1300の「しおかぜ」は6145と7345kHzが出ているが、6145kHzにはジャミングが出ている。7345kHzはジャミングはないが同波のCNR1の混信が激しい。年末ということで今日も日本語放送から、昨日と同じ番組が出ている。
北朝鮮人権問題啓発週間の期間中に行われた各種行事について。12月5・6日に開催された北朝鮮人権映画祭について。同時に劇映画「めぐみへの誓い」も上映された。
12月11日には家族会、救う会、拉致議連が主催し、参議院議員会館1階講堂で、「北朝鮮の最新情勢を探り全拉致被害者救出の方途を考える拉致問題セミナー」を開催したこと。
12日には政府主催の国際シンポジウムが開催されたことなど。救出への道コーナーは、連日新型コロナ感染症の患者が出ていることなど。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんからのメッセージで、2019年2月に収録したもの。緊急放送ISに次いで、日本への脱出についての注意事項が告知されている。後半1330は朝鮮語放送である。
1405の6045kHzはジャミングに自爆、6095kHzにもジャミングが出ている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。。
1300の「イルボネパラム」は5895kHzが昨日からジャミングが出ており、ほぼつぶされてしまった。ほかの2波はクリアーに聞こえている。5年前の番組を流しているとメディアでも報道された周波数で妨害する気になったのか。
1330の「ふるさとの風」もほぼ同様である。「ふるさとの風ニュース」から。12月12日に開催された国際シンポジウムから、横田拓也さんと、飯塚耕一郎さんからの発言が出ている。
ニュース解説は2020年の北朝鮮を振り返って。コロナウィルスと台風被害に打ちのめされた北朝鮮、2021年の8次党大会に向けて準備ができるのか。
今週の一曲は朝鮮語は無し、日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。
1430の「ふるさとの風」は5895kHzが1420ごろからキャリアーを出している。相変わらずハム音がうるさい。7290kHzは混線で聞きづらい、9560kHzは弱く音にならない。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日、12月9日、20日と同じ内容である。