今年も終わった。拉致問題解決に向けた放送がいくつも誕生し、日本からも2つの放送が毎日救出を呼びかけている。
31日1200からの9630kHzも、いつになく強力に聞こえている。番組では北朝鮮(北韓)とは言わず、朝鮮改革放送とアナウンスしている。
その一方で足を引っ張っている日本のメディアがいつも存在する。どうしても北朝鮮と国交を正常化したいというマスメディアの存在だ。
2002年9月17日以降、たった5家族の拉致被害者が帰国を果たしたのみである。今ネット上で「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」を無料で見ることが出来る。ぜひともご覧になることをお勧めしたい。
そしてこの問題の解決を阻止しているのが他でもないメディアであることを知ってほしい。いつも思い出されるのはその年9月22日の記事である。
『北朝鮮が異常な国であることは、とうに国際常識であった。だからこそ、安心できる国になるように一層の変化を促していくことが、いま日本にとっても大切なのだ。・・・ 拉致事件の究明や対策にいっそう神経をつかうべきことは言うまでもない。同時に大局を見失ってはならない。ためらわず、正常化交渉を再開させることである』
このように拉致事件解決よりも国交回復が先であると主張するのがマスメディアである。通信社配信記事をソースとする地方紙の左傾化、大手の捏造報道などドンデモ記事ばかりである。
2008年に北向け放送がなくなることを願いながら、今年の締めくくりとしたい。