2020年12月31日

12月30日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが出ているが、6145kHzにはジャミングが出ている。7345kHzはジャミングはないが同波のCNR1の混信が激しい。年末ということで今日も日本語放送から、昨日と同じ番組が出ている。
北朝鮮人権問題啓発週間の期間中に行われた各種行事について。12月5・6日に開催された北朝鮮人権映画祭について。同時に劇映画「めぐみへの誓い」も上映された。
12月11日には家族会、救う会、拉致議連が主催し、参議院議員会館1階講堂で、「北朝鮮の最新情勢を探り全拉致被害者救出の方途を考える拉致問題セミナー」を開催したこと。
12日には政府主催の国際シンポジウムが開催されたことなど。救出への道コーナーは、連日新型コロナ感染症の患者が出ていることなど。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんからのメッセージで、2019年2月に収録したもの。緊急放送ISに次いで、日本への脱出についての注意事項が告知されている。後半1330は朝鮮語放送である。
1405の6045kHzはジャミングに自爆、6095kHzにもジャミングが出ている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。。

1300の「イルボネパラム」は5895kHzが昨日からジャミングが出ており、ほぼつぶされてしまった。ほかの2波はクリアーに聞こえている。5年前の番組を流しているとメディアでも報道された周波数で妨害する気になったのか。
1330の「ふるさとの風」もほぼ同様である。「ふるさとの風ニュース」から。12月12日に開催された国際シンポジウムから、横田拓也さんと、飯塚耕一郎さんからの発言が出ている。
ニュース解説は2020年の北朝鮮を振り返って。コロナウィルスと台風被害に打ちのめされた北朝鮮、2021年の8次党大会に向けて準備ができるのか。
今週の一曲は朝鮮語は無し、日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。

1430の「ふるさとの風」は5895kHzが1420ごろからキャリアーを出している。相変わらずハム音がうるさい。7290kHzは混線で聞きづらい、9560kHzは弱く音にならない。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日、12月9日、20日と同じ内容である。

  
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2020年12月30日

12月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は日本語放送が出ている。2波とも混信が強く聞きづらい。通常は土日に放送される番組で、ニュース地解説番組「日本海にかける橋」である。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんからのメッセージで、2019年2月に収録したもの。緊急放送ISに次いで、日本への脱出についての注意事項が告知されている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」

後半1330は朝鮮語放送である。1352:30「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟さん横田哲也さんからのメッセージである。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705kHzがスキップ全く聞こえない。7295kHzは良好である。5895kHzにはなぜかパルスジャミングが出てきた。結構強くこれまた聞きづらい。この放送にジャミングの出たことはなくどうしたものか、1400には止まっている。
そして1430の5895kHzはクリアーに聞こえている。7290kHzはCNR1につぶされている。9560kHzもこの時間帯弱いながらもとこ時音になっている。懐かしい日本の歌「海」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日と同じ内容である。

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2020年12月29日

12月28日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波が聞こえているが7295kHz以外は弱い。タシケント送信も同じ番組である。今日から新しい内容で、「ふるさとの風ニュース」から。12月12日に開催された国際シンポジウムから、横田拓也さんと、飯塚耕一郎さんからの発言が出ている。
ニュース解説は2020年の北朝鮮を振り返って。コロナウィルスと台風被害に打ちのめされた北朝鮮、2021年の8次党大会に向けて準備ができるのか。
今週の一曲は朝鮮語は無し、日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。今年9月に、今週の一曲でも登場している。

1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが出ている。6145kHzには弱いながらもジャミングが確認できる。受信状態は悪い。28日は朝鮮語放送が出ている。
1405の6045kHzはジャミングに自爆、6095kHzにはジャミングが確認できる。いずれも受信状態は最悪、全く聞き取りできない。」この時間ヨーロッパや北米ンsどの特定地域ではよく聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが聞こえない。7290kHzは混信の中何とか。5895kHzが比較的良好である。しかしこのタシケント送信、いつもハム音があり、調子のいい送信機ではない。ところが1500からIBRAの番組が出てくるが、これには全くハム音はない、受信した限りでは同じ送信機のように見られるが、こうなるとやはり技術的理由で拉致対策本部の放送だけ品質が悪いということなのか。
懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2020年8月24日、9月4日、14日、24日、10月5日、26日、11月5日、17日、27日、12月7日、17日と同じ内容である。

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2020年12月28日

12月27日「しおかぜ」

12月27日、日曜日1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが聞こえている。6145kHzにはジャミングが確認できる。7345kHzへのジャミングはわからない。通常は火曜日に放送される失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日、8月25日、9月15日、10月27日、11月17日、12月8日と同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第二回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」


1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも同じ番組である。9705kHzは開始時聞こえていたが、1320ごろには消えてしまった。7295と5895kHzは聞こえている。これで6日間正常な放送が続いた。タシケント送信のトラブルももう起きないだろう。

1405の6045と6095kHzは強力である。この時間八俣からの電波は強い。6045kHzはスーパージャミングと互角の勝負である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも同じ番組である。7290kHzはCNR1と互角の勝負である。5895、9560kHzともに弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。この番組は2020年8月23日、9月2日、13日、23日、10月4日、17日、25日、11月4日、14日、26日、12月6日、16日と同じ内容である。


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2020年12月27日

12月26日「しおかぜ」

毎週土曜日の5945kHz、1300からは波平女史の聖書朗読が出ている。今日もCNR1のバックで聞こえているがとても実用になる状態ではない。日本で聞こえない放送でも続けることに意義があるのかも。しかしこんな放送には異議を唱えたい。関係者の話では送信周波数は送信所側で決めるものらしい。どこの国も同じか。

土曜日の「しおかぜ」は通常はニュースなどの解説番組が出るが、年末ということか、26日は土曜日でも失踪者の氏名の読み上げが出ている。毎週月曜日に放送される番組で、11月16日、30日、12月14日に放送された番組が出ている。
1405の「しおかぜ」は6045kHzがジャミングに自爆全く聞こえない。6095kHzはジャミングらしきノイズが確認できる。かなり聞きづらい。
この時間は日本語放送で番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。記録したファイルを聞き直すと、23日以降北朝鮮のジャミングはほとんどスキップしており、24日の放送はよくわからないが、25日の6095kHzにはジャミングと思われるノイズが出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は3波とも同じ番組である。22日の火曜日以降5年前の番組は出なくなった。9705kHzは開始時は強かったが、後半1330以降すっかり落ち込んでしまった。5895kHzは若干弱いが聞き取り可能である。7295kHzが一番強い。
1430の「ふるさとの風」は9560kHzが完全にスキップ、全く聞こえない。7290と5895kHzが弱いながらも術用レベルで聞こえている。26日、ふぉようびは1330と同じ番組が出ている。週一回、日本語放送はこの時間も8日ごとのローテーションで同じ番組となる。
1457に今月のアニメソングとして「お化けのQ太郎」が出ている。

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2020年12月26日

12月25日ふるさとの風

WRMIの5950kHzを24日2300にリモート受信していたところ、いつものTOMではなくクリスマス特番が出ていた。局名がKSKOと出ている。ほかの周波数は通常通りの番組である。このKSKOの番組は25日0100まで放送されていた。

1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケント送信は今日も台湾送信と同じ番組が出ている。これで4日連続、正常に戻ったようだ。なぜ5年前の番組を出したのか真相はわからないだろう。いやわかっても公表されることはないだろう。
3波とも比較的良好である。各波ともSIO333といったところ。

同じく1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが出ている。7345kHzはスキップ状態、ほとんど聞こえない。6145kHzは聞き取り可能である。ジャミングはわからない。
25日、金曜日は朝鮮語放送である。
1405の6045kHzはジャミングが完全にスキップ、八俣の電波が生き返っている。6095kHzはかなりスキップ状態、よく聞き取れない。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560kHzの台湾送信がスキップ、ほとんど聞こえない。タシケントの5895kHzは誤送出もなく懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日、10月3日、16日、24日、11月3日、13日、12月5日、15日と同じ内容である。

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2020年12月25日

12月24日ふるさとの風

昨日から周波数変更をしている「しおかぜ」はまだ新周波数へのジャミングはわからない。出ていたとしてもスキップしている。13000代、八俣からの電波もスキップ状態で受信状態は悪い。木曜日は英語放送が出ている。

1405の2波もほぼ同様、6045kHzはジャミングが完全にスキップ、特に後半は八俣の信号が急上昇、2波ともローカル局並みになった。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語と1330のふるさとの風」日本語放送は5895kHzが弱い、7295と9705kHzは良好である。3波とも同じ番組が出ている。これで三日間同じパターンである。このまま正常に戻るのか予断を許さない。このことは拉致対策本部もわかっていたようで、今後は正常になるものと期待したい。

「ふるさとの風ニュース」は12月12日、政府主催国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~を開催、第1部として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式が行われ、加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣より受賞者へ表彰状を授与したほか、最優秀賞受賞者による作文の朗読、拉致現場視察(新潟市)の感想発表が行われた。
第2部として、国際シンポジウムが行われ、冒頭、加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣より挨拶を行い、「拉致被害者御本人も御家族も御高齢となっている。有本嘉代子さんが本年2月に、横田滋さんが本年6月に御逝去され、もはや一刻の猶予もない。拉致問題は我が国自身が主体的に取り組むことが重要。菅総理は、就任直後の国連総会一般討論演説において、「条件を付けずに金正恩委員長と会う用意がある。」「日朝間の実りある関係を樹立していくことは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にも大きく寄与する。」との考えを表明。北朝鮮は新型コロナウイルスや水害などの困難に直面していると言われているが、北朝鮮には、勤勉な労働力と豊富な資源がある。日本と北朝鮮で一緒に明るい未来を描いていきたい。そのためにも、我が国としては、相互不信の殻を破り、北朝鮮の核・ミサイルの問題、そして何より重要な拉致問題を解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指す。このことが、拉致問題担当大臣としての私の使命であり方針である。引き続き、北朝鮮に対して、直接働きかけを行っていく。」旨述べた。
 これに続いて、拉致事案等の被害者の御家族より「生の声」の訴えが行われました。その後に行われたパネル・ディスカッションでは、国内外の有識者にパネリストとしてご登壇いただき、拉致問題を含む北朝鮮人権状況改善に向けた北朝鮮の具体的な行動を引き出すための国際連携のあり方について議論をした。
 本イベントの模様は日本政府と米国グローバルメディア庁のラジオ放送を通じて、北朝鮮に短波17540kHzでライブ中継された。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信も落ち込んでしまった。タシケント送信の5895kHzが聞こえている。5年間の番組ではない!、通常のローテーションで、懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。にほうそうされたないようと
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日、31日、9月10日、21日、10月2日、15日、23日、11月2日、12日、23日、12月4日、14日と同じ内容である。

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2020年12月24日

政府の北朝鮮向けラジオ、ずさんな誤放送

こんなタイトルの記事がネット上に上がっている。(12月21日付)
政府の北朝鮮向けラジオ、ずさんな誤放送 「5年前の番組」複数回流す
 政府の拉致問題対策本部が北朝鮮向けに行っている短波放送「ふるさとの風」の一部で、1か月以上にわたって5年前の番組を送信していたことがわかった。

 放送は、政府が委託している民間業者を通じて、国外2か所にある送信所から送信。そのうち1か所から、古い番組が放送されていた。対策本部はJ-CASTニュースの指摘に対して、誤送信は「技術的な手違い」が原因だったと明らかにした上で、具体的な「手違い」の内容については「調査中」だとしている。

■ニュース解説に「『静岡県立大学』の伊豆見元教授」が登場

 「ふるさとの風」は、北朝鮮による拉致被害者に対して日本からのメッセージを届けようと07年に放送が始まり、現在は1日4回、最大で同時に3つの周波数を使って放送している。内容は、拉致問題に関する集会の録音や拉致問題に関する日本政府の取り組み、ニュース解説、被害者家族からのメッセージ、日本の音楽など。20年度の予算案では、「北朝鮮向け放送関連経費」として1億6600万円が盛り込まれている。

 この放送の内容に異変が起きた。例えば、12月16日22時30分に5895kHz(キロヘルツ)で流れた番組では、

「12月12日、『ふるさとの風』『しおかぜ』共同公開収録が、北朝鮮人権侵害問題啓発週間における政府行事として行われました」

というアナウンスとともに、加藤勝信拉致問題担当相がビデオメッセージで寄せたあいさつが流れた。「ふるさとの風」と、特定失踪者問題調査会が行っている対北放送の「しおかぜ」の共同公開収録は毎年行われているが、12月12日に開催されたのは15年のことだ。さらに、ニュース解説の担当として登場したのは「静岡県立大学の伊豆見元教授」。伊豆見氏は静岡県立大を16年に定年退職し、活動の場を東京国際大に移している。なお加藤氏は15年当時は内閣府特命大臣として拉致問題を担当しており、現在も官房長官と拉致問題担当相などを兼務している。

 この番組内容と、「ふるさとの風」ウェブサイトで公開されているバックナンバーを比較したところ、放送されていたのは、15年12月に放送されたのと同じ内容だった。一方で、日付変わって12月17日の1時00分から9690kHzで放送された番組は、ウェブサイトで公開されている最新の番組と同じ内容だった。

 J-CASTニュースは一部の番組の内容が古いことを12月17日に指摘し、取材を申し込んだが、12月18日22時30分から5895kHzで流れた放送でも、同様に15年の番組が放送された。

「12月19日から、すでに是正されている。着実な放送の実施に努めていきたい」

 政府は送信所の場所を公表していないが、国際電気通信連合(ITU)の短波周波数調整会議(HFCC)が公表しているデータベースなどから、台湾・台北とウズベキスタン・タシケントの2か所から送信されていることが明らかになっている。このうち、タシケントの送信所が、問題となった5895kHzの電波を出している。

 政府の拉致問題対策本部の担当者は12月21日、取材に対して

「11月9日以降、一部の放送で、技術的な手違いで古い番組が放送されていたことが確認できた。12月19日から、すでに是正されている。着実な放送の実施に努めていきたい」

などと話した。原因は「送信業務を委託している民間事業者の技術的手違い」で、その内容については「調査中」だとしている。

 この問題をめぐっては、東アジア地区のテレビやラジオを研究している「アジア放送研究会」の「アジア放送月報」でも、11月9日以降にタシケントから送信された放送の一部の内容が古いことが指摘されていた。拉致問題対策本部によると、現時点で番組が古かったのが確認できているのが「11月9日以降」で、さらに以前から古い内容が放送されていた可能性もあるとしている。

いうまでもなくこのブログで指摘したのが最初、まわりまわってこんなところで記事になっている。毎日記録しているように、12月19日から正常とあるが、実際には21日、月曜日は5年前の番組が出ていた。


  
Posted by Hiroshi at 23:06Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2020年12月24日

アルゼンチン日本語放送

先週12月16日以降、4980kHzに出ているRAEのマルチ言語による放送、直接の受信は不可能だが、リモートSDRで受信することができる。この一週間の受信でも、実際の周波数アナウンスは実態とかけ離れている。
放送は毎日0800-1000の間、4980kHz一波で各国語番組が繰り返されている。同局のウェブサイトには実際に放送されているテキストが掲載されている。必ずしも毎日同じ内容ではない。約5分間の放送で、頭と最後は同じだが、中ほど(青文字の箇所)は異なっている。
12月24日は0839の日本語はホームメード ラエ第38弾が放送された。また0907は第25弾が出ていた。昨日更新された日本語ページには39弾が掲載されているが、今日の放送では出なかった。

24日0839から4980kHzで放送された内容。
ラエ世界に向けてアルゼンチン日本語番組、キャスターの植田敬子です。新型コロナウィールスの世界的感染 パンデミックで色々大変ですが皆さま お元気ですか?
ホームメード ラエ第38弾をお伝えします。

アルゼンチンでは3月19日より外出禁止令が出され、現在に至っています。
外出禁止となってから、必要最小限な買い物だけが許されていました。 医療や食料品販売・製造、出前サービス、廃棄物回収など緊急時に最小限必要とされるサービスが国を支えて、毎日の生活が可能になっていました。現在では大分緩和されています。
私達ラエのスタッフも全員在宅ワークとなっており、アルゼンチンでのコロナ禍について、ラエのウェブサイト www.rae.com.arに掲載されています。そして特別番組やトピックニュースもウェブサイトで更新しています。
4月6日より新しい放送スケジュールとなり、短波放送日本語番組は 月曜日から金曜日 UTC時間8時から9時まで 周波数5950kHz 出力100kW、北米西部、及びアジアへ向けて マイアミの オキチョビの送信機より 放送となっています。ラエ短波放送のスケジュールもウェブサイトでチェックできます。
ユーチューブYOUTUBEでもラエのチャンネルが開設され、コンテンツがアップロードされます。Canal RAE Argentina と検索バーに入力してください。

私もブエノスアイレス市、ベルグラーノ地区の自宅で作業する日々です。
現在アルゼンチン国営ラジオ放送局はAM放送、FM放送と短波放送、全てAM放送に一本化されているので、ラエのウェブサイトで聴けるインターネット・ストリーミング配信も AM放送で現地アルゼンチンのニュースをスペイン語でお楽しみ頂けます。
マイアミ送信機経由でリレー放送となるラエの短波放送では、これまで放送された番組が再放送されています。これからは状況が許される限り 新しいコンテツを皆様にお届けしたいと思っています。
受信リポートの宛先は qslrae@gmail.comです。DX情報番組担当のアルナルド・スラエーンさんにより確認されたのち、デジタルQSLカードが返信されることになります。

去る木曜日、アルベルト・フェルナンデス大統領政権は新型コロナウィルスのパンデミックと未曾有の経済危機と共に、就任より1年を迎えました。ダニエル・アロージョ社会保障大臣は、一番の心配の種は “未成年人口の60%が貧困層にあり、それらの世帯が3世代にわたって貧困家庭の状況にあることである”と指摘しています。
アロージョ大臣はアルゼンチンの記者団を前に以上の発言を行い、テラン通信社により報道されました。また、国内における社会状況は危機的だと述べ、アルゼンチン・カソリック大学の報告によると、未成年者人口の60%以上は貧困層にあり、長期的な社会経済構造の問題に由来する「慢性的貧困」はアルゼンチン総人口の30%になっているとのデーターを示しました
記者団による問いかけに、アロージョ大臣は 全国の1100万人の人々が政府による食料援助を受けていると答え、この数週間で微々ながらこの数値は減少しているが、危機的な状況にあることは間違いないと断言しました。
そして、社会全体が意気消沈しており、暴動が起きることは考えられないが、一年間を振り返る12月という時期は、人々が焦燥感に襲われる時期でもあると語りました。

ではでは
南半球の日本の正反対に位置するアルゼンチンより
又お会いすることができる日までごきげんよう さようなら!
日本語訳・ナレーション:植田敬子
制作:シルバーナ・アベジャネーダ
ウェブサイト:フリアン・コルテス

4980kHzでは各言語約5分で、一時間に2回、計4回、毎日放送されている。

  
Posted by Hiroshi at 19:00Comments(0)日本語放送

2020年12月24日

「しおかぜ」周波数変更

12月23日、「しおかぜ」は恒例の周波数変更が行われている。しかし1300の周波数もまた中国の出ているところへお出ましである。ちなみに5kHzずらせばその混信から逃れられるのに、いつものことながらあえてぶつけてくる神経がわからない。
それでも変更初日はジャミングもな、くそれなりに聞こえている。水曜日は朝鮮語放送である。「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへのメッセージである。
1405はまたとんでもない所へ舞い戻ってきた。ふるさとの風も使用している6045kHzである。いうまでもなくあのスーパージャミングが垂れ流しになっている周波数である。わかっているのになぜ使うのか。現場を見ず、机上だけで適当に決めているのだろう。10月25日からも使われた実績がある。

JSR Shiokaze; December 23, 2020 ~
1300-1400 6145, 7345
1405-1435 6045, 6095
1600-1700 5990, 6110

1300代の朝鮮語と日本語放送、今日も3波とも同じ番組が出ている。昨日と同じパターンで始まったが、さてこの後はどうなるのか。今日の9705kHzは弱いものの聞き取りは十分可能なレベルで入感している。

1430の「ふるさとの風」も3波とも同じ番組である。7290kHzのCNR1がスキップ、この時間一番よく聞こえている。5895kHzは弱い。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2020年8月20日、30日、9月9日、20日、10月1日、11日、14日、21日、11月1日、11日、22日、12月3日、13日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze