2009年04月28日

ふるさとの風95週

早いものでもう88夜を迎える。そこで今日のふるさとの風は、「茶摘」の歌で始まった。

1430の11825kHzはやや弱い、しかし混信がない分、了解度は十分である。勿論ジャミングも全く分からない。いつものニュース解説では最近の北朝鮮情勢について伊豆見教授の話、その中で北の最近の行動は挑発的ではないきわめて普通の対応だと、えらく北をほめた解説だ。

拉致被害者救出の放送まで北朝鮮を非難しなくなっては何のための放送なのか。政府も全く被害者救出なんて思っていないだろう、ただ時間の過ぎるのを待ち、国民が忘れることを願っているのか。情けないことだ。

毎週恒例、今週の一曲は南こうせつ「国境の風」、この曲は過去何回過去の番組でも放送されている。
今年1月の79週、更に一年前の1月の26週、そのまた一年前の2007年7月の2週目でも放送されている。拉致被害者たちの無事を祈って作られた曲「国境の風」は、涙なくしては聴けない、叙情的かつ壮大な歌でもある。シングル版は日本クラウンからCRCP-510、2003年2月21日発売された。

遥か海を越え遠き母の大地(とち)
水鳥(とり)たちはこの青空(そら)を自由に飛び交うよ
せめてこの魂(こころ)せめてこの慕(おも)い
悲しみを伝えてよ 愛する人へと

時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に国境の壁はないから

風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

やがて陽が沈み赤い地平線
水鳥たちもより添ってどこかで眠るなら
熱いこの涙熱いこの慕(おも)い
夢の中で逢わせてよ愛する人へと

星座(ほし)は何も知らずにおだやかに季節を変えるけど
この夜空(そら)を奪うこと誰も出来ない

風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

時代(とき)は何も言わずに悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に国境の壁はないから

風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

  
Posted by Hiroshi at 00:27Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2009年04月27日

9405kHzはVOA

不明局としてあげた9405kHzは録音ファイルなどを聞きなおした結果、VOAのペルシャ語と確認できた。

1530の開始にIDも出ずにいきなり番組が始まることもある。この時間、短波は3波がリストされているが、このうちの11760kHzがQSYしたのかもしれない。

分かってみればなんでもない局でした。VOAサイトは、27日0930現在、周波数の変更はされていない。26日の放送は開始直後にヒラリークリントン米国務長官の声が流れ、これだけでもVOAと分かる内容だった。その前日の開始を聞くとはっきりとVOAのIDが出ていた。  
Posted by Hiroshi at 18:37Comments(2)Asia/Oceania

2009年04月27日

今日もジャミング

相も変わらず神出鬼没をしている中国のジャミング。

従来はどの周波数も同じ火竜ジャミングが出ていたが、最近では、といっても2月以降特にバンド内から姿を消してからは2種類の火竜ジャミングが聞こえている。

放送バンド内の15150kHzでも時々出ているが、これも毎正時5分間止まっており、SOHに対するジャミングである。SOHの電波は約40Hz低く出ている。

4月27日0730現在、SOHに対するジャミング:
8400、9000、15720、17300kHz
13970、15150、18320kHz New version Firedrake

  
Posted by Hiroshi at 16:41Comments(0)Taiwan/China

2009年04月27日

法輪功迫害から10年

日本のマスコミではまず報道されたことがない、監禁殺害事件が、この法輪功事件だ。

今も続けられている迫害事件だが、日本では一切報道がないことから一般には殆んど知られていない。しかし、中国があの火竜ジャミングを出し続けている最大の理由は、この法輪功に関する真実を伝えているからに他ならない。

西蔵語放送同様、どんな手段を用いてもつぶさなければならないのが法輪功のニュースである。事実、過去いろいろな国から「法輪功放送」が中継されていた。しかしあらゆる手段を使い放送を中止に追い込んできた。

ハワイKWHRから中継されていたときは送信所のケーブルを切断までして電波を止めたこともあった。このためKWHRの放送が一時期全て止まったことがある。このハワイから出ていた「法輪大法之友電台」いわゆる法輪功放送は2005年7月20日に短波放送を中止している。現在はインターネット放送を通して事件の真相を伝え続けている。
衛星テレビ放送はフランスに圧力をかけ、関係者の家族などを脅迫したり、ついに電気的トラブルで中継が出来なくなったとウソの理由で中国語放送のテレビ中継を止めてしまった

現在も法輪功の番組を中心に出しているのは毎日6030kHzで1300-1400に出ている「明慧广播電台」である。CNR1が出ている周波数だが、この一時間はさらにジャミング用のCNR1が2波以上加わり、本来の放送はまったく聞くことができない。

4月26日現在、通常はジャミングのCNR1しか聞こえないが、正規に放送している「希望之声国際广播電台」中国語のスケジュールは以下の通り:
6280 2200-2400 F.Sa.
7105 2200-2300
7280 1100-1300
7310 1300-1400, 2300-2400
9450 1400-1600
9540 0900-1100 Sa.Su.
9635 2200-2300
9930 1200-1500 M.-F.
11750 0900-1000 Korean
11760 0900-1100 Sa.Su
11765 1600-1700
  
Posted by Hiroshi at 00:35Comments(0)Taiwan/China

2009年04月26日

サウジアラビア放送

ハイバンドが好調なことからサウジアラビア放送が聞こえている。

その殆んどがアラビア語のためなじみがないようだ。これ以外にもベンガリ語やウルド語なども聞こえている。HFCCのリストを見ると、中国語やトルコ語も載っているが、実際には放送されていない。

これから始まるのかもしれないが、そのような情報はまだ聞いたことがない。1500から約3時間、9640kHzでよく聞こえている放送はTurkistaniとなっている。文字通りトルキスタン向けのウイグル語やウズベク語放送が出ている。



  
Posted by Hiroshi at 20:23Comments(0)Africa/ME

2009年04月26日

今日もジャミングが一杯

アメリカの中国大陸向け放送「希望之声国際广播電台」に対する火竜ジャミングは連日にぎやかだ。

SOH側が頻繁に周波数を変えているが、追いつけとばかりバンド外での放送はジャミング以外なかなか聞こえてこない。しかし日によってはその強烈なジャミングを抑えて中国語が聞こえてくることもある。

25日は0500台、17300kHzが良く聞こえていた。また26日は0800台に8400kHzでもSOHが確認できている。16日0700台に聞こえたジャミングは:
8400、9000、11300、13970、15840、17300、18320kHz  
Posted by Hiroshi at 18:12Comments(0)Taiwan/China

2009年04月26日

Un ID on 9405kHz

9400kHzでブルガリアがDRM放送をおこなっているが、その5kHz上でペルシャ語と思われる放送が30分間だけ聞こえている。

強い日もあれば弱い日もあるが、よく聞き取れない。21日は強かったが開始を聞き逃した。いつも番組の途中で電波が止まってしまう感じである。
イラン、スリランカの国名がよく出てくるが、殆んどしゃべっりぱなしだ。4月18日が出ていない、19、20日は聞いていない。

4月21日1555から終了までの録音
4月25日1530の開始部分、IDが出ているが・・・。  
Posted by Hiroshi at 10:31Comments(0)Europe

2009年04月25日

VOA Deewa Radio

Pashto語の放送では中身はさっぱり分からない。

しかしアフガン音楽は結構楽しませてくれる。VOAのDeewa Radioは1300-1900に放送されていたが、今は一時間早く、1200-1800に出ている。
タイ送信などで出ており、いつも強力に入感している。

VOA Dewwa Radio
1200-1800 7495, 9310, 9380, 9780

  
Posted by Hiroshi at 23:36Comments(0)Asia/Oceania

2009年04月25日

中国のジャミングあれこれ

最近の海外からの情報を見ていると、中国のジャミングについていろいろなことが書かれている。

日本で聞けばいつでも聞こえるあのうるさいジャミングだが、欧米では冬の間、聞こえなかったハイバンドのジャミングが聞こえるようになったことから、またジャミングを強化したとも書いている。

しかし実際には強化されたわけではなく、そのかけ方が一部変わったというところだろうか。BBCやIBB関連の放送には殆んど火竜ジャミングはかけられていない。
これらの放送にはCNR1が2波以上かけられていることからエコーがかかったように聞こえている。情報にあるような、エコーをかけたジャミングが出ているのではなく、複数の送信所から出ているCNR1が、中継回線の状態により微妙にずれて出ていることから生じている現象と見るのが自然では。

火竜ジャミングは中国の民族音楽を複数曲つなぎ合わせて一時間にし、それを繰り返し流している。以前にも書いたように今年からその、組み合わせが変更されたバージョンも登場しており、たとえば、17300kHzは今までのもの、18320kHzは新しいバージョンと違う音楽が出ている。

4月25日の0500台、17300kHzの火竜ジャミング、バックでSOHが出ているのがよく分かる。バンド外に出ているSOHは24時間放送のニュース専門番組が流されている。

25日0605現在聞こえているバンド外のSOHへのジャミング:
8400、9000、13970、15820、17300、18320kHz  
Posted by Hiroshi at 15:13Comments(0)Taiwan/China

2009年04月25日

Family Radio

中国に次いで数多く聞こえるのが宗教放送局。

短波で放送されている局ではおそらく使用言語の多さではTWRに及ばないが、放送時間の多さから見れば、最大規模ではないか。1000からは7245kHzで日本語放送も出ている。

その中でロシア極東地域から中継されているのが強力に聞こえている。南アジア向けの言語が多く、よく分からない。1100から9900kHzでも聞こえるが、さてどこの言葉なのか。

台湾中継波も多く、ロシア中継と並んで出ている周波数もある。朝鮮語番組は一日3時間放送されている。当然これにも北朝鮮はジャミングをかけている。

9615kHzは1200からインドネシア語が良好、1700からはVORポーランド語が、同じ送信機から1800にWYFRのこれまたポーランドが聞こえている。

この31mbいつものことだが、9650kHzの北朝鮮が出ているときはバンド中スプリアスが一杯、何をしても始末の悪いこと。しかし見方を変えれば貴重な放送、ここまでうそで固めた放送なんて他では絶対聞くことはできない。  
Posted by Hiroshi at 08:10Comments(0)Europe