2008年01月05日

WRTH 2008

年末にはいつも届くWRTHだが、今年は少し遅くなりようやく本日午後に来た。
昨年より少しページ数が減り、今年は672ページ。

スケジュールなどは変更が激しく多くが違ってしまうが、それはそれでネット上で最新データが得られる今日さして不都合はないようである。

5日、0700過ぎ9435kHzでアラビア語が入感していた。IDは0900まで聞いていたがよく分からない。15230kHzも弱いながらパラで聞えていたことから、アルジェリア放送と推定される。
本来この周波数、フランス送信で、12月にも聞えていたときがある。試験放送ということでしばらく出ていなかったはずだが。
また放送を始めたのか、はてまた試験的に出しているのかは知らないが、放送はイギリス送信が以前からあり、2100の5915kHzで聞こえるアラビア語がアルジェリア放送。以前ここで聞こえるアラビア語はイラン放送だった。

WRTH2007には載っていなかったRadio Algerienneの海外向け放送、2008年ではイギリス送信のみが掲載されている。
これ以外にフランス送信で放送されていると思われるのは:
0400-0700 5960 7295
0700-0800 9435 11625
0800-0900 9435 15230
0900-1100 15230 15615
1600-1700 13830 15165
1700-1800 13830 9610
1800-2000 9610 9820
2000-2100 7175 9820
2100-2300 7175
番組は国内向け放送、長波153kHzの番組などをそのまま短波で中継している。  
Posted by Hiroshi at 18:51Comments(0)Japan

2008年01月05日

ルクセンブルグ効果

長波放送受信をされた方は誰もが経験のあることだと思う。本来出ているはずのない周波数で別の局が混信している現象である。
例えば、時々情報として209kHzのモンゴル局に、マヤークが混信していると言うレポートを散見する。

長波帯では当たり前の現象なのだが、なぜだろうと言う疑問を持つのは当然だろう。このルクセンブルグ効果(現象とも言う)は過去、一級無線通信士の試験問題にも出たことのある知られた事実なのである。

短波帯では同じ送信所からの電波が干渉し一定間隔で、本来送信して無い周波数で聞こえることはよく経験している。

一方長波帯では、受信する周波数よりも強い電波があると、電離層で反射する際に干渉し、混変調を受ける特異な混信現象を、ルクセンブルグ効果と言っている。
一部中波帯でも同様なことが起きるが通常の混信が多くよく分からない。  
Posted by Hiroshi at 11:26Comments(0)Japan

2008年01月05日

Sound of Hope

2200から2400まで、6280kHzであの火竜ジャミングが出ている。しかし毎日ではない。JSTで土日の朝だけ出ている。
同様、0900-1100には9540と11765kHzでも出ている。いずれも「希望之声国際广播電台」が出ているからだ。
2200台はバンド外のSOHのジャミングが殆どスキップしているのか聞えない。そんな中、14410kHzは全く混信もなく、SOHの番組が良好に受信できている。6280、7105/9635(22-23)、7310(23-24)kHzと同じ番組である。

北京五輪まであと216日と言うカウントダウンがあちこちで目に付くようになってきた。このままジャミングを出し続け、中国の都合のいいニュースだけを流し続けることだろう。  more
Posted by Hiroshi at 08:55Comments(0)Taiwan/China

2008年01月05日

Chinese on 4750kHz

日中も結構聞えている中国語、もちろんCNR1「中国之声」である。中波・FMでは24時間放送になっているが、今のところ短波は2000-1730で今までと同じ。

4750kHzでは中国語が2局混信しているのがよく分かる。2200からもほぼ互角で聞えている。殆どは別番組だが、中央のニュース番組などが同時に出ている。
2230-2300のニュースは中国国内全ての中国語で中継される番組の一つだ。このためこの時間は4750kHzも同じ番組が出ているが、一方のほうが約5秒以上も遅れて聞えてくるのがよく分かる。
新聞和報纸摘要が終わり、2300に青海人民广播電台のアナウンス。
青海中国語は1500には聞えなくなってしまう。

4220kHzも2250ごろに開始するのが分かるがこちらは青海人民广播電台の西蔵語が出ている。さすがに2320を過ぎると信号も落ちてくる。1520頃終了しているようだ。  
Posted by Hiroshi at 08:28Comments(0)Taiwan/China

2008年01月05日

Russian on 9885kHz

いくつかの局で、この1月1日から周波数や放送時間の変更が見受けられる。
そんな中、9885kHzでウクライナ語が聞こえると言う情報が出ている。CVCが新しく始めたウクライナ語番組で、Svitle Radioの番組を出しているようだ。
1400-1800の間で、ドイツ送信となっている。

で、早速聞いてみたが、聞えるのはVORのロシア語、よく似ている言語だが、ウクライナ語は全く聞こえない。VORは1500からHindi語、30分休み1600からまたロシア語が出ている。1530からの30分間、キャリアーだけは出ているため、バックでなにやらボソボソ、よく分からない。

9885kHzは1600からもWYFRが出ているはずだが、この時期まだよく聞こえてこない。  
Posted by Hiroshi at 00:46Comments(0)Russia/CIS