:46Comments(0)Africa/ME

2008年03月14日

Serbian / Croatian

セルビア語とクロアチア語の区別はよく分からない。

短波放送でもクロアチア語は9470kHzなどでいつも聞こえている。英語表記はCroatianでクロアチア共和国の公用語。EUなどではHrvatskiが一般的に使われているようだ。Bosnia and Herzegovinaの公用語でもある。

セルビア語は、Serbia and Montenegroの公用語、以前はユーゴスラビアと言われた国だ。もう何年も前からコソボ独立問題で時々は日本のメディアでも耳にする国である。そのコソボでは主にアルバニア語が使われている。
しかしRadio Srbija(Radio Serbia)の短波放送は日本では聞えない。
国内向けのセルビア公共放送RTS、コソボ公共放送RTKなども24時間放送を行っている。

このほどCRIはCroatiaウェブサイトを公開している。いままでSerbianしかなかったが、Hrvatskiサイトも出来たことになる。  
Posted by Hiroshi at 12:46Comments(0)Europe

2008年03月14日

中国全人大第1回会議

今日14日の中国メディアは、0100から一斉に、第11期全国政治協商会議第一回会議閉幕式の模様を生中継している。
昨日既に新しい議長が再選されたことから、型どおりの挨拶だけといったところだが、いつもは中継のない香港メディアも35分間生中継をしていた。

短波放送は、いつものようにCNR1、CNR5、CRIの一部13580、13655、15160kHzで、英語は13750kHzで中継。人民大会堂からの中継は0135に終了、その後もスタジオからの解説番組が出ていた。

今回はいつも中継のない内蒙古の中国語チャンネル7105、7165、9520kHzでも行われていた。民族語の中継はなかった。
  
Posted by Hiroshi at 11:30Comments(0)Taiwan/China

2008年03月14日

Tibetan on 7470kHz

いつもジャミングで騒々しい7470kHz、13日2200UTC現在、ここで「西蔵人民广播電台蔵語節目」(XZDT)がクリアーに聞えている。

通常ならこの時間、7470kHzだけRFA-Tibetanが出ているはずだが、それが聞えない。モンゴル中継のこの周波数だけ一時間早く出ていたのだが。
そしていつも出ている火龍ジャミングも聞えない。XZDTは2300s/off。そして2301にRFA-Tibetanが出てきた。ジャミングも全くかからずクリアーに聞えている。と思ったらすぐCNR1のジャミングが出てきた。

このときの様子を2237から2302まで録音した。
L-chに7470kHz、西蔵語が2300に終了、そのあとRFA西蔵語が開始、すぐにCNR1も出てきた。
R-chは6200kHz、2300からはCNR8の西蔵語番組となる。

他の9875、7550、6010kHzは火龍ジャミングとCNR1につぶされている。ここで一つ疑問として浮かんでくるのが、XZDTの西蔵語番組が、RFAの西蔵語にジャミングとして使用されているのではないかと言うことだ。

6010kHzに限って言えば、2300-2400にCNR8の西蔵語が出ており、あたかもジャミングとしての役割も担っているようにみえる。XZDTはこの時間CNR8の番組を出しており、西蔵語の周波数全てがパラレルになっている。

March 13、 2300-2400UTC:
CNR8 9480、7360、6010、7385、7125、6200、6130、6110、5240、4920、4905
RFA Tibetan 9875、7550、7470、6010





  
Posted by Hiroshi at 08:41Comments(0)Taiwan/China

2008年03月13日

Japanese on 11995kHz

12日から追加された拉致対策本部の政府広報ラジオ放送、13日も強力に入感しています。

まだジャミングはかかっていません。「しおかぜ」と違い、番組は一週間同じ内容。
周波数こそ違え、日本語、朝鮮語と連続して出るようになったので聞くには聞きやすくなったのでは。今までと違い、日本語番組でも実際に放送している周波数をアナウンスするようになったのは一歩前進。

北朝鮮相手では、周波数アナウンスをしようがしまいが、ジャミングがかかるときは何をしたってかけてくる。

フェージングのあるライムライトを聞くのも実におつなものである。相変わらず、音とび現象が見られる。12日のようにアナウンスの途中でプツンとはならなかったが1459'30"にs/off、昨日と違い、すぐに13725kHzに移り、朝鮮語番組が始まった。

Furusato no Kaze in Japanese
1430-1500 11995kHz
1600-1630 9780kHz

Nippon no Kaze in Korean
1500-1530 13725kHz
1700-1730 9820kHz  
Posted by Hiroshi at 23:53Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2008年03月13日

NHK国際放送

今までの命令放送はイカンとかで、今年度から言い方を変えた。12日、平成20年度国際放送の実施要請が発表された。やることに大きな変化はないが、今年いっぱいで日本語、中国語、朝鮮語以外の放送が無くなる。要するに短波放送はアジア向けだけになると言うことだ。
ラジオ国際放送について以下のように発表されている。

放送法第33条第1項の規定に基づき、次の事項を指定して、ラジオ放送による邦人向け及び外国人向け国際放送の実施を要請する。

1 放送事項
(1)放送事項は、次の事項に係る報道及び解説とする。
ア 邦人の生命、身体及び財産の保護に係る事項
イ 国の重要な政策に係る事項
ウ 国の文化、伝統及び社会経済に係る重要事項
エ その他国の重要事項
(2)上記事項の放送に当たっては、北朝鮮による日本人拉致問題に特に留意すること。

2 放送区域
(1)平成20年12月31日以前の放送区域は、欧州、北米、ハワイ、中米、南米、中東・北アフリカ、極東ロシア、アジア大陸(北部)、アジア大陸(中部)、アジア大陸(南部)、東アジア、朝鮮、東南アジア、フィリピン・インドネシア、南西アジア及び豪州・ニュージーランドとする。
(2)平成21年1月1日以後の放送区域は、上記区域から、欧州、北米及びハワイを除いた区域とする。

3 その他必要な事項
(1)放送効果の向上を図るため、放送法第9条第1項第4号の規定に基づき実施する業務と一体として行うこと。
(2)各放送区域への送信は、八俣送信所又は海外中継局から実施すること。
(3)送信空中線電力は、各放送区域における受信状況を考慮して決定すること。
(4)放送時間は、各放送区域における受信者数、受信者の要望等を考慮して決定すること。
(5)用いる言語は、各放送区域の受信者に適したものとする。ただし、平成21年
1月1日以後については、日本語、中国語又は朝鮮語とする。
(6)放送の内容等についての十分な周知を行い、受信者の便宜を図るとともに、受信者の増加に努めること。
(7)この要請に応じて行う業務について、別に示すところにより、放送法施行令第7条第1号ホに規定する資料を提出すること。

4 国の費用負担等
(1)この要請に応じて行う業務に要する費用の金額は、当該業務の実施期間に係る予算において示される金額を超えない範囲内とすること。当該金額は、費用の交付に関する手続と併せ、別に示すものとする。
(2)この要請に応じて行う業務の実施期間は、平成20年4月1日から平成21年3月31日までとする。
  
Posted by Hiroshi at 07:11Comments(0)Japan

2008年03月13日

「ニッポンの風」13725kHz

12日1430の日本語番組に続き、1502から13725kHzで朝鮮語番組が始まった。
朝鮮語番組がこれほど強力に受信できたのはこの放送始まって以来のことです。番組終了時には一日2回の放送とアナウンスされています。

当然ですが、政府の拉致問題対策本部サイトにはこれらのことは全く触れられていません。しかし10日付けの音声ファイルから、一日2回放送とアナウンスしていますが、実際には本12日からのはずです。
10日11日の9780kHzの終了アナウンスは従来どおりでした。11日付ふるさとの風を参照

3月12日、
1502-1530 13725kHz Nippon no kaze in Korean  
Posted by Hiroshi at 00:42Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2008年03月12日

「ふるさとの風」11995kHzを追加

HFCCに追加申請されていたオーストラリア送信の「しおかぜ」が聞えています。

12日1430から11995kHzで「ふるさとの風」第36週の番組が流れています。この時間にも放送が追加されました。
信号は大変強力で、HCJBの日本語同様よく聞こえています。
ところどころ音声が途切れていますが、これは以前にもあったファイル転送の際に生じる現象なのか。周波数アナウンスの途中で停波した。

周波数の切り替えは瞬時に出来ないようで、少し遅れ1502から13725kHzで朝鮮語番組が始まりました。これも強力です。
3月12日:additional transmissions;
1430-1459 11995 250kW 3degrees Furusato no kaze in Japanese
1502-1530 13725 250kW 3degrees Nippon no kaze in Korean  
Posted by Hiroshi at 23:44Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2008年03月12日

R.Liberty Armenian

アルメニア国内のFMなどから出ていた放送が止められたことから、R.Libertyは短波放送を復活している。

これは大統領選の結果に抗議する野党勢力のデモ隊と治安当局の衝突が続いており、非常事態を宣言をしたことに端を発し、報道規制をしたため。
こういうことに、米国の動きは実に早い、これが日本ならどうだろう、ITUに申請し、などと言い出し危機管理はゼロ。

3月8日からRadio Libertyは短波放送を再開した。↓

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Posted by Hiroshi at 14:52Comments(0)Russia/CIS

2008年03月12日

中国外交部記者会見

12日0155から、また中国のメディアは生中継を行っている。
CCTV1、4、9をはじめCNR1、5、7、そしてCRI海外向け中国語の特別番組として、9425、13655、15130kHzで聞えている。記者たちの質問を英訳あるいは中国語にしてそれに答える形で行われている。
例によって、インターネット放送では中国語は勿論、ミンナン語、広東語、客家語、蒙古語、チベット語、ウイグル語、カザフ語、朝鮮語も生中継している。

間近になった北京五輪、あの手この手で情報発信しているように見せかけているが、ジャミングを出し続けている以上、こういった記者会見も空々しく聞えてくる。

毎回この記者会見はスカパーのCCTV大富でも中継されている。→

生中継は0354まで行われた。以降短波3波も通常番組に戻った。0400以降もそのまま9425kHzが出ている。本来はこの時間9460kHzが使われている。  more
Posted by Hiroshi at 12:08Comments(0)Taiwan/China