1300の「イルボネパラム」は9705kHzが全く聞こえない。5895と7295kHzが聞こえている。5日はまた同じ番組である。放送の性格上必ずしも決まった番組を出す必要もないので送信側の都合で適当に送出しているようにも見て取れる。タシケント送信所が何故このようなことをしているのか。あるいは拉致対策本部の指示でやっていることなのか、真相が知りたい。
そういえば、グーグルの衛星写真には、この送信所がnippon no kazeと記載されている。
ところが1330の「ふるさとの風」はまた5895kHzだけは5年前の番組が出てきた。こうなると適当に出しているとしか思えない。
1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzがかろうじて聞こえている。7310kHzは同波の中国語の混信がある。今日もジャミングはわからない、出ていないようにも思える。番組は先週と同じ内容である。加藤拉致問題担当大臣の激励メッセージが出ている。後半1330の朝鮮語も同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzが聞こえている。ジャミングはわからない。7325kHzは1425にCRIがキャリアーを出すまで良好である。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが良好である。同波のCNR1は完全にスキップしている。9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日、10月3日、16日、24日、11月3日、13日と同じ内容である。
そしてタシケントの5895kHzはまた5年前の番組である。拉致被害者家族のビデオメッセージが出ている。
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