2009年04月30日

しおかぜ5910kHz

おそらく、これほど良好に聞こえたことは本当に久しぶり。

開始時からジャミングを押しのけて強力に聞こえている。30日木曜日は日本語番組である。拉致被害者家族からの悲痛なメッセージが放送されている。

あるブログではこの放送について批判的なことも書かれている、無駄だから止めてしまえとかウザイとか誹謗中傷もある。確かに有名な落語家でさえ、拉致されそうな場所へ行ったんだろうと被害者家族を逆なでする有名人もいる。

一度そういった人たちに「しおかぜ」、「ふるさとの風」を実際に聞いてほしい。短波放送も聞いたことのない連中がこうした批判をしているからだ。

1430の11825kHz「ふるさとの風」も強力である。こちらはいつもジャミングは全く分からない。  
Posted by Hiroshi at 23:35Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年04月30日

T8WH一部停波中

パラオ送信の9930kHzは土日と日本語放送のある日は出ているが、これ以外の日は1100から停波している。9930kHzの停波は、すでに4月19日から続いている。

このため1200からのSOH「希望之声国際广播電台」が出ていない。ジャミングのCNR1だけはまじめに2波とも出している。
9930kHzは0800-1100の間出ている。

同じくパラオ送信の9965kHzは、毎日1500-1600だけ出ている。引き続き、後半30分は政府広報放送の朝鮮語番組「日本の風」が出ている。
12130kHzは1200-1300の火・木・土のみ聞こえる。前半1200-1230がHoa Mai Radioのベトナム語。
11685kHzは1300-1400に「民主ビルマの声」が毎日出ている。  
Posted by Hiroshi at 21:49Comments(0)Asia/Oceania

2009年04月30日

CRI Office Radio

とどまる事のない中国の放送、CRIがまた新しいジャンルの放送をはじめている。

ウェブサイトによれば、今のところインターネット放送のみのようだが、CRI Office Radioとアナウンスしている。音楽あり、おしゃべりありのDJ番組である。

この4月20日から試験放送を行っている。
CRI office radio live stream

4月20日から停波していたCRIの一部送信機が30日から復活している。

15230kHzはすでに29日から再開している。しかし0900の15625kHzは30日も止まったままである。朝鮮語の13620kHz、日本語の11620kHzは共に1100から停波することなく聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 19:17Comments(0)Taiwan/China

2009年04月30日

オバマ政権誕生100日

アメリカ、オバマ政権誕生100日ということで、記者会見の模様がライブで中継された。

CNNTVは勿論だが、VOAもこの時間通常の番組を止め、30日、0000-0100の一時間生中継をした。短波帯で聞こえた周波数は、
17820、15560、15290、15205、15115、11725kHz
いずれの波も強力に入感していた。

VOAはこのあと5月5日にもタウンミーティング、視聴者参加番組を2時間に亘って中継をする。
Obama and the World information page  
Posted by Hiroshi at 10:21Comments(0)Americas

2009年04月30日

R.Romania International

海外放送局の多くはニュースで番組が始まるが、中にはどこかの国みたいに、ニュースでないニュースをトップに持ってくる。

ここ最近ではインフルエンザ感染ニュースがトップである。WHOが警戒レベルを5に引き上げたことから、どこを聞いてもこれがトップニュース、これが普通の国の放送。

新送信機とアンテナが効率よく働いているようで、ルーマニアの放送はいつも強力に入感している。2030からの英語放送も9765と9690kHzが強い。9690kHzもアナウンスされている周波数で、15465kHzからQSYしている。

9930kHzのT8WH、パラオからの送信は1100で停波、1200からのSOHも出てこなかったが、ジャミングだけは出てきた。この後1500からは9965kHzが定刻に開始、1530からは「日本の風」朝鮮語番組が始まった。強力に聞こえている。

この時間北からの電波はスキップしているのか全く聞こえない。ジャミングもなく良好だ。このため1500からの9665kHz、モンゴルの日本語放送もまあまあ分かる程度に聞こえている。5kHz上からCNR1がかぶってくるが、これはVOAのUzbekに対するジャミングである。  
Posted by Hiroshi at 07:30Comments(0)Europe

2009年04月29日

国家認証認可監督管理委員会

正式には中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)に詳しく載っているが、結局昨年1月に出した通達は、とりあえず一年延期されることになった。

しかし延期されるだけで廃止したわけではない。中国に遠慮して小さな扱いしかされないニュースだが、大変重要なことだ。日本の報道も延期したと伝えるのみで、政府の廃止を訴える内容は何も伝えていないのが実情。

  
Posted by Hiroshi at 22:07Comments(0)Taiwan/China

2009年04月29日

RFA on 7385kHz

RFAの中国語の周波数には、CNR1が2波以上、常にジャミングとして出ている。

HFCCリストにもRFAの周波数は載っており、送信所も分かる。しかしモンゴルと、台湾送信はリストされていない。そこでRFAのサイトに載っている周波数と付け合せれば、どれが台湾送信なのかは分かる。

そのうち中国語は中波1098kHzが台湾送信。そして短波は7355と7385kHzが台湾送信だ。RFAサイトでは全て7355kHzとなっているが、実際には
1800-2000が7385kHzで
2000-2200が7355kHzである。

バンド内外で暴れまくっているSOHへの火竜ジャミングは29日0305現在、
8400、9000、13970、15150、15600、18320kHz
で聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 12:17Comments(0)Taiwan/China

2009年04月29日

ITソースコード強制開示

何でもありの中国が以前からウダウダ言っているのがこのソースコードを公開せよという暴挙。世界中どの国だってこんな制度を言い出したところはない。

日本の一部マスコミも報道しているが、おめでたいのか平和ボケなのか全く危機感がないみたい。こんなことをしなければ作らせないというなら、何も中国で生産する必要はない。さっさと中国から撤退すべきだろう。

中国の言い分は、製品ソフトの欠陥を狙った、コンピューターウイルスの侵入防止などを目的としているが、よう言うよ。工作員を世界中にばら撒きあらゆる犯罪を繰り返す、インターネット上ではハッカーは日常茶飯事、ウイルスを撒き散らしこの上こんなソースコード公開などされたら、あらゆるID、パスワードが全て分かってしまうだろう。

その一方で外国からの情報は全て遮断するというなんとも身勝手な国だ。しかし殆んどの人は、中国ヨイショの報道に情報操作、洗脳され、実態を知らないのでは。

中国のジャミングは今もにぎやかだ。28日、2230現在聞こえている周波数は:
8400、9000、11300、13970、15100kHz

15100kHzは2300からCRIが出てくるが、そんなのお構いなしに火竜ジャミングを出し続けている。これは1500ごろまで聞こえていた15600kHzも同じだ。  
Posted by Hiroshi at 08:07Comments(0)Taiwan/China

2009年04月29日

しおかぜ6045kHz

28日1400からの5910kHzは久々中国語番組が出てきた。

ジャミングと5分5分の勝負といったところ、他の対北放送に比べてもこのしおかぜに対するジャミングは強力である。さしずめ中国で言うなら西蔵語放送みたいなものか。何が何でも聞かせたくない放送ということだろう。

1430の11825kHzふるさとの風は昨日よりは強力である。北朝鮮での受信状態は実際のところ、どうなんだろう、果たして平壌支局の記者たちは、これらの放送聞いているのか、聞けないのか、聞かないのか知りたいところだ。

仮に聞いていてもニュースとして配信するわけには行かないだろうな。「いつも良く聞こえています」なんて書いたら、即追い出されてしまうだろう。

2030の6045kHzのしおかぜは中国語、5910kHzよりも受信状態は良好だ。放送終了後もいつまでもジャミングを広範囲に垂れ流しており、この点は中国よりも始末が悪い。
  
Posted by Hiroshi at 06:14Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年04月28日

CRI全スケジュール掲載

CRI北京放送のA09時間別スケジュールをいつものところに載せている。

昨年とほぼ同じだが、Amoy、Cantoneseなどの放送時間に一部変更がある。延べ使用周波数は更に増加している。またバンド内の火竜ジャミングが減ったことから、送信機に余裕ができたのか、時間によっては放送開始10分以上も前からキャリアーを出す周波数が多くなった。

英語と中国語放送で30分というのがやたら多くなっている。これも送信機に余裕ができたことから、他の言語の前後に付け足しで出てくるようになった。
にもかかわらず、メンテナンスで送信を止めなければならないとはよく分からん。日本語は一波だけ、朝鮮語は聞くことさえできない。

ところがこんな周波数も、たとえば11780kHz、従来はビルマ語が出ていただけだが、A09ではその前後に英語と中国声を30分くっつけている。
日本語も出ている7325kHz、1400からは別送信機で英語が出てくる、そして1430からタガログ語となる。ここでも30分の英語がおまけに付いた。
そして2100はセルビア語が、この番組が2127に終了するが、3分間つなぎの音楽を出し、2130から英語が出てくる。すでに2100からも英語が出ており、セルビア語がつぶされている。この30分も意味のない送信と思うが、ターゲットエリアの違いから出しているようだ。
2100-2157の英語は南ア向け、2130-2157はヨーロッパ向けとなっている。2100-2127の9490kHz、2130-2157には7365kHzでも英語が聞こえる、僅か27分だけヨーロッパ向けを、細切れ送信している。

今回もHFCCリストには全て使用言語の記載があり、これが99%正確であるというのが驚きである。この点だけはきちんと情報公開をしている。

最も一般の目に触れることのない資料だけに、中国の短波放送の実力が知られることにはならない。
A09で変わったのは海外中継で、南ア、チリ、仏領ギニア、オランダ領ボネールの4ヶ所からの短波中継が廃止された。しかしこれ以上にモスクワを始め、フィンランドなどから中波による中継を増大させている。
  
Posted by Hiroshi at 07:00Comments(0)Taiwan/China