最近の海外からの情報を見ていると、中国のジャミングについていろいろなことが書かれている。
日本で聞けばいつでも聞こえるあのうるさいジャミングだが、欧米では冬の間、聞こえなかったハイバンドのジャミングが聞こえるようになったことから、またジャミングを強化したとも書いている。
しかし実際には強化されたわけではなく、そのかけ方が一部変わったというところだろうか。BBCやIBB関連の放送には殆んど火竜ジャミングはかけられていない。
これらの放送にはCNR1が2波以上かけられていることからエコーがかかったように聞こえている。情報にあるような、エコーをかけたジャミングが出ているのではなく、複数の送信所から出ているCNR1が、中継回線の状態により微妙にずれて出ていることから生じている現象と見るのが自然では。
火竜ジャミングは中国の民族音楽を複数曲つなぎ合わせて一時間にし、それを繰り返し流している。以前にも書いたように今年からその、組み合わせが変更されたバージョンも登場しており、たとえば、17300kHzは今までのもの、18320kHzは新しいバージョンと違う音楽が出ている。
4月25日の0500台、17300kHzの火竜ジャミング、バックでSOHが出ているのがよく分かる。バンド外に出ているSOHは24時間放送のニュース専門番組が流されている。
25日0605現在聞こえているバンド外のSOHへのジャミング:
8400、9000、13970、15820、17300、18320kHz